写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

2児遺棄・続編

2010-07-31 | ニュース 社会

「育児放棄し殺してしまった」逮捕の母親 大阪2児変死(朝日新聞) - goo ニュース

昨日と同じく大阪で起きた2児遺棄事件について。昨日の「無念としか言いようがない」では風俗のお店で働く小さな子どもさんがいる女性は子供を何処に預けているのだろうか、行政もしっかりとした預けられるところの確保をしてほしい。と書いたが、どうやらこの事件の容疑者は子育てが嫌になって「育児放棄」に走ったようだ。幼い子どもが餓死に至るまでの様子など、警察官だって仕事じゃなければ知りたくも無いだろうに。

●下村容疑者は6月下旬ごろ、2人を残したままマンションを出たと供述し、「ご飯も水も与えなければ生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことによって殺してしまった」と話しているという。 遺体は腐敗や白骨化しており、一部ミイラ化していた。司法解剖の結果、死因は不詳で、死後1~2カ月たっていた。胃や腸に食料は残っておらず、府警は少なくとも数日間は何も食べておらず、餓死の可能性もあるとみている。骨折や皮下出血など外傷はなかった。遺体発見時、2人は部屋の中央付近に裸で仰向けに倒れ、布団などは敷かれていなかった。

朝日新聞の記事より引用した。この容疑者には真相が解明され次第、法に則って罪を償ってもらうとして、今日問題にしたいのは大阪市子ども相談センターが下村容疑者が住んでいることすら把握できなかった、不動産管理会社が部屋のオーナーから借り上げて第三者に転貸する「サブリース」物件のことだ。風俗の会社が部屋を借り上げて下村容疑者」に住まわせてるにしても、履歴書は取っているはずだし、不動産管理会社に住人の氏名や家族構成・連絡先を届けるの当然のことではないか。また不動産管理会社が「下村さんが誰なのかはこっちが聞きたい」ととぼけた発言をしているが、今まではそれでよかったにしても、今後は条例などで警察などからの問い合わせがあった場合に常に住人のことが分かる状態にしておくべきではないのか。

今日の一枚は「7月の花・睡蓮」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
  

無念としか言いようがない

2010-07-30 | ニュース 社会

「泣き声」通報3回、相談所訪問でも救えず 2児変死(朝日新聞) - goo ニュース

九州の「赤ちゃんポスト」が赤ちゃんを捨てに来た人の追跡調査などをせずに設置時の理念のまま維持されていたならば、この事件の子どももひょっとしたら今でも生きていた可能性があるのではないか。大人や役所が些細なことにこだわって「子どもを生かす」という本来の目的を見失った結果、あれから何人の子どもが殺されたことやら。

●大阪市こども相談センターへの1回目の通報は3月30日朝9時ごろ、近隣住民を名乗る匿名の女性からの「3階の一室から夜中によく泣き声が聞こえる」という内容。翌日午後3時ごろ、センターと西区の職員2人が現場の部屋を訪問したが、応答はなく、部屋に人がいる気配は感じられなかったため、引き揚げた。センターは翌4月1日午前10時ごろと同2日午後6時ごろにも訪問したが、状況は変わらなかった。 2回目の通報は4月8日午後7時ごろ。同じ匿名女性から「泣き声が夜中に聞こえるんです」。センター職員が訪問したのは翌9日午後2時ごろで、やはり人の気配がなく、引き揚げた。 3回目は5月18日午前5時半ごろ。同じ女性から「今、泣き声がしている」と連絡があったが、センター職員が訪問した午後3時ごろには、物音は聞こえず、人が住んでいるのかどうかすら確認できずじまいだった。通報は3回とも、2009年9月に開設された24時間対応の「児童虐待ホットライン」に入った。 センターの担当者は「家庭訪問は夜中に行く場合もあるが、こちらとしては通報を受けてから48時間以内に確認をする、という決まりになっている。3回目の『今泣いている』という通報の時には本当にすぐ行けなかった状況だったのか検討しなければいけない。私たちもものすごくつらい思いでいる」と話した。

朝日新聞の記事より引用した。相談センターを批判するのもバカらしくなってくるが、「通報は48時間以内に確認するという決まりになっている」。今回も決まりには従っているのでセンターのミスはないということだろう、馬鹿らしくなって誰も通報しなくなるのを待っているのか。それよりも今回のように風俗で働く女性が子供を預けられる施設はあるのだろうか。私はその辺のことは詳しくはないが、かなりの数の子ども達が親のいない部屋で置いてきぼりにされているのではないだろうか。子供には親を選べないのだから、行政はしかるべき調査をし、これらのこども達に暖かい手を差し伸べて欲しいものだ。それこそが民主党がいう「子供は社会が育てる」ということになるのだろう。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
  

