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哀れな国の可愛そうな国民

2010-09-24 | ニュース 社会

中国、チャーター機派遣=船長釈放「司法手続きは無効」(時事通信) - goo ニュース

共産党による一党独裁の国の正体が今度の騒動によって良く分かった。ただ世界中の人間は「中国とはそのような国である」ということをなんとなく想像していたのではないだろうか。

中国外務省の姜瑜・副報道局長は24日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で日本の巡視船と中国漁船が衝突した事件で談話を出し、日本側が逮捕した中国人船長の釈放を決めたことについて「チャーター機を派遣して船長を帰国させる」と発表した。中国側は即時無条件釈放を求めていたことから、日本側の「処分保留で釈放」には納得していないとみられ、姜副局長は「日本側が船長に対して取ったすべての司法手続きは違法で無効だ」と強調した。日本側が船長の拘置延長を決めた19日には、閣僚級以上の交流停止、航空路線増便の交渉中止など対抗措置を発表。温家宝首相は訪問先のニューヨークで「(釈放しなければ)さらなる行動を取る」と警告し、日本政府に政治決断を促していた。

時事通信社の記事より引用した。日本政府が逮捕した中国人船長をなぜ処分保留で釈放したのかはわからないが、国として「弱腰」であるというそしりは免れないだろう。尖閣諸島での「ビデオ」があるのなら、中国側もそれをを公開しろといっているのだから、世界に向けて何故公開しないのだろうか、こうなってくるとビデオの存在自体が怪しくなってくる。ナショナリズムを煽るつもりなどさらさらないが、相手国に強く出られた場合に「経済」や「軍事」を考えてひれ伏すような外交は、国をあずかる者として本当に正しい姿勢なのだろうか。ひれ伏してものを買ってもらい、レアメタルを売ってもらうことを本当に国民は望んでいるのだろうか。タイトルの「哀れな国の可愛そうな国民」は中国に対して書いたのだが、書き進むにつれて「日本も?」という気もしてきた。

今日の一枚は、「おのぼりさん、最終日」です。

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