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人件費の請求はおかしい。

2010-05-31 | ニュース 社会

万引き弁償「厳罰化」 店が警備費上乗せ請求(朝日新聞) - goo ニュース

岡山のスーパー・トライアルで「万引き客から金を脅し取った事件」は新聞で読んだが、とんでもない事が現実に起こっているようだ。もちろん、一番悪いのは万引きをする客なのは言うまでもないのだが、万引き犯に対応した警備員や店側の人間の人件費までなんで請求できるんだ、おかしな話だ。

●中部地方を中心にチェーン展開する書店の三洋堂(名古屋市)は05年8月から、万引き客に対し、商品代に加え、監視し始めてから警察に引き渡すまでの人件費の請求を始めた。全約90店で、04年に売り上げの1.11%を占めた万引きを主とする損失率が、07年には0.73%に減った。 ディスカウント店20店を展開するPLANT(福井県)も、警察の勧めで08年7月から同様に人件費の請求を始め、被害が半減した。それでも回収額は約2年間で100万円に満たないという。

朝日新聞より記事を引用した。記事にあるように警察が人件費の請求を店側に勧めているようだが、どんな法律的根拠に基づくものなのか、記事を書いた記者は取材したのだろうか。こんな事が許されるのなら、事務所で万引き犯の周りを10人ほどで取り囲めばいい収入になること請け合いだ。思うに、警察官は退職後に警備会社に就職する事が多いので馴れ合いになっているのではないか。警備員は万引き犯を見つけたら、有無を言わさず警察に通報をし、警察官が到着したら次の監視にかかる。警備員の人件費は給料が出ているわけだから、万引き犯に請求をするなど筋違いもはなはだしい。店側の人間が警察官との対応に立ち会ったとしてもそれは仕事の一部だ。もちろん、最初に書いたように「万引き犯」が一番悪いのは当然だ、そのためにも未成年の場合でもその親などを呼んだりせずに、警察に引き渡せばいい。どうせ警察が親に連絡するのだから。

今日の一枚も、「川辺の風景」です。

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忖度(そんたく)?

2010-05-30 | ニュース 社会

民主・辻副幹事長、検察審事務局に接触図る(読売新聞) - goo ニュース

民主・辻副幹事長、検察審事務局に接触図る

読売新聞より記事を引用した。「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件では民主党の議員から必ずといっていいほど小沢幹事長の気持ちを「忖度」したと思われる発言が出てくる。今回は、副幹事長の辻恵衆議院議員(61)だ。検察審査会の事務局に圧力をかけ、「衆議院議員会館の事務所に来るよう」に言ったという。分からないのは、今の時代にそんな事が表ざたにならないわけがないのに、何を考えているのかなということだ。それこそ誰かが「Twitter」で囁けばそれまでだ。それとも私などが考えるよりもっと意味深くて、そんな事を承知で「小沢幹事長が裏であやつっている」ように見せているのだろうか。

今日の一枚も、「川辺の風景」です。

プロフィールの写真に使っていたネコ「チャトラ」が今朝、死にました。19年と2ヵ月でした。思い出を込めて今日から写真をセピア色に変えます。

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流されない

2010-05-29 | ニュース 社会

変わる葬儀 費用透明化掲げ流通大手参入(産経新聞) - goo ニュース

記事の主体は、イオンが葬儀サービス事業に乗り出すというものだが、私は島田裕巳氏の考え方に近いので紹介してみます。

●香典は霊前に供えるもので、「香典返しはごく最近できた習俗で、業者がもうかるだけの非合理な方向に向かっている」と指摘。「墓や葬式、戒名が要るのか考えてみると、何となく要るものだとされてきた。よく考えると、なくてもいいかなと、みんなが思い始めている。墓を作らなくてよいならすごく楽になる」と話す。戒名についても「日本にしかない、寺を維持するためにできたシステム。寺と檀家関係がなければ戒名料を支払う必要はない」と言い切る。

産経新聞より記事の一部を引用した。記事によると葬式費用の全国平均は231万円らしいが、もちろんこれにはお墓の費用は入っていない。話として葬式は死んだ者のためではなく、残された人間のために行うのだというのを聞いた事があるが、よく分からないままに「習慣と呼ばれるもの」に流されてしまっているというのが、現状ではないのか。仏教徒でもない人間に何故戒名が必要なのか、山や里山を切り裂いて団地みたいなお墓を造っていくことは自然に対する冒涜ではないか。一人一人が考えて行動することが、くだらない風習から逃れる唯一の道ではないか。自分が思っているように世間は自分たちのことに関心を持っていないものである。葬式は「直葬」で済ませても恥ずかしいという時代ではなくなっている。「流される」生き方は止めようではないか。

今日の一枚も、「川辺の風景」です。

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弱さに付け込む輩

2010-05-28 | ニュース 社会

生活保護者ばかりを集めた過剰診療、不正請求も。医療不況の中、逸脱する「病院ビジネス」の実体(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

何時の時代にも、声を挙げられないのを見越して人の弱さに付け込んで、金儲けをたくらむ人間がいるものだ。そして当人は「俺は目端が利いて、頭も良く、金儲けの才能がある」と、うそぶいている。

