写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

再び岡山の突き落とし事件

2008-03-31 | 写真
犯人の18歳の少年はナイフを袖に隠していたがそれで人を殺す勇気が無く電車にひかせて人を殺すことに決めたと言う。それで一番近くにいる人を押したと言うのだから殺されたほうはたまった物ではない。刑務所に行けば家から離れられると言う発想の中には殺される人間のことやその家族への思い、自分の家族への思いは全く入っていない。同じ頃に自宅のマンションから飛び降りて自殺した小学6年生がいたが、この子にも自分の家族がどのように思うのかという事を考えたことが無かったのではないか。振り返ってもう一度考えるという行為をしなくなってしまった人間がいつの頃から増えてきたのだろうか。

今日の一枚は通天閣です。

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茨城県土浦市に事件に寄せて

2008-03-30 | 写真

JR荒川沖駅周辺で起きた茨城8人殺傷事件の犯人について考えてみたい。高校では弓道部に所属し2年の時は県大会優勝、全国大会に行っている。高校3年の夏の部活引退までは充実した学生生活を送っていたようだ。就職活動に熱心ではなかったようだが、父親が外務省に勤めているのだから大学に進学するのが普通ではないか。他人の家庭の中はよく解らないがその部分が不自然な気がする。親として子どもを育てて社会に送り出すという基本が出来ていないのではないか。今は大部分の高校生がとりあえず大学に行っている時代である。その4年間でアルバイトなどを通して少しづつ社会人となる自覚と覚悟が養成されるのだ。高校卒業後に大学や専門学校に行かず就職もしない子どもというのは一番危なっかしい存在である。少し厳しいが事件を起こした24歳までの6年間を独り立ちもさせずに一緒に生活していた両親の罪は重いと思う。

今日の一枚も新世界です。

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北朝鮮

2008-03-29 | 写真
北朝鮮が相変わらず綱渡り外交を続けてる。そもそも全ての核計画の申告を提出する期限は07年末だった筈だ。新たに高濃縮ウラン開発やシリアの核開発への協力問題などの疑惑も出てくる中で28日に短距離ミサイルを数発発射実験したようだ。おそらく日本や韓国に人道支援という名目での食糧援助の催促も込められているのだろう。米国はどうやら50万㌧の食糧支援をするようだが日本が実施中の4月13日で期限切れる制裁は是非とも延長をすべきだ。米国がイラクやアフガンでのテロ対策で手が一杯なのを見越しての自国民を犠牲にしての強硬な態度なのだろうが、我国には拉致問題の解決と言う命題がある限り今の制裁は6カ国協議参加国の干渉があろうとも譲るべきではない。

今日の一枚は新世界③です。

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「沖縄ノート」大阪地裁判決

2008-03-28 | 写真
隊長命令の有無と名誉毀損の成否が争点となった沖縄ノート訴訟で大阪地裁が「隊長の関与は十分に推認される」とし名誉棄損には当たらないとした。沖縄ノートの出版の動機を大江健三郎氏は「1945年の経験がありながら日本人はタテの構造への弱さを克服していないのではないか」と述べている。また日本の近代化を通じて行われた皇民教育のイデオロギー復活に道を切り開かぬよう努力する。とも述べている。的を得た良い言葉だ。私は大江氏らが結成した九条の会には必ずしも賛同はしないが、先の安倍首相の様に昔を美しく感じ、それと皇民教育とを結びつけるような人間が跋扈しないよう、常に監視をしていく必要がある。以前にも書いたが武器を持つ自衛隊出身者を参議院議員に当選させるようでは文民統制など絵空事になってしまう。この裁判を起こした元隊長も軍国教育の縦社会の中で「なぜ自分だけが悪者になるのか」と言う思いがあるのでは。

今日の一枚は、新世界2です。

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誰でも良かった2

2008-03-27 | 写真
昨日の駅のホームから人を突き落とした事件の少年の心の中がよく解らない。前日まで就職先を父親と一緒に探していたというし、茨城の事件のテレビ報道も父親と一緒に見ているし小学校・中学校時代のいじめを回避するために1時間30分もかかる遠い高校を選んでいる。つらい現実に十分対応するだけの力を養ってきたように見えるのだが、心の底に沸々と沸いてくる虚しさに負けてしまったのか。彼の父親の「他人に迷惑をかけるくらいなら、自分を傷つけてくれれば‥‥」という涙で謝罪した言葉をどのように受け止めているのだろう。他人を殺す位なら自殺を選べと親に言わせるこの少年の心はやはり闇の中だ。

