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情けない裁判官もいたもんだ

2010-09-18 | ニュース 社会

「命の値段」、非正規労働者は低い? 裁判官論文が波紋(朝日新聞) - goo ニュース

くだらないエリート意識のせいか、それとも保険会社からの依頼によるものか、何とも馬鹿げた論文を出したものだ。それとも単なる話題づくりで印税を稼ぐのが目的なのか。

●パートや派遣として働く若い非正規労働者が交通事故で亡くなったり、障害を負ったりした場合、将来得られたはずの収入「逸失利益」は正社員より少なくするべきではないか――。こう提案した裁判官の論文が波紋を広げている。損害賠償額の算定に使われる逸失利益は「命の値段」とも呼ばれ、将来に可能性を秘めた若者についてはできる限り格差を設けないことが望ましいとされてきた。非正規労働者として働き続けても収入増が期待できるとはいえず、雇用情勢が好転しない限り、正社員化が進むともいえないと指摘。(1)実収入が相当低い(2)正社員として働く意思がない(3)専門技術もない――などの場合、若い層でも逸失利益を低く見積もるべきだとした。

朝日新聞の記事より引用した。「雇用情勢が好転しない限り…」と論文を書いた二人も認めているにもかかわらずこんな見解を出してくるようではお里が知れるというものだ。非正規労働者をその「死後」まで差別的に扱って、この二人はどんな溜飲を下げるというのだろう。出来うることならこんな裁判官に当たった場合、拒否することができないものかと思う。

今日の一枚も、「夏の終わり」です。

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