●なぜ生活保護受給者ばかりを集めるのか? 私たちは歯科医院の事情を知る人物にたどり着いた。その人物は「生活保護者をターゲットにすれば、取りそこね無く、安定収入になる」という。自己負担が無いため、過剰診療を行っても問題になりにくいのだという。この歯科医院では、差し歯で済む治療を入れ歯にしたり、1回で済む治療を10回に分けたりするのだという。

DIAMONDonlineから引用した。生活保護受給者の事は度々このブログでも書いているが、犯罪に近い事に利用されても声を挙げようとはしない。問題が発覚して自分の生活保護費まで取り消されるのを恐れての事だろうか。この記事に出てくる医療行為は犯罪になるのかどうか私にはよく分からないが、悪質である事は確かだろう。そしてこれからも無くならないことも事実だろう。医療や介護など、個人の負担以外の費用を自治体などに請求するシステムは「人間性善説」に基づいているのであろうが、私は「人間性悪説」の方が現実を映し出していると考えるので、その差を埋めるためにも「違反者には二度と立ち上がれないほどの厳しい罰則」が必要ではないだろうか。

今日の一枚も、「川沿いの風景」です。

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いつか来た道

2010-05-27 | ニュース 社会

上海万博に偽障害者=優先入館狙い、地元紙が戒め(時事通信) - goo ニュース

このニュースを読んでいて、何年か前にテレビで駐車場確保のために「障害者用の駐車券」を悪用する人たちの話題を取上げていたのを思い出した。もちろん、日本での日本人の話である。

●人気パビリオンに連日長蛇の列ができている上海万博会場で、車いすに乗って身体障害者を装い、優先ゲートから入館するケースが相次いでいるもようだ。中国共産党上海市委員会の機関紙・解放日報と上海の有力紙・文匯報が26日、現場を目撃した大学生の投書をそろって1面に掲載し、不道徳を戒めた。 上海音楽学院の学生だという劉さんが市の幹部にあてた投書によると、ある国家館の障害者用ゲートで20日、障害者1人につき家族1人という規則にもかかわらず、2、3人の家族が付き添っているケースを多数発見。さらに、入館するやいなや、車いすから「障害者」が立ち上がり、大またで歩きだす光景を目撃し、「ホスト国の国民として苦々しい思いをした」と訴えている。

時事通信の記事を全て引用した。テレビでは相変わらず中国を茶化すような発言が多いが、殆どの事柄は「いつか来た道」である。この記事の「ホスト国の国民として苦々しい思いをした」と発言している若者のような人間がだんだんと増えてきて、中国の社会もよりよいものになっていくのだと思う。

今日の一枚は、「川沿いの風景」です。

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かなわんな、こんな奴。

2010-05-26 | ニュース 社会

「誰でもよかった」パチンコ店で男性刺し死なす(読売新聞) - goo ニュース

大阪でまたしてもとんでもない事件が起きた。「誰でもよかった」のフレーズはまるで「秋葉原」の無差別殺傷事件と同じだ。

●25日午後9時頃、大阪市旭区千林のパチンコ店「パーラー千林」の女性店員から「店内で男性が血を流している」と110番があった。男性は病院に運ばれたが、首を刃物で切られており死亡が確認された。駆けつけた旭署員が、店のすぐ外で座り込んでいた同区今市の自称無職・小西英雄容疑者(35)に事情を聞いたところ、「自分が刺した」と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。小西容疑者は「男性と面識はなく、生きるのが嫌になった。誰でもよかった」と供述。同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。

読売新聞の記事より引用した。記事によると、この犯人の小西容疑者(35)は以前にもナイフを使った事件を起こしており、亡くなられた津田智久さん(43)は災難としか言いようがない。「生きるのが嫌になった」のなら、自分で自分の始末をつけることだ。他人を巻き込んで国に処刑してもらおうなんて考えるな。こういう人間に限って裁判になれば、控訴を繰り返して生き延びようとするような気がする。嫌な事件だ。

今日の一枚も、「上鴨神社」です。

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悲惨、理解の外。

2010-05-25 | ニュース 社会

【虐待はどんな傷を残すのか】(3)ネグレクトからの救出(産経新聞) - goo ニュース

こんな凄まじいまでのネグレクトがあったなんて、私の理解をはるかに超えている。私の記憶では昭和47年といえば日本全体が貧しかったという時代はとうに過ぎていたのではないのか。現在の北朝鮮などの貧しい国では起こっても不思議ではない気もするが。

●38年前の昭和47年、中部地方の小さな町で6歳女児と5歳男児の姉弟が実父により、犬小屋同然のトタン小屋で1年半にわたり監禁される事件があった。当時の報道などによると、左官だった37歳の父親は酒びたりで、39歳の実母がミシンの内職をしていた。子供7人が毎年生まれ、母親は子育てを投げ出した。姉弟は排泄(はいせつ)のしつけさえできておらず、「畳を汚す」と怒った父親はトタンで囲った屋根のない小屋を建て、むしろを1枚敷き、毛布1枚を与えて閉じ込めた。食事は小皿に盛られ、1日1、2回。当初は姉弟の下の乳児も一緒だったが、肺炎で死亡した。見かねた住民が町役場へ連絡した。救出時、2人は丸裸で骨と皮だけになり、仮死状態で横たわっていたという。

