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韜晦小僧のブログ 無線報国

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
田舎暮らしの日常生活の記録

手製本活動(その35:製本教室)

2015年08月28日 08時10分48秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その35:製本教室)

平成27年08月27日実施した製本教室の制作模様です。


全体の教室模様です。
今回は欠席のかたが多く、さびしい講座運営となりましたが、少ない分実習内容は充実しておりました。

 


■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。


■おまけ;背表紙に使用する革の下処理模様です。

 

 

 


手製本活動(その34:製本教室)

2015年07月23日 16時01分48秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その34:製本教室)

平成27年07月23日実施した製本教室の制作模様です。


全体の教室模様です。


今回半革装の背の部分に表題を箔押しました。事前に箔押しすると位置づれがありません。

 


■目引き、背固めの工程の丸背・角背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。(角背はこの工程は不要です)

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

⑤最後に和紙を背に貼って完成です。

 

■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

 

■表紙と本体部の合本処理丸背・角背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

 


手製本活動(その33:製本教室)

2015年07月09日 17時14分23秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その33:製本教室)

平成27年07月09日実施した製本教室の制作模様です。


全体の教室模様です。


前回の講座で布の裏打ち作業を実施しましたが、裏打ち結果とその後処理模様です。

 

■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。

①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。
 今回は白紙の用紙を使用します。

②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。

③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。

 


■目引き、背固めの工程の丸背・角背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。(角背はこの工程は不要です)

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

⑤最後に和紙を背に貼って完成です。

 


■表紙の作成工程(紙装)の角背・丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏・背の型紙を切り出します。
  丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。
 背幅については、前工程にて測定したデータをそのまま使用します。

②今回は事前に自分で用意した裏打ちした布を使用し、この切り出した黄ボール紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。


 

 


手製本活動(その32:製本教室)

2015年06月25日 19時33分04秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その32:製本教室)


平成27年06月25日実施した製本教室の制作模様です。


完成した生徒作品見本です。今回は半革装1冊と紙製表紙2冊の丸背・角背製本です。
今回半革装には初めて箔押しを行いました。
みなさん全体的には大変きれいな出来栄えです。

 

本日は、製本自体ではなく、マーブル染め・箔押し・布の裏打ちといった製本に必要な基本的な技法の講習会をおこないました。
なお、途中でデジカメのバッテリィがなくなったので、マーブル染めについては3月実施のもので代用します。

■布の裏打ちの工程

 

■箔押し作業の工程

 

■マーブル染めの工程

 

 


手製本活動(その31:製本教室)

2015年06月11日 21時18分39秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その31:製本教室)

平成27年06月11日実施した製本教室の制作模様です。


全体の教室模様です。


生徒さんの作品が中国新聞のマイギャラリコーナーに掲載されました。


今回は完成した生徒さんの作品です。布は自分で裏打ちしたものを使用され、大変きれいな出来合いとなりました。


特別コースとして、題字に箔押をおこないました。やっと上製本として完成です。

 

■表紙と本体部の合本処理丸背・角背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

 

■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。

①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。
 今回は白紙の用紙を使用します。

②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。

③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。