「育児放棄し殺してしまった」逮捕の母親 大阪2児変死(朝日新聞) - goo ニュース
昨日と同じく大阪で起きた2児遺棄事件について。昨日の「無念としか言いようがない」では風俗のお店で働く小さな子どもさんがいる女性は子供を何処に預けているのだろうか、行政もしっかりとした預けられるところの確保をしてほしい。と書いたが、どうやらこの事件の容疑者は子育てが嫌になって「育児放棄」に走ったようだ。幼い子どもが餓死に至るまでの様子など、警察官だって仕事じゃなければ知りたくも無いだろうに。
●下村容疑者は6月下旬ごろ、2人を残したままマンションを出たと供述し、「ご飯も水も与えなければ生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことによって殺してしまった」と話しているという。 遺体は腐敗や白骨化しており、一部ミイラ化していた。司法解剖の結果、死因は不詳で、死後1~2カ月たっていた。胃や腸に食料は残っておらず、府警は少なくとも数日間は何も食べておらず、餓死の可能性もあるとみている。骨折や皮下出血など外傷はなかった。遺体発見時、2人は部屋の中央付近に裸で仰向けに倒れ、布団などは敷かれていなかった。
朝日新聞の記事より引用した。この容疑者には真相が解明され次第、法に則って罪を償ってもらうとして、今日問題にしたいのは大阪市子ども相談センターが下村容疑者が住んでいることすら把握できなかった、不動産管理会社が部屋のオーナーから借り上げて第三者に転貸する「サブリース」物件のことだ。風俗の会社が部屋を借り上げて下村容疑者」に住まわせてるにしても、履歴書は取っているはずだし、不動産管理会社に住人の氏名や家族構成・連絡先を届けるの当然のことではないか。また不動産管理会社が「下村さんが誰なのかはこっちが聞きたい」ととぼけた発言をしているが、今まではそれでよかったにしても、今後は条例などで警察などからの問い合わせがあった場合に常に住人のことが分かる状態にしておくべきではないのか。
今日の一枚は「7月の花・睡蓮」です。