産経新聞より記事を引用した。なんとも、最近よく報道されている「虐待」も可愛く思えるほどの出来事だ。もしかしたら現代の虐待も「周囲の目」がそれ程なかったなら、この記事のように悲惨な状態にまで至ってしまうのだろうか。記事にある「愛着は親とだけでなく施設の保育士や里親とも結び直せる。人間は変われる」という言葉には同感だ。虐待されている子どもはその親と離して育てる方が本人のためだといえる。

今日の一枚も、「上鴨神社」です。

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今日も、大阪。

2010-05-24 | ニュース 社会

大阪市職員、母と万引き連携プレー…見つかる(読売新聞) - goo ニュース

昨日大阪は、子どもへの虐待も万引きも相変わらず多いという話を書いたが、ニュースを手繰っていると今日も大阪物の発見だ。

●大阪市東淀川区のスーパーでビールや食料品などを万引きしたとして、東淀川署は23日、同市環境局職員の山本信義(42)(同区西淡路)、母親の無職ナツ代(66)(同区東中島)の両容疑者を窃盗容疑で現行犯逮捕した。山本容疑者がレジ近くに陳列していた米を購入し、店員の目をそらしたすきにナツ代容疑者が、脇の通路から外に出る“連携プレー”を試みたが、事前に「万引きGメン」の女性警備員(56)が、2人の様子を不審に思って警戒。2人が店外に出たところで呼び止め、通報で駆けつけた同署員に引き渡した。

読売新聞より記事を引用した。この42歳の公務員、結婚しているのか独身かは知らないが、いい年をして母親との万引きの共同作業とは、とても初心者の手口とは思えない。テレビでは見たことがあるが、「万引きGメン」って本当にいるんだな、と妙なところに感心するニュースであった。

今日の一枚も、「上鴨神社」です。

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大阪の「子ども虐待」

2010-05-23 | ニュース 社会

乳児を虐待容疑、両親を逮捕 頭の骨折る 大阪・城東

大阪という所はなんでこんなに「子どもへの虐待」が多いのか、「引ったくり」も多いが。社会人としての自覚のない男女が「出来ちゃった婚」でいやいや子どもの親となっているのか。

●大阪市城東区の自宅マンションで当時0歳の長女(1)の頭の骨を折るなどの重傷を負わせたとして、大阪府警は22日、同区中央3丁目、父親で会社員の三浦訓之(のりゆき)容疑者(24)と、母親の理恵容疑者(24)を傷害容疑で逮捕し、発表した。2人は容疑を否認している、としている。長女は現在、市こども相談センターが乳児院で保護しており、ほぼ回復しているという。

朝日新聞取記事を引用した。記事にもあるが、夫の方はおおよそ虐待を認めているが、母親の方はしらを切っている。虐待の事件ではよくあるパターンだ。この事件に関しては病院の医師と大阪市こども相談センターの早めの連携が1歳の女の子を助けた結果になった。出来る事なら両容疑者が罪を償った後も、女の子は両親には返さないで、施設で育てて欲しい。生きる権利を保障してあげて欲しい。

今日の一枚は、「上鴨神社」です。

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罪状が違うのはどうして?

2010-05-22 | ニュース 社会

パチンコ中に乳児放置し死亡、母親に実刑判決 秋田地裁(朝日新聞) - goo ニュース

●パチンコをするために生後11カ月の長男を車内に放置して死亡させたとされる母親が被告の裁判員裁判で、秋田地裁(馬場純夫裁判長)は21日、懲役2年6カ月(求刑懲役5年)の実刑判決を言い渡した。同じような事件がたびたび起きるなか、子どもを持つ裁判員らが親の立場で、厳しい判決を導いた。

パチンコ店駐車場に放置、乳児を熱中症で死なす…母がついたウソ

●高知県警は13日、パチンコ店の駐車場に止めたクルマの車内に生後6か月の乳児を放置し、熱中症で死亡させたとして、この乳児の母にあたる26歳の女を重過失致死容疑で逮捕した。約3時間30分に渡って放置していたとみられる。

最初は記事は朝日新聞から、二つ目はレスポンスから引用した。秋田県由利本荘市の事件が起きたのは2009年8月。5月21日の秋田地裁の裁判員裁判で求刑懲役5年の対して懲役2年6ヵ月の判決が出たのだが、その逮捕容疑は保護責任者遺棄致死罪。高知市の事件は今年の5月13日に起きたのだが、その逮捕容疑は重過失致死容疑。同じ様に子どもをパチンコ店の駐車場の車の中に置きっ放しにして死亡させた事件なのに罪状が違うのはどうしてなのか。また、毎年のように起きるこの種の事件。女性の来店を煽っているパチンコ店側には何らかの対策を取らせることいは出来ないものか、例えば保育所の設置を義務づけるとか。

今日の一枚も、「葵祭り」です。

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