死人の年金を貰い続ける

2010-07-29 | ニュース 社会

「111歳」は30年前死亡?自宅に白骨遺体(読売新聞) - goo ニュース

今日のニュースで、全受給者と加入者に一人一つずつ割り当てられているはずの基礎年金番号が成人人口より123万件多いことが判明したとある。死んだ人の番号は届出がない限りずっと存続し、年金の支給が続くことになる。今日取上げた記事はまさにその一例だろう。

●今年7月22日に111歳を迎え、男性では東京都の最高齢者とされていた足立区千住5の無職加藤宗現さんが今月28日、自宅で白骨遺体で発見され、警視庁千住署が保護責任者遺棄致死容疑で捜索していたことが、捜査関係者への取材でわかった。同署は加藤さんが1980年頃に死亡し、そのまま放置されていたとみている。加藤さんの妻(2004年8月に死亡)は元教師で、加藤さん名義の銀行口座には今年6月までにかけて妻の遺族共済年金計約940万円が振り込まれ、うち約270万円が引き出されていたことが確認されたという。年金が申請された当時、加藤さんは既に死亡していたとみられ、同署は、年金を不正受給していた疑いもあるとみて捜査している。

読売新聞の記事より引用した。この加藤さんは足立区の最高齢者だったようで、厚生労働省にも毎年報告し健康高齢者の表彰のお祝いの商品券を贈っていたという。今年の2月に担当の民生委員から「本人に面会できない」という訴えがあるまで、役所の人間が最高齢者を訪問したこともないというのもおかしな話だが、この訴えがなければ、あと何年ぐらい「生存している」と言い張ったのだろうか、この家族は。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
  

虐待と無職

2010-07-28 | ニュース 社会

長男にオイル、火つける 寝屋川 殺人未遂容疑で父逮捕(産経新聞) - goo ニュース

以前にも書いたが、なんで大阪は子どもへの虐待事件が多いのかが気になっていた。最近の同種の事件で多いのが「親が無職」という事実だ。今日の事件も親が無職となっている。どうやって生活をしていたのかと思ったら、読み進んでいくうちに「生活保護」を受けているということだ。「生活保護受給者の多さ=虐待事件の多さ=大阪」という図式になるかどうかは分からないが、無職の男親がいらついているような気がする。

●大阪府中央子ども家庭センター(児童相談所)は平成17年4月ごろから、学校からの通報で倉岡容疑者の長男に対する虐待を把握。20年2月には長男が顔を負傷したため、兄妹を一時保護していた。その後、倉岡容疑者が「暴力をふるわない」と約束したため、親元に兄妹を帰すとともに、倉岡容疑者と今年2月下旬までに計10回の面接を実施していた。児相の神田真知子所長らは府庁で会見し、「重大な結果を厳粛に受け止め、再発防止に取り組みたい」と述べるとともに、面接を終えた後に事件が起きたことについて「なぜ、衝動的にそのようなことをしたか分からず、予見は難しかった。問題点がなかったか検証したい」と釈明した。

産経新聞より記事を引用した。児相の神田所長の「予見は難しかった。問題点がなかったか検証したい」という発言にはただただ「唖然」とする。通り一遍等のお役所仕事を5年間続けた結果が図らずも出てしまったという事だろう。最初にも書いたが、無職の父親が妙にいらついていて、そのはけ口が虐待となって子どもに襲い掛かっている。やはり、家庭の幸せは両親がしっかりと働いてこそのものなんだろう。景気がもう少し良くなって、小さな子どもが親のはけ口の犠牲にならないようになってほしい。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
   

秋葉原事件・被告人質問

2010-07-27 | ニュース 社会

加藤智大被告「現実で相手おらず、掲示板依存」(読売新聞) - goo ニュース

掲示板の人間関係というのが良く分からない。仮に非常に考えの合う相手が出来たとしても、所詮「言葉の上だけの関係」ではないのか。それらの人間に嫌がらせを受けたといわれても、私などの理解を越えるところなのかもしれない。

●自分が利用していた携帯サイトの掲示板について、「自分が自分でいられる場所だった。現実で本音を言える相手がおらず、掲示板の人間関係が重要だった」とし、「掲示板で嫌がらせを受け、事件を起こすことで嫌がらせをやめてほしいという気持ちを伝えたかった」と動機を語った。事件を起こした背景に「母親からの育てられ方の影響があった」とし、幼少期から受け続けた厳しいしつけの数々を列挙し、「屈辱的に感じることもあった」と証言した。

読売新聞の記事より引用した。引用文の後半の「母親」に関する部分は、彼の年齢からしてとっくに乗り越えていないと。理想的な両親に育てられる人間なんて、殆どいないんだし、傍からはそのように見えても本人はそう感じていない場合もあるし。今さら親も迷惑だろう。現実の友達が出来ないことが掲示板にのめりこんで行った原因だというのも、素直にはいただけない。友達のいない人間などは数多くいるし、それでもネットの世界は「現実ではない、遊びの場所」と割り切ってる者が殆どであろう。やはり、不安定な仕事が彼を追い詰めていったと見るのが正しいように思う。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
   

