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毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

仮釈放…その2

2009-06-30 | ニュース 社会

昨日に引き続き毎日新聞・朝刊から「正義のかたち:償いと更生の間」を取上げます。2回目のサブタイトルは「反省は本物か」。記事によると地方更生保護委員会という組織が全国に8ヵ所あり、法務大臣に任命された63人の委員が刑務所からの仮釈放申請に対応しているという。ちなみに07年は18,128件の仮釈放申請があったので委員1人が1年間で288人ほどの受刑者の面接する事になる。

●委員は後日、加害者の若い男性と刑務所で向き合った。事件が遺族にどう影を落としていると思うか。問いかけへの答えは「分からない」。真っ先に「遺族におわびしたい」という言葉が出るべきだ。仮釈放は、不許可になった●<受刑者には、仮釈放目当てで、形のみ手紙を出す人が多い><出たらまともに生活できない者ばかりで、本人もそれを知ってるのに、とにかく出たいの一点張りです>今も無期懲役の受刑者で「人を殺すとはどういうことか」(新潮社)を1月に出版した美達大和さん(49)=ペンネーム=は、記者にあてた手紙につづった。約15年刑務所で過ごし、30人余りの無期受刑者と接してきた感想だ。この間、1人だけ仮釈放が認められたが盗みで捕まり、6カ月で戻って来たという。

上に記事から、更生保護委員会の委員の考えと無期懲役の受刑者の仮釈放に対する考えを取上げて見た。私が仮釈放などいらないと思うのは、委員というのは「こんな考えの人間ばかりが引き受けているのだろうな」と思うからだ。それを表しているのが無期の受刑者の「形のみの手紙」という言葉だ。最初に戻るが、事件が遺族にどう影を落としていると思うかとの問いかけに「分からない」という返事が気に入らなかったのか、土下座でもして「遺族に謝りたい」と言ってもらいたかったのか。私には「分からない」という返事は正直な気持ちだと思うが。記事の1と2を読んで、有期刑に仮釈放などいらないという気持ちは変わらないが、無期懲役の場合は30年を目処に、昨日書いた住まいと仕事の件をクリアすれば、仮釈放があってもいいのかなと思うようになった。

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仮釈放率低下?

2009-06-29 | ニュース 社会

毎日新聞の朝刊で「正義のかたち 償いと更生の間」という特集が始まった。一回目のサブタイトルは「ここで朽ち果てるしか」という無期懲役者を取上げた刺激的なものだ。私は以前にもブログで「仮釈放や恩赦」等はいらないと書いた。今でもそう考えているが毎日が25日の記事で「仮釈放率低下は社会的にもマイナスだ」という記事を書いているのでそれから反論をしたい。

●受刑者の多くは刑期中に家族との関係を絶たれ、身寄りを持たない。中でも満期出所者は、保護観察の続く仮釈放者と違って国の監視・保護の下から離れる。仮釈放率の低下は、社会復帰後に国の支えを受けにくい出所者の率が増加する側面を持つことを意味する。仮釈放者には一時的に住まいを提供する更生保護施設などの援助が受けられる他、残りの刑期には保護観察が付き、保護司との定期的な面会などが義務付けられる。満期出所者も、更生保護施設の援助は受けられるが、利用者は少なく、わずかな作業報奨金を手に出所直後に生活苦に陥り、再犯を起こすケースが多い

25日の記事からその一部を引用したが、満期出所者も更生保護施設の援助が受けられるのに仮釈放者のように利用しないのは、当然の事だろう。自分をその立場において見たら、考えるまでも無い事だ。刑期が終わったのだからそんな施設とはかかわりを持ちたくないだろう。それとも施設の人間は「刑期が終わって償いも済んだ」ということを正しく理解できる人間なのだろうか。仮出所者は強制的に更生保護施設に入れられているだけの話だ。保護観察が着いていても、外の社会が有難いのであろう。とは言っても記事にあるように満期出所者がわずかな作業報奨金を手に出所直後に生活苦に陥り、再犯を起こすケースが多いというのも事実であろう。最近のニュースで出所しても「直ぐに無銭飲食などをし、自ら刑務所に逆戻りしたがる」人の話もあった。その解決策としては、刑務所とハローワークが連帯して満期出所者のために住み込みで働ける仕事等を探すなどの取組みが必要であろう。それと同時に国や都道府県もそのような仕事を用意してはどうだろうか。

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役所に自覚が。

2009-06-28 | ニュース 社会

役所に自販機、財源の奥の手 愛知は2台で2千万円儲け(朝日新聞) - goo ニュース

●愛知県庁本庁舎(名古屋市中区)1階の休憩コーナーに設置された飲料水の自動販売機は今年4月、競争入札が導入された。県は、07年に地方自治法が改正され、民間へのスペースの貸し付けが可能になったことを受けて導入。西庁舎の販売機と合わせて2台分を3年間貸す契約で公募したところ、10社が入札に参加し、落札額は2059万2千円だった。従来の借地料換算の28万9千円と比べ71.3倍に跳ね上がった。県は、地方事務所なども含め1020台の自販機を設置しており、来春からは560台分に入札枠を拡大する予定だ。

市広報、カラー倍にしたのに費用4割減 所沢(朝日新聞) - goo ニュース

●市報はタブロイド判で、16ページ。毎月約15万6千部を発行する。昨年度までは、青と黒の2色刷りだったが、今年度から4色カラーにした。実際の色で写真やマークなどの情報を伝えられるなど、効果的な広報がねらいだ。 市広報課によると、印刷を委託する業者を、指名競争入札で競わせたところ、安価で発注ができることに。紙質も従来より落とすなどした結果、1部あたりの経費が、前年度より4割以上安くなったという。

朝日新聞から2つのニュースを引用した。一つ目の自販機の設置業者を入札で決めるというのは大阪でも既に実施しており、良いアイデアだと思う。だが計算して見ると、借地料として1台あたり1年で3,432,000円も払う事になりる。自販機をを設置する商売とはそんなに儲かるものなのか、知りたいところだ。二つ目の所沢市の市報の件は私にも以外だった。日本の多くの市町村が2色刷りの市報を出している(私の住んでいる市も)ような気がするので、ぜひ所沢市の例を参考にすればよい。

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先生と警官…何度目かな?

2009-06-27 | ニュース 社会

「足が美しかったから」盗撮容疑で兵庫県警巡査長を逮捕

須磨署によると、兵庫県警加古川署交通1課の巡査長持光輝典容疑者(29)は26日午後10時45分ごろ、神戸市須磨区のJR須磨駅下り線ホームの階段で、同区内の女子大学生(20)のスカートにカメラ付き携帯電話を差し入れ、撮影した疑いが持たれている。携帯電話にはほかに数枚、別の女性の下半身を写した画像があったという。

強制わいせつ容疑、横須賀の小学校教諭を緊急逮捕

神奈川県警浦賀署は27日、同県横須賀市久比里2丁目、同市立大塚台小学校教諭の菅原拓容疑者(27)を強制わいせつ容疑で緊急逮捕したと発表した。 同署によると、菅原容疑者は26日午後10時すぎ、同市久里浜の路上で自転車に乗っていた際、歩いていた同市内のアルバイト女性(18)の尻を背後からつかんだ疑いがある。周辺で数件同様の行為をしたと供述しており、同署は余罪を調べる方針。

朝日新聞のニュースから2つを引用させてもらった。警察官や先生の「この種のハレンチ行為」は後を絶たないが、私のブログでも同じ日の事件として扱ったことが過去にもあったような気がする。日本の東西で若い公務員が同時に発情するという法則でも出来つつあるのだろうか。、あまり書く事が無い日の出来事として私にとっては「天の恵み」のようなものだが、被害者にとってはたまったものではないだろう。被害者のプライバシーに十分な配慮をしつつ、容疑者の取調べに当たってほしい。また容疑者は職業柄、すぐにニュースになり氏名が公にされるのも仕方が無いだろう。

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児童ポルノ禁止法改正案審議入り

2009-06-26 | ニュース 社会

衆院法務委員会で「児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案」が審議入りした。今日の毎日新聞朝刊「インタビュー急接近」では日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんにこの問題を聞いている。協会が特に重要視しているのが「18歳未満を写したポルノ画像や映像を所持すること自体(単純所持)を禁止する法改正」。インタビュー記事から彼女の言いたい事は「自分の意思で断る事も逃げる事もできない幼い子供が一方的に性的虐待を受け、その姿を見て支配欲を満たすことが許されるはずは無い」と明快です。

●日本は欧米各国から「児童ポルノ大国」と批判を浴びており、「単純所持」の禁止が焦点だが、与野党の主張には隔たりがあり、今国会での成立は微妙な情勢だ。●自公両党の与党案は「単純所持」を一律に禁止し、性的好奇心を満たす目的の場合に罰則を設ける。民主党案は「単純所持」の対象を「有償で、または反復して取得した場合」に限定。「恣意(しい)的な捜査を回避できる」と主張している

