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何なんだ、この政治判断というのは。

2012-12-27 | ニュース 社会

70〜74歳の医療費負担「14年から2割」検討

●特例的に1割に据え置かれている70〜74歳の医療費の窓口負担について、自民、公明両党は26日、来年4月からの2割引き上げ実施は見送り、2014年1月から段階的に2割にする検討に入った。来年夏の参院選以降に先送りすることで、与党内の慎重論を抑える狙いだ。70〜74歳の医療費窓口負担は小泉政権の時に法律上2割になった。しかし自公政権は実施の段階になって、高齢者からの反発を恐れ、政治判断で1割に据え置き、民主党政権もこれを受け継いだ。1割据え置きのために、毎年度約2千億円の税金が投入されている。

朝日新聞より引用した。 何なんだ、この政治判断というのは。先送りするのは自分たちの選挙のためであって、お年寄りの負担を考えてのことでないことは明白だ。勿論、結果的には喜ぶお年寄りは大勢いるだろうが。以前このブログで、年金の引き下げ問題で「政治的判断で引き下げてこなかった」という部分を批判したことがあったが、それと全く同じことを医療費の窓口負担でも繰り返しているのである。民主党の野田政権での消費税増税問題の時に「先送りしない政治」に賛同して増税も納得したが、これではまた「選挙に不利になることは先送り」政権に戻ってしまう。議員に方々に真剣に考えて欲しいのは「負担を増やせばその層の票が逃げる」という考え方は、「選挙民をバカにしている」ということだ。

今日の一枚も、「長浜のガラス」です。

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