カンボジア人女性、経験を基に強制売春の撲滅運動(トムソンロイター) - goo ニュース
「カンボジアでは最大5万人が売春に関わっており、少女の少なくとも40人に1人が性的産業で働かされている。向こう1年間で世界中で200~400万人の女性や子供が性産業に売られる」日本で生活をしていてこのような文章に出会うと、遠い国の出来事で実感が湧いてこないのも事実である。しかし考えて見ると、日本でも親の借金などで遊郭に女性が売られたりしていたのは、それ程遠い昔ではない。今でも自分から進んでお金を稼ぐためにその種の場所で働く女性がいるが。しかしこの文章では「女性はおもちゃではない、尊厳のある生き方を望むなら売春や暴力はあってはならない」とあるので、上の文の今でも‥は男の身勝手な解釈となるのだろう。勿論、私も女性に尊厳のある生き方をしてほしいのは言うまでも無い。国が豊かになるのと合わせて、教育に力を入れるのが一番の解決策だと思うが、それまでの具体策として私が思うのは、女性自身がそのような場所で働かされている女性を差別をしない、男性(特に日本人)は旅行先で金で女性を買わない、夫や親が売春で儲けた金で生活をしている女性や子供は、人の人生の犠牲の上に自分の今の生活があるということを胸に刻み付けて生きること。少なくとも生活のためのお金を稼ぐ手段は自分の判断で選べる国に早くなってほしい。
今日の一枚は、京都・先斗町です。