恥を捨て、悪で儲けて。

2010-07-26 | ニュース 社会

伝票にMA米…「もしや」 農水省職員、事故米見破る

未だに事故米を食用として高値で売り抜けている会社が存在していたことに、ただただ唖然とする。今度の事故米も焼酎用に回されたようだが、新聞記事などでは必ずといっていいほど「いまのところ健康被害は確認されていない」という言葉がついて回る。私も焼酎を飲むが、芋焼酎なので大丈夫なのか、それとも芋焼酎にも米を使うのかと不安になってくる。

●台帳をたぐると、偽装は計3155トンにのぼっていた。この3155トンを含む5251トンについて農水省は08年11月、「飼料用に使われたことを確認した」と発表していた。それだけに、偽装の発覚について協議する農水省の幹部会議は重苦しい雰囲気に包まれたが、公表と告発に反対する意見は出なかったという。「結果的には2年前の自分たちの失敗を掘り起こすことになったが、偽装を今になって見抜くことができたと前向きにとらえ、今後に生かしたい」。農水省幹部の一人は言った。

朝日新聞の記事より引用した。農水省の一人の職員の勘と2008年の事故米問題の後に出来た「流通監視チーム」が悪を見破った。それにしてもカビの生えた米でも食用に回してしまう人間とはどういう人物なんだろう。どんな気持ちで仕事をしているのだろうか、儲かれば何でもいいのだろうが、「恥」という言葉などその辞書にはないのだろうが、家族には「あそこの焼酎は事故米から作られているので買うな」とでも言っているのだろうか。恥を捨てて、悪で儲けて、その家族は本当に幸せといえるのだろうか。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
   

かんべんしてよ。

2010-07-25 | ニュース 社会

車内に忘れられ熱中症?介護施設利用の81歳死亡 千葉(朝日新聞) - goo ニュース

介護施設というところは、ボランティアでデイサービスを利用する人を送迎しているのだろうか?もちろん、ボランティアでも外気温が35度もする日に、車の中にお年寄りを置いてきぼりにしてはいけないだろうが。

●24日午後5時40分ごろ、千葉県木更津市羽鳥野7丁目の介護施設「めぐみの家」から「利用者の女性が車の中で死んでいる」という通報が、県警木更津署にあった。同署は施設側が車から女性を降ろし忘れ、熱中症で死亡した可能性があるとみて調べている。調べでは、亡くなったのは同市貝渕1丁目の宇田川美知子さん(81)。宇田川さんはデイサービスを利用するため同日午前8時45分ごろ、自宅に迎えに来た同施設のワゴンタイプの普通乗用車に乗り、同9時15分ごろ施設に着いたという。同日午後5時ごろになって施設の職員が宇田川さんの姿が見当たらないのに気がついて捜したところ、乗用車の後部座席で意識のない宇田川さんを見つけたという。

朝日新聞の記事より引用した。親がパチンコ店の駐車場の車の中に小さな子どもを置き去りにしたまま遊戯に熱中するあまり、子どもを死なせてしまったという事件はたまに報道されるが、デイサービスの利用者を迎えにいって、車から降ろさずに8時間も車の中に置きっ放しにしていて死亡させてしまったとは、あまりにも恐ろしいというか、ずさんというか、とんでもない介護施設だ。こういうところで働く人の待遇面については、昨今いろいろいわれているが、それとこれとは別問題で、仕事として給与を貰って働いている以上はもう少し真面目に仕事に取り組んで欲しいものだ。また、警察はしっかりと捜査をしてほしい。暑さの中で、おそらくは車から脱出も出来ずに死んでいった宇田川さんの無念を晴らすためにも。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
   

警官の、ナイスな判断。

2010-07-24 | ニュース 社会

「死んじゃう」空腹耐えかね男児万引き 父らに傷害容疑(朝日新聞) - goo ニュース

相変わらずなくならない子どもへの虐待。容疑者が必ず言うことが、「しつけ」のつもりだったという言葉だ。あえて言わしてもらうと、「人のしつけができるほどの人間か、お前らは」。

●小学5年生の男児(11)に殴るけるの暴行を加えたとして、神奈川県警戸塚署は23日夜、横浜市戸塚区原宿1丁目の佐々木加奈江(36)と、男児の父親の大塚明(34)の両容疑者を傷害の疑いで逮捕し、発表した。2人は「しつけのつもり。警察が騒ぐことじゃない」と容疑を否認しているという。 男児は「このままでは死んでしまう」と23日朝に家を抜け出し、コンビニエンスストアでおにぎり2個とパンを万引き。通報で駆けつけた警察官が男児の体のあざを見て不審に思い、事情を聴いたところ暴行が明らかになった。男児は18日から何も食べ物を与えられていなかったと話しているという。