今日の一枚は新世界。

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誰でも良かった

2008-03-26 | 写真

逮捕された後「誰でも良かった」と供述している殺人事件が立て続けに起こった。これでは殺された者は堪らないし、その遺族の無念さは察するに余りある。茨城県土浦市の無差別殺人と岡山県の突き落とし殺人事件はその背景はかなり違っているような気がする。茨城の犯人は自殺願望とゲーム感覚が入り混じって「人生に負けてしまった」と考えて出口が見つけられなかった人間ではないか、岡山の犯人は経済的事情から大学へいけなくなって自暴自棄になっていたのではないか。どちらの事件の犯人にも共通しているのは深い孤独感を背負っていることだろう。携帯電話やインターネットの普及の影でどんどん孤独の淵に落ち込んでいく人間になんとアドバイスしたらよいのかよく解らないが、状況は自分で変えるしかないこともまた事実である。殺されたほうの家族も堪らないが、殺したほうの家族だって堪らない。

今日の一枚も大阪の風景です。

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暫定税率期限切れか

2008-03-25 | 写真
租税特別措置法改正案に盛り込まれた揮発油税などの暫定税率が期限切れまで1週間になった。こうなると民主党が提案する道路特定財源以外の部分を抜き出して4月1日以後も現行税率を適用する法案をとりあえず可決したらどうだろう。ガソリン税が蔵出し税のためにガソリンスタンドの体力差によって価格が極端に開くのを防ぐためにも民主党が出した「ガソリンスタンド対策法案」で税金を還付する方法がいいだろう。自民党としては民主党が反対しているために期限切れになる法案の対策に民主党案に賛成すると言うのは納得できない議員もいようが、これからの2大政党時代とはこのようなことが頻繁に起こるだろう。そのことで議員も鍛えられてよりよい議会制民主主義の時代が来る様な気がする。ねじれ国会は面倒だからと政党合併などと努々言い出さないように。

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フードバンク

2008-03-24 | 写真
今日はヤフーニュースからフードバンクのお話を。フードバンク(食べ物の銀行)とは品質に問題が無いが包装の不具合等で売物にならないと企業が廃棄する食品や飲料、家庭で余っている賞味期限切れ前の食品を集め生活困窮者に提供する取り組みのこと。その歴史は約40年前に米国で始まり今では200以上の団体があると言う。日本で始めたのも日本に留学経験のあった米国人でNPO法人セカンドハーベストジャパン(2HJ)の理事長チャールズ・マクジルトンさん。2HJに食品を提供している約40社はほとんどが外資系だと言う。07年は約300㌧の食品が集まり首都圏を中心に約130施設に提供したそうだ。他にも取組む人が出てきて関西・広島・沖縄にもNPO法人が出来たという。日本の企業では、勿体ないとという考えと廃棄コストの軽減の両面からニチレイグループが食品を提供していると言う。この廃棄コストの削減になると言うのをもっとPRすれば参加企業が増えるのでは無いか。このような問題は「私も参加したい」と思った時にどのようにすれば良いか、どこに連絡すれば良いかをマスコミが情報を提供するべきだ。

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米の減反政策

2008-03-23 | 写真
農林水産庁や全国農業協同組合中央会が08年産米の生産調整の取り組みに躍起になっている。今年の目標は去年の生産実績である854万㌧より39万㌧少ない815万㌧で作付面積にすると10万㌶も減らさなければならない。ちなみに10万㌶とは100m×100mの土地に直すと10万個分に当たり、39万㌧とは390,000,000kg、米俵にして6,500,000俵に当たります。確かに国民の米の消費量が落ちていて米が余っているのは確かだが、食料の自給率がやかましく取り上げられている現在、30年以上も同じ政策を採り続けている農林水産省の気が知れない。日本の今の状況は畑と田んぼの全てを活用し、なおかつそれらの効率的な活用方法を考える所にまできている。一部で言われるように米をバイオ燃料にするのはダメだが米粉を小麦粉の代わりに使用する方法もあるし、何より大事なのは国民がもっと米を消費するように国や省庁が一体となり考えることだ。今の小麦を大量に消費しているのも元はといえばアメリカの膨大な戦略の結果なのだから。

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献体急増

2008-03-22 | 写真
読売新聞の記事によると医学部の学生が医師免許を取るのに欠かせない解剖実習。それに必要な献体の申し出が急増していて登録の一時停止や入会者を制限する大学もあると言う。記事の中で順天堂大の教授が述べている日本人の死に対する意識が「医学の進歩に役立ちたいという理性的な方向に変わってきた」と言うのは少し違っているのではないか。むしろ記事にも出てくるさだまさし原作・松嶋菜々子出演の映画「眉山」に触発されてと言うほうが正解に近いのではないか。と言っても勿論増えた献体申込者を非難しているわけではなくそれはそれで立派なことである。私が言いたいのはドナーカードが一向に普及しない事に関してである。15歳以上でないと臓器提供の意思表示も出来ないままだから、子供の臓器移植は未だに多額の募金を呼びかけて米国の脳死患者を当てにしている始末だ。ドナーカードも何処に置いてあるのか余り見かけないし、普及率が3%位というのもはっきり言って厚生労働省の怠慢ではないか。一度脳死と臓器移植を扱ったテレビドラマをキムタク主演で創って見ては。

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