福山の2歳児虐待死:保育所入所前日に 安全確保、あっせん届かず /広島
3日の私のブログ「事件から学べよ」の続報です。2歳の鈴美ちゃんが実の母親と養父に殺される前に子ども家庭センターと福山市が「虐待の疑い」があるとして指導や支援を続けていたらしい。だけど殺された、だから殺されたのではないが。
●育児の負担軽減と女児の安全確保のため保育所をあっせんしたが、入所前日の死に関係者は一様に苦渋の表情を浮かべた。センターは市や9月1日から入所予定の保育所と連携し育児支援を継続した。こうした中、鈴美ちゃんにあざが見つかるなど虐待の疑いから、施設などへの一時保護も検討されたが両親に断られたという。両親から隔離する措置を取らなかったことに対し、同市の岸田清人児童部長は「その時点では一時保護を必要とするまでの緊急度はなかったと判断した」と話した。
毎日jp より引用した。児童相談所や市町村が接触していたにもかかわらず、子どもが虐待されて殺されたケースでは、必ずといっていいほど記者会見で「その時点は一時保護を必要とするまでの緊急度はなかった」という言葉が出てくる。いったい児童相談所などが言う「緊急度」とはどのぐらいの切羽づまった状態なのか、教えて欲しいものだ。タイトルの「ペナルティーが無いとダメか」は正直な気持ちだ。「虐待されている子が、自分の子どもなら」というぐらいの気持で仕事の取り組んで欲しい。
今日の一枚も、「夏に、京都へ」です。