朝日新聞の記事より引用した。究極の選択とはいえ、この小学5年生の男の子の取った行動は結果的には良かったのではないか。通報で駆けつけた警察官もよく勘を働かした、いい行動だ。この事件の場合は男親と継母という、よくあるパターンとは逆だが男親が情けないということか。「虐待」と「しつけ」の違いだが、子どもを殴ることでのしつけなどはない、よく先生がしつけと称して暴力を振るうのと同じだ。腹が立つから殴るのであって、「しつけ」は後で取ってつけた言葉だ。例えば、いたずらをしたので相手に言い聞かせて手に「しっぺ」をするのはしつけだが顔を殴るのは暴力だ。裁判員裁判でも「虐待」の事件を裁くことがあるようだが、子どもが死ぬほどのしつけなど絶対にないということを肝に銘じて欲しい。あれは単なる、言い逃れだ。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
   

二つの懲戒処分

2010-07-23 | ニュース 社会

「会って欲しい」中3女子にメール1千通 教諭を戒告(朝日新聞) - goo ニュース

三重県教育委員会の二つの懲戒処分を考えてみたい。

●重県教育委員会は22日、飲酒運転をした県立宮川高校の男性講師(54)を停職70日、勤務する中勢地域の中学校の女子生徒にメールを送り続けた男性教諭(52)を戒告とする同日付の懲戒処分を発表した。県教委によると、男性講師は6月27日午後8時半ごろ、飲食店で生ビール中ジョッキ1杯を飲んだ後、約10キロ離れた自宅まで乗用車を運転した。店にいた人が高校に通報し、校長が確認したところ飲酒運転を認めた。また、中学校の男性教諭は2008年10月ごろ、部活動の指導をした3年生の女子生徒に好意を抱き、卒業する直前から1年間ほど「会って欲しい」などと書いたメールを約1千通送った。今年4月、女子生徒の保護者が中学校に相談して発覚した。

朝日新聞の記事より引用した。この二つの懲戒処分を不思議に思うのは私だけだろうか。これが一般企業ならば、この処分でもいいのかもしれないがこれは教育委員会の処分である。昨今は飲酒運転に対して厳しくなっているのは分かるので、この高校講師の処分は仕方がないとしても、教え子の中学校の女子生徒に1000通ものメールを送り続けた52歳の男性教諭の「戒告」処分はどういうことか、前者が70日の停職ならばこちらは「休職」でもおかしくはないだろう。女子生徒の精神的の受けた傷(気持ちわるさ)を考えれば、それぐらいの処分が当然であろう。三重県教育委員会は自分達が誰を相手にどういう仕事をしているのかが、理解できていないのではないか。それとも三重県の先生というのは、誰も同じ様なことをしているので身内に甘いのだろうか。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています
  

なんで、執行猶予?

2010-07-22 | ニュース 社会

強制わいせつの「見守り隊」72歳に有罪判決(読売新聞) - goo ニュース

このブログで裁判に関してよく書いていることだが、反省の態度を示したり、現物の弁済をしていたリすると、裁判官の印象が非常に良くなるようで大幅に減刑された判決になったり、執行猶予がつくことが多い。この記事の事件のそうだ、「謝罪の姿勢を示している」との事で執行猶予がついた。

●小学生の登下校の安全を見守るボランティア「見守り隊」の活動で知り合った女児の体を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた京都府城陽市、無職山本義信被告(72)に対し、京都地裁は22日、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。永井健一裁判官は「無警戒の女児の心情につけ込んだ悪質な犯行だが、謝罪の姿勢を示している」と述べた。判決によると、山本被告は、女児が13歳未満であることを知りながら3月13日夕、自宅に呼び出した女児の胸を触るなどした。永井裁判官は判決理由で「女児は、日頃からかわいがられ、慕っていた被告に裏切られたことで精神的に不安定になり、不眠や抑うつなどで通院を余儀なくされた」と結果の重大性を指摘した。

読売新聞の記事より引用した。ボランティア「見守り隊」の立場を利用して小学生の女児にいたずらをするとは、情けないにもほどがある。自分の孫ほどの年齢の女児に「ごめんね」と謝罪をしたとでもいうのか。最初にも書いたが、「刑が軽くなるなら、それこそ猿でも反省をする」。前例に照らしたワンパターンの裁判はいい加減に卒業したらどうか、これが裁判員裁判だったら執行猶予はつかなかったのではないだろうか。こういう犯罪者には、24時間居場所が分かる器具を足首にでもつけたほうが、小さな子どもを持つ親たちも安心するのではないか。

今日の一枚も、「7月の花・はす」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています