写真を中心に

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責任は無いのだろうか…

2012-03-31 | ニュース 社会

老人ホームで孤独死…87歳女性、1週間後発見

●茨城県つくば市の有料老人ホーム「サンシャイン・ヴィラつくば倶楽夢(くらぶ)」で、入居者の女性(87)が、死後約1週間たってから発見されたことがわかった。女性は要介護者ではなく、専用居室で一人暮らしをしており、職員らも気付かなかった。運営する医療法人社団「みなみつくば会」(今川民子理事長)によると、24日午後7時頃、女性の親類から「電話に出ない」と連絡があり、職員が合鍵で入室、浴室に裸で倒れている女性を見つけた。つくば中央署は、急性心不全による病死とみている。室内には新聞が17日朝刊からたまっていたが、外からは見えない構造になっていた。女性は15日に胸の痛みを訴え、職員に送迎されて市内の総合病院を受診している。16日頃、入浴しようとして容体が急変したとみられる。居室や浴室にナースコールのボタンがあったが、呼び出しはなかった。

YOMIURI ONLINE より引用した。素人考えかもしれないが急性心不全では浴室のナースコールボタンは押す暇はないだろうな、と思う。おそらくこの有料老人ホームの規定では要介護者ではないこの女性が亡くなったことに対しての責任は無いのだろうが、割り切れない気持ちになるのはご家族だけだろうか。家で同居するよりも有料老人ホームの生活の「安心」を買って入居したのではあるまいか。記事によると新聞がたまっていてもわからない構造になっているということだが、それは老人ホームとしては設計ミスになるのではないか、おそらくこの事件を境に改善されることになるのだろうが。

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不祥事のオンパレード。

2012-03-30 | ニュース 社会

中一女子を倒し、首を足で押さえつけた教師減給

酒気帯び校長、道路そばの柵に衝突し発覚

「仲間売るのは最低」訓示の消防長、」戒告処分

警部補、女性警官の体触る・不適切メール…減給

4つの見出しとも YOMIURI ONLINE より引用した。教師と消防士、警察官の不祥事だ。この種の事件は毎日のように紙面を賑わしている。二つ目の「酒気帯び校長」の記事を取り上げると、堺市立平井中学校の校長・長原謙次容疑者が同じ中学の新旧の2人の教頭先生とそれぞれ車やバイクで居酒屋に行き酒を飲んだ帰りに、校長先生が通行止の柵に車をぶつける自損事故を起こして事件が発覚したというもの。3人とも飲酒運転の可能性が大であるが、2人の教頭先生は市教育委員会には「代行運転を使った」「単車を置いて帰った」との説明をしているらしい。本当かどうか怪しいもので、嘘だった時の言い訳が聴きものだ。

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匿名での利用だからこそ…

2012-03-29 | ニュース 社会

赤ちゃんポスト:匿名利用、容認できぬ 仕事や留学理由も

●報告書によると、身元が分からない子供2人の特別養子縁組が成立。慈恵病院は子供が新しい家庭で育つ方法として養子縁組を積極的に市に求めているが、ポストが匿名で受け入れている現状では、養子縁組で子供の「出自を知る権利」が保障されない。このため報告書は、匿名での利用は容認できないと結論づけた。運用が始まった07年5月~11年9月の4年半で受け入れ人数は81人。うち67人の身元がその後に分かり、13人は再び元の家庭に引き取られた。身元が分からない子供は14人で、このうち07、08年度に入れられた子供2人は特別養子縁組が成立した。09年10月以降にポストに入れられた30人について、両親などに尋ねた利用の理由は、生活困窮と未婚が最多で、それぞれ9人。世間体や戸籍、実父の失踪などパートナーの問題がそれぞれ6人と続いた。中には「仕事をするのに預ける施設が見つからない」「留学で育てられない」という例もあり、報告書は利用に「手軽さが見受けられる」と指摘した。

YOMIURI ONLINE より引用した。私が当初思っていた「赤ちゃんポスト」とはずいぶん様変わりした感じだ。それは熊本市の専門部会が「出目を知る権利」が保証されないからと匿名での利用を容認できないと結論づけた部分だ。将来に自分たちに責任がかかってくるのを避けたいがための「こじつけ」のように感じる。匿名だからこそ生かされる赤ん坊がいるのであって、利用する人間の側に立ってみればそれこそがありがたい制度ではないのか。もちろん記事にあるようにとんでもない利用の仕方をする人間もいるだろうが、そんな事例がなくなることはない、こういう制度を設けた宿命みたいなものだ。それよりもポストに捨てた子供には二度と合わせないことの方が大事だ、そのことで利用する人間の決意を確かめるほうがよいのではないだろうか。「出目を知る権利」を否定するわけではないが、それは成長した子供に委ねればいいのでは。

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いっそ、先生達で作ったら?

2012-03-28 | ニュース 社会

もし透明人間なら? 小学卒業文集の不適切回答は

●岐阜県関市立旭ヶ丘小学校で今月配布された卒業文集内のアンケート結果に、「人を殺す」「強盗する」などの不適切な回答が記されていたことがわかった。同校は配布した卒業文集を回収し、該当部分を差し替えた。同校によると、アンケートは六つで、児童たちが考えた。このうち「もしも透明人間になったら何をしたいか」という設問に対し、7人が不適切な回答をしていた。同校は今月16日に配布した卒業文集約80冊を回収し、該当部分に「有名人に会う」などのシールを貼って再び配った。塚原隆文校長は「卒業文集は一生の思い出となるため作文などは何度もチェックしたが、アンケートはしていなかった。チェック態勢を見直したい」と話した。

YOMIURI ONLINE より引用した。「僕の、私のアンケートの回答が差し替えられた。有名人に会うという言葉に。別に会いたくもないのに、校長先生は会いたいのかな、有名人に」卒業生の一人がそう呟いたとしたら、この校長はどう答えるのだろう。卒業文集に不適切?な回答があると教育委員会の自分に対する評価が下がる、とでも考えたのだろうか、この校長は。一生の思い出になる卒業文集に赤ペンを入れられる生徒の思いなど、忖度するゆとりもないか、今の学校には。いっそのこと、教師と校長と、それにPTAでも加わって生徒の名前で作文を書いたり、アンケートに答えたリして卒業文集を作ったらどうだろう、二度でまが省けるよ。

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またまた、ナイスプレー。

2012-03-27 | ニュース 社会

新聞の貯まる様子が違う…衰弱の82歳女性救助

●神奈川県横須賀市大矢部の民家で、玄関にたまった新聞を不審に思った読売新聞販売店「YC衣笠」(井出総一郎所長)の従業員長崎禎司さん(38)が警察に通報したことによって、衰弱して倒れていた一人暮らしの女性(82)が救助されていたことがわかった。発見が遅れていれば孤立死につながっていた危険性もあったことから、横須賀署は近く、長崎さんを人命救助で表彰する。同署などによると、3月23