上に引用したのは、朝日新聞の審議入りを伝える記事だ。自民党案と民主党案のどちらが良いか、解りにくい面もある。今の平和な時代のままなら自民党案でいいような気がするが、「自分が意図していないのにネットで送られてきて、それを単純所持とされて、警察の捜査対象になっても困る」。やはり民主党案が良いのだろうか。懸念されるのは、両党がお互いに譲らず、どちらも廃案になることだ。先の臓器移植改正案にも言えることだが、廃案になるということは、何もしなかったというに等しい。両党、お互いに妥協しあって、ひとまず法律を創る。不備な点が出てきたり、時代に合わなくなったら、そのときにまた審議をすればよい。なぜならそれが国会議員の仕事だからだ。「児童ポルノ大国」といわれて恥ずかしくないのか。

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こんな議員が多いんだろうね

2009-06-25 | ニュース 社会

自分の銅像勝手に公園に…元福井県議「功績残したかった」(読売新聞) goo ニュース

自分で自分の銅像を立てようとする人種とは、どんな精神構造をしているのだろうね。しかもそれが県の所有の公園ときているのだから。「公園建設に自分が力を尽くした事を知ってほしかった」との理屈らしいが、地元に尽力するのは議員として当たり前の仕事のような気がするのだが。

●福井県が建設し、同県あわら市が管理する同市内の公園に、地元選出だった中島<RB></RB> <RP>(</RP> 弥昌(やすまさ) <RP>)</RP>元県議(84)が無断で自分の銅像を建てようとし、県と市が中止を求めていたことが分かった。読売新聞の取材に、中島元県議は「公園は私の尽力で建設され、その功績を後世に残したかった」と話している

地方議員というのは「こんな程度なんだろうな」という事件だ。この人の家族や親戚などはどのように考えているのか、恥ずかしくないのだろうか。この県議、最後の7期目の選挙運動ではお酒を近所に配って公職選挙法違反の罪で略式起訴をされて議員を辞職したというから、懲りない人だ。しかし今の政治を見ていると、こんな地方議員の集大成が国会議員と考えると「なるほど」と肯ける部分もある。記事によるとこの元議員、今後は公園の近くで土地を探して銅像を建てるという。自分の土地なら「ご勝手に」だ。末代まで、恥を晒せばよい。

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日本の政治はこの程度?

2009-06-24 | ニュース 社会

「722分の1にならぬ」 東国原知事、気持ちは国政へ(朝日新聞) - goo ニュース

タレント知事にすがる自民党。古賀誠選挙対策委員長が「総選挙で民主党に政権を渡すわけにはいかない。東国原知事の誠実な、そして何と言っても、自民党にない新しいエネルギーがほしい」 と東国原宮崎県知事に衆院選への正式要請をおこなった。自民党に無い新しいエネルギーというのは解るが、この知事のどこを取って誠実なというのかと首をかしげる。元々この知事は東京へ帰りたがっているので両者の思いは一致している。

●「私が次期総裁候補として、自民党は次の選挙を戦うご覚悟があるか」

今日の引用は上の一行だけ。この他にも全国知事会で決まった事を一字一句違えずに実行に移すことという条件もつけたようだが、あくまでもそれは付け足しであろう。自分は東京に帰りたい、しかし「722人もいる議員の1人にはならない、なるなら総理大臣だ」。こう言っておけば、「悪くても閣僚ポスト位は用意するだろう」という読みだと思うが、自民党がなめられているというのは当然だが、日本国民がなめられているということだろう。テレビなどで顔が売れているタレントと呼ばれる人たちはもう少し、自分というものを知ってほしい。私の住んでいる大阪でもかつてタレント出身の知事や議員がいたが税金の無駄遣い以外の何物でもなかったという気がする。今の橋下知事もテレビ出だが、彼は知事として「国に物申す」など、良くやっている。民主党が自民党の東国原知事に対抗して橋下知事を衆院選に担ぎ出そうとする動きもあるようだが、そんな事をすれば日本の政治は本当におしまいだろう。また橋下知事も大阪府政をなげうってまで選挙に出るような中途半端なことはしないと思うが。

今日の一枚は、70年万博再びです。

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あの火事と同じ匂いも。

2009-06-23 | ニュース 社会

架空手術は黒ペンで、カルテ色分けか 診療報酬不正事件(朝日新聞) - goo ニュース

この山本病院、いろんなニュースを読んでいるとかなりの借金があるようだ。おそらく今回の事件はその借金を返すために一芝居、企んだのだろう。内部告発があったというから院内では当たり前のようになっていて、それが少し目に余ってばれてしまったというのが真相だろう。

●捜査関係者によると、押収した一部のカルテの手術・検査の記載欄の右上に、ペンで赤色か黒色かどちらかの印が付けられているのを確認。記載欄には具体的な手術名などが記入されていたが、複数の内部告発者が県警に「赤は実施済み、黒は実際にはやっていない手術だった」と証言しているという●入院患者79人のうち45人(約57%)が生活保護受給者。45人のうち大阪など県外からの患者が約40人を占めた。

上に記事からその一部を引用したが、大阪の西成区などからホームレスなどを集めていたという記事もあるが、生活保護受給者でホームレスといえば、群馬県渋川市の「静養ホームたまゆら」が思い出される。あちらは老人ホームで今回の病院とは異なるが、経営を安定させるために、「生活保護受給者 やホームレス」を集める手口は同じだ。「たまゆら」の時は、経営者のサイドに立った同情的な記事を書いたが、今回の病院の件ではどう贔屓目に見ても同情する余地はなさそうだ。医者が金を儲けようとして悪事に走る典型的な例(レセプト改ざん)に、お金のとりっぱぐれの無い「行き場のない生活保護者やホームレス」を登場させたのがアイデア賞というところか。それにしても、「たまゆら」の時と同じ様に行政は今回のような事は以前から把握していたのではないだろうか。そのような気がする。

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高松・沖縄、二つの虐待

2009-06-22 | ニュース 社会

小1長女の顔に刃物で切りつける、31歳母親を逮捕…高松(読売新聞) - goo ニュース

●大谷容疑者は「小学校1年の長女がうそをついたので、しつけのつもりでやった」と供述しているという。長女の背中やあご、足などに複数の古い傷があり、同署は大谷容疑者が日常的に虐待していたとみて追及する。長女が通う小学校の教諭が顔の傷に気づいて16日に香川県子ども女性相談センターへ通報。センターから同署に届け出があった

3歳児殴られ重体、傷害容疑で父逮捕

●長男の頭を殴って大けがを負わせたとして、沖縄県警は20日、石垣市大川の土木作業員洲鎌初容疑者(29)を傷害の疑いで逮捕したと発表した。長男は重体という。洲鎌容疑者は容疑を認めている、と県警は説明している。発表によると、洲鎌容疑者は19日午後7時ごろ、自宅アパートで長男(3)の頭を繰り返し殴り、大けがを負わせた疑いがある

読売と朝日から自分の子供への虐待事件を取上げた。一つ目の小学1年生の女の子は顔や手などをカッターナイフで切りつけられ3週間の怪我を負わされた。親のいいわけは「長女がうそをついたので、しつけのつもりでやった」といつものパターンだ。母親が女の子の顔を切るとは、なんたる親だ。それに引き換え小学校の教諭の「子供女性相談センター」への通報は立派だ。きっと子供たちから信頼されるいい先生なのだろう。一方の沖縄の虐待事件は、3歳の男の子が父親から頭を繰り返し殴られて重態だという。親の逮捕は勿論だが、こんな親とは子供さんを切り離した方がいい。「親は無くても子は育つ」というではないか。

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選択の手引き:’09衆院選より

2009-06-21 | ニュース 社会

毎日新聞21日朝刊に掲載の「選択の手引き:’09衆院選 公的年金改革」を取上げます。サブタイトルは「募る不信」。国民年金保険料の納付率が02年に7割を切ったまま回復しないで現在に至っているのは、年金加入者の構成が以前とはかなり変化しているのにそれに対応してこなかった議員や役人の怠慢といわれても仕方が無いであろう。今日の取上げた記事は、今度の衆議院選挙での公的年金のマニフェストは自民党と民主党のどちらがより良いものかを判断するためのものだが、その前に記事の内容で言いたい事がある。

●ウェブデザイナーの男性(41)=東京都在住=は、社会に出てから年金の保険料を一度も払っていない。「払わなくて本当に良かった」。00年代初め、「グリーンピア」(年金保養施設)が赤字を垂れ流す実態が報じられた時に確信した。ウェブデザイナーとなって3年。収入はならして月50万~60万円。月額1万4660円の国民年金保険料は十分払えるが、少子高齢社会で現役が高齢者を支える仕組みに無理を感じる。将来は「まとまって利益が出た時に、保険会社の個人年金に入ろうと思う」

上に記事からその一部を引用したが、この41歳の男性のように国民健康保険料を払おうと思えば払う事ができる収入があるのに自分の意思でそれを払わない人間に如何して罰則が適用されないのだろか。後に保険会社の個人年金に入るそうだが、仕事がうまくいかなくなり、年金受給年齢になったらまさか、生活保護を当てにするつもりじゃないだろうな。記事によると、この母親は国民年金を受給しているそうだが、そのお金はどこから出ているのか考えた事もないのだろうか。年金や健康保険は払える所得がある全ての人間が払ってこそ成り立つものだ。「ずるをする」人間にはそれなりの罰則が必要だ。記事の本題に限ると、私は民主党の言う「国民・厚生・共済各制度を一元化。保険料に応じて給付を受ける「所得比例年金」を基本に、低所得者向けに7万円の最低保障年金を創設する」という案のほうがいいように思う。

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