しっかりしろ、お役所

入国直後の中国人４６人が生活保護申請　貧困ビジネスか(朝日新聞) - goo ニュース

地方公務員にも30日にボーナス(36.4歳平均で53万7500円)が出たようだが、それに浮かれていたのか、大阪市では生活保護費の大盤振る舞いだ。自分の懐も痛まないし、貧しい者を助けているという自負心でもあるのか。

●大阪市は２９日、日本に入国した直後の１６世帯４６人の中国人が５～６月、市に生活保護を申請し、うち１３世帯３２人に受給開始決定をしていたと発表した。４６人はいずれも市内在住の高齢女性２人の介護名目で入国し、市内の同じ不動産会社が同行したり、住居を紹介したりしていた。生活保護費を狙うため、外国人を利用した新たな貧困ビジネスの可能性があるという。市は「明らかに不自然であり、受給打ち切りも含めて厳正に対処する」としている。市によると、国内在留の外国人に対しても生活保護制度を準用するように、旧厚生省が通達を出している。

朝日新聞の記事より引用した。通達がどうであれ、「おかしいな」とピンときたら詳細がはっきりするまで、支給を見合わせるのが大人の常識というものであろう。疑問に思っても「通達にそむいたら、自分のミスになるのでは」的な公務員根性の人間が多いのが、大阪市が生活保護費が全国でも異常に突出している一因ではないのか。昨日のニュースでプールに水を張るのに排水溝を閉め忘れていて150万円分の水が無駄になったが、税金で穴埋めするのもおかしいので担当部署の全員で補填するというのがあった。この記事もそれと同じ様なものではないのか、ボーナスも出たことだし。

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酷い話だ

中１女子がいじめ被害、服脱がされ動画撮影(読売新聞) - goo ニュース

最近は、また中学生のいじめが新聞紙上を賑わすようになってきた。この記事のいじめに加わった5人とその保護者はどのようにして被害者に償うのだろうか。

●同市教育委員会によると、いじめは先月から今月上旬に計５回あり、２年生の女子生徒４人と男子生徒１人が、スーパーの駐輪場などで女子生徒を裸にした。さらに、５人のうち１人の自宅で、女子生徒をいすに縛り付けたうえ、服を脱がせ、その様子を撮影した動画を同じ学校の十数人の生徒にメール送信していたという。女子生徒が今月２１日、学校に相談していじめが発覚。学校側は生徒５人に謝罪させるとともに、メールを受信した生徒らに動画を削除させた。

読売新聞の記事より引用した。携帯電話やデジカメが中学生にまで普及した昨今では、起こるべくして起こった事件というべきか。動画のメールがYou Tubenohenoまでエスカレートしていくのは時間の問題だろう。それにしても、先生は本当に気がつかなかったのだろうか。

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バカな投票をする人を戒めるための出馬

たけし　参院選斬り「芸能界とかの天下り先？」(スポーツニッポン) - goo ニュース

私の住む大阪は今度の参議院議員選挙で定員3人に対して10人が立候補しているが、新聞社の情勢調査では馬鹿げたことに、テレビ番組で秘書を務めていた女性タレントが他の候補者を引き離してトップをうかがう勢いだそうだ。仕分けで名を売った民主党の現職候補は当落線上にいるという。以前、ブログでタレントを大勢担いだ「民主党には投票しないことにした」と書いたが、地方区は事情が変わってきたので民主党の現職に1票を入れることにした。比例区はもちろん民主党に入れない。

●ビートたけし曰く、弟子の「浅草キッド」水道橋博士（４７）に“出馬依頼”された。「“間抜けなヤツに入れるヤツの票を引き取ってほしい”って」とし、「それならわざと、日本再軍備とか核武装とかばっかり言って、それでもなおかつオレに入れるバカがいて、当選して…すぐ辞める。オレに入れるバカさ加減をオレに入れることで気付かせるっていうんだ」。　自身が世直しの一環のような出馬をする気はないが、水道橋の考えそのものには理解を示しているようで、「実はそういうダミーの人、いないかな？バカな投票をする人を戒めるために出たんだって人ね」。独特の表現で１票を投じる相手を見極めることの大切さを説いているようだった。

スポーツニッポンの記事より引用した。私の上に書いた文章に一脈通じる、面白い発想だ。大阪は今の知事といい、タレントの国会議員や知事を多数輩出している。まるで100万のお笑い票が存在しているように。タレント議員の中にも立派な活躍をした(している)人もいるので、全てを否定するつもりはないが、国会は落ち目のタレントやスポーツ選手の救済事業を行う所ではないことを肝に銘じていて欲しい。自らを振り返って「恥ずかしい」と思う人は今からでも遅くはないので、立候補を取りやめたら。そう、貴方達のことですよ。

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情けない医者

生活保護３００人住まわせ、受診させ…　貧困ビジネスか(朝日新聞) - goo ニュース

世の中にはお金が儲かれば何でもあり、という人が結構いるもんだ。記事に出てくる不動産会社の代表取締役など、その典型的な人物だろう。そういえば今日は、不動産会社の経営に行き詰って出会い系サイトを利用した売春クラブを経営していた経営者が逮捕されたというニュースもあった。これも大阪の話だ。

●大阪市浪速区の不動産会社が、賃貸アパートに生活保護受給者を住まわせ、実質経営していた診療所の巡回診療を繰り返し受診させていた疑いがあることが、診療所の関係者らへの取材でわかった。診療所は、診療報酬などで得た収入の一部を不動産会社側にコンサルタント料として払っていたという。市は、生活保護の医療扶助を利用した「貧困ビジネス」の可能性があるとみて近く不動産会社などを実態調査する。

朝日新聞の記事より引用した。このニュースで非情に不可解なのは、大阪市の幹部が「過剰報酬の証明は極めて困難。違法性は問えないだろう」と述べている点だ。つまりこの商売にお墨付きを与えたということだが、まさかこの幹部に賄賂が渡っているわけではあるまいな。タイトルの「情けない医者」はこのすずクリニックで働いていた医者のことだ。1ヵ月も働いていたらおよその察しはついたはずだ。医者に成り立ての頃の気概は如何した。

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大賛成…共通番号制度

税と社会保障の共通番号、住基ネット利用が最有力(朝日新聞) - goo ニュース

やっと動き出しそうな気配だ。もう何十年も前からその必要性が叫ばれてきた国民総背番号制度。その度に所得を把握されるのを嫌がる団体が「プライバシー侵害」の言葉を御旗に闇にと葬ってきた。結局自民党では成し遂げることが出来なかったが、これも政権が変わった良さの一つだろう。

●税金と社会保障の個人情報を一つにまとめる「共通番号制度」について、菅内閣の閣僚検討会は、住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）の活用を最有力とする方針を固めた。２９日に報告書を公表する。新番号をつくるのと比べ費用がかからず、早く導入できるとの判断からだ。年内にも最終的な方針を決め、国民の意見を募り、３～４年後の導入をめざす。

朝日新聞から記事を引用した。3～4年後とはかなり先の話だが、ともかく一歩前進したことは間違いない。しかしこの間にまた政権が変わるようなことがあるとどうなるのだろう。消費税率10％の問題やこの共通番号制度のような国民がこれから先も長く付き合わなければならない問題は、例え政権が変わっても政党を超えて国会で議論して欲しいものだ。ついでに言うならば消費税を10％に上げる際は、諸外国でも実施している基礎的な食料品への課税を無しにするか今のままの税率に据え置く方が、低所得者への「給付つき税額控除」よりは良いのではないか、後者では生活保護受給者の医療扶助の問題と同じ様な問題が生じる可能性があるだろう。

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共同正犯だろうね。

「おもしろ半分」で足に重り…舞鶴少年殺害(読売新聞) - goo ニュース

テレビゲームの影響なのか、浅い交わりの仲間なのか、「危ないからやめとけ」ではなく「死んでしまうからやめとけ」だろう。両足を縛ってそれにタイヤホイールをつけて海に掘り込んだら、人間は確実に死んでしまうだろう。ヤクザの世界じゃあるまいし。

●遊び仲間の両足首をロープで縛って重りを付け、海に落として死亡させたとして、京都府舞鶴市の少年２人が殺人容疑で逮捕された。普段から仲の良いグループで、２人のうち１人は、直後に危険を感じて海に飛び込むなど、救助を試みていたという。度の過ぎた悪ふざけが、取り返しのつかない、悲惨な結果を招いた。逮捕されたのは、建築作業員（１９）と運送業アルバイトの少年（１８）。府警によると、亡くなった建設作業員の布川由一さん（１７）を含むグループ７人は、中学校の先輩と後輩、会社の同僚という間柄で、１７～１９歳。布川さんは最年少だった。

読売新聞の記事より引用した。人一人が死んだのだから、悪ふざけではすまないのは当たり前だ。少ない記事からの推測になるが、グループの中にリーダー格の建築作業員やそれにゴマをするお調子者の運送業のアルバイト少年、一番年下でいじめの的になりやすい亡くなった布川さん、という関係が浮かび上がってくる。人を殺したら自分がどうなるか、自分の未来がどうなるのか、自分の家族がどのような気持ちになるか、また家族が世間からどのような視線で見られるか、というようなことを考えるまでには人間として社会人として成長していなかったという事に尽きるだろう。

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食い物にされている福祉

患者全員が生活保護、大阪の３４医療機関調査へ(読売新聞) - goo ニュース

生活保護費の急増が財政を圧迫している大阪市が、とうとう生活保護受給者の医療扶助の実態調査に乗り出した。怪しいと思っていても、時々事件でその実態の一部が明るみに出ても、「聖域」とされる部分に踏み込むのは「貧乏人をいじめるのか」という声が起きそうで、怖かったのだろう。

●生活保護受給者は自己負担なしで診療や投薬を受けられ、費用は医療扶助として全額公費で支払われる。大阪市では２００８年度の医療扶助費が生活保護費全体の約５割にあたる約１１２９億円を占めるなど、財政を圧迫する事態が続いている。市は医療扶助の状況を調べるため、府内の医療機関が提出したレセプト３か月分のデータを集約。その結果、１５病院・診療所の入院患者（レセプト１１９３件）、１６診療所の通院患者（同５３６件）、３歯科の通院患者（同２２２件）が、いずれも受給者のみだったことが判明した。

読売新聞の記事より引用した。以前に生活保護受給者とジェネリック医薬品の問題をこのブログでも書いたことがあったが、あの問題はどうなったのだろうか。今日の記事にあるように生活保護の受給者を飯の種にしている医療機関は、もちろんジェネリック医薬品など出してはいないだろうな、儲けが少なくなるので。架空診療や過剰診療を繰り返している医療機関を告発するのは当然のことであるが、生活保護の受給者も単に利用されていた、ではすまないだろう。自ら進んで医療機関や貧困ビジネス業者に協力していた者などは、生活保護受給資格を取り消すなどして、厳正に対処をしないと大阪市の財政が食いつぶされる日は遠くないような気がする。

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市議会なんてこんなもの。

高知市議「私も経験ある」力士の賭博容認？発言(読売新聞) - goo ニュース

面白いね、この議員さん。「暴力団が絡む野球賭博以外の内内の賭け事なんて、騒ぎ立てるほどのことじゃない」と言いたいのだろうが、発言の頭に「ギャンブルがいいとは思はないが」なんて枕詞を入れるものだから、真意がまともには伝わらなくなっている。

●高知市議会の２１日の個人質問で、島崎利幸市議（自民みらいの会）が大相撲の野球賭博疑惑についての報道に関し、「力士がおいちょかぶ（賭け事）やったって、それほど大騒ぎして取り上げることはない」と述べ、力士の賭け事を認めるともとれる発言をしていたことが分かった。

読売新聞の記事より引用した。タイトルを「市議会なんてこんなもの」としたのは、議長が「発言の一部取消を求めた」というくだり。地方の市議会で大相撲のことを議論する必要など無いと思うし、議長が発言の撤回を求めるというのは、どういうことなのかよく分からない、地方議会というのは自分の言いたいことがいえないのか。こう書いてくると、私がこの議員の方を持っているように思われるが、そうではない。「報道を続けると日本の伝統文化の相撲をつぶしますよ」というのは最悪の発言。真実を報道されて潰れるようだったら、大相撲が存続する理由などまったく無いということだ。

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「くび恨み」…8日の勤務で？

マツダ工場で車暴走、次々はね１人死亡　「くび恨み」(朝日新聞) - goo ニュース

景気の悪化で期間従業員が首を切られた腹いせに、工場に自動車で侵入し次々と正社員をはねた。第一報ではおそらくこんな情報が入ったのではないか。マスコミが「飛びつくネタだ」。しかしその真相は、たった8日で自ら期間工を退職した人生を投げ出した男の無差別殺人だった。

●引寺容疑者は「マツダを２カ月前にくびになり、恨みがあった。精神的にむしゃくしゃして人をはねた。殺すつもりでやった」などと話し、容疑を認めているという。県警によると、引寺容疑者は２２日午前７時３５分ごろ、宇品工場の東正門前の路上で乗用車で２人をはねたうえ工場敷地内に侵入。専用の橋でつながっている本社地区工場内にも入り、延べ５キロにわたって走る間に計９人を次々とはねた疑いがある。被害に遭ったのはマツダの社員１０人と期間従業員１人とみられている。

朝日新聞よりその記事を引用した。人は生きている限りにおいて自分では願ってもいなかった状態に陥ってしまうこともある。ある日突然に負債を背負ってしまうような。しかしどんな状況に陥ったとしても、「無差別殺人」だけは止めて欲しいものだ。当人にとっては「死への晴れ舞台」かもしれないが、巻き込まれる人間やその家族にとっては、地獄だ。もしそんな人がこのブログを見ていたら、「自分のことは自分一人で解決してください、人知れず、日本の隅っこで」。

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大阪人もやるもんだ。

新宿でたった一人のゴミ拾い…１０万人運動に(読売新聞) - goo ニュース

毎日ブログを書いているとどうしても事件物に目が行ってしまうのだが、今日は久しぶりに爽やかな記事を見つけた。しかもこの青年、大阪出身というではないか。あまり明るい話題のない、嫌な事件の多い大阪に久々の朗報だ。

●３年半前、東京・新宿でたった一人で始めたゴミ拾いが全国１０万人の活動に広がった２４歳の若者に、中学や高校から講演依頼が相次いでいる。テーマは「一歩を踏み出す勇気」。訪問は延べ３００校に上り、今秋にはその挑戦を童話にした絵本が出版される。大阪市出身で、東京の上智大に進学した。十分な仕送りを受け何不自由ない生活。でも、夢はなく、自分に自信がなかった。講義をさぼって飲み歩き、３年生になっても就職活動にやる気も出ない。このままではだめになる。何とかして自分を変えたいと思った。思いついたのが「日本一汚い場所をきれいにする」こと。２００６年１１月、新宿駅東口広場で毎朝午前６時からゴミ拾いを始めた。最初は嫌がらせを受けたり、冷たい視線を浴びたりして、帰り道、人目もはばからず泣いたこともある。

読売新聞より記事を引用した。記事にある「このままではだめになる、何とかして自分を変えたい」という言葉がこの青年の出発点だろうが、ここまでは案外多くの若者が辿りつく道だ。殆どのものは悩んでも悩んでもそこから抜け出せず、いつの間にか「マンネリという海」にどっぷりと首まで使ってしまうものだ。この青年のすごいところは「日本一汚い場所をきれいにする」と決めたことだ、「他人の視線が恥ずかしいという」思いを「間違ったことはやってない」という思いが上回った時、この青年が本物になった瞬間なのだろうと思う。私などには到底出来ないことだが、私の子供のような年齢の青年の教えられるというのもまたいいものだ、しかも大阪人だ。

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