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どうしたの、先生方

2010-09-30 | ニュース 社会

小学教諭、道徳授業で脅迫文作らせる 新聞活字切り張り(朝日新聞) - goo ニュース

●山梨県韮崎市の市立小学校で、5年生の担任の40代の男性教師が、道徳の授業で児童に「脅迫文」を作らせていたことがわかり、同校校長と市教育委員会が口頭注意した。教師は黒板に文面を書き、児童に新聞から切り取った文字を文章通りに紙にはらせていた。教師は「共同作業の大切さを学んでほしかった」と説明しているという。

これが呼吸の授業?生徒の口と鼻ふさぎ失神(読売新聞) - goo ニュース

●横浜市教委は30日、同市青葉区の市立中学校で、男性教諭(50)が理科の授業中、呼吸の大切さを教えようと1年の男子生徒(12)の口と鼻を手でふさぎ、気を失わせたとして戒告の懲戒処分にしたと発表した。市教委によると、教諭は6月24日、1年生38人に「呼吸について」の授業をした際、生徒を立たせ、背後から右手で口と鼻をふさいだ。生徒は教諭の手をたたいて苦しいと訴えたが、教諭が「もう少し我慢しろ」と続けたため意識を失った。意識はすぐに戻り、授業は続けられた。

一つ目の記事は朝日新聞から、二つ目は読売新聞より引用した。先日、愛知県の小学校で「18人の子どもを1日に3人ずつ殺すと、何日で全員を殺せるでしょう」という授業が問題になった際、このブログで学校に抗議する保護者を非難したことがあったが、今日の二つの記事を読んでいると、「最近の先生はどうなってしまったの?」と思わざるを得ない。どちらの先生も「子ども達にこれを教えたい」という視点は間違っていないように思う。間違っているのは、前者では「取上げる例文」で新聞の切り文字=脅迫文と短絡的に考えるのも分からなくはないが、もう少し視野を大きく持たないと今の時代は自分の首を絞めることになるだろう。後者の先生は少しお粗末過ぎる。後日、生徒の体に異状でも出ようものなら「深く反省」どころの話じゃなく、それこそ警察沙汰だ。

今日の一枚も、「おのぼりさん、最終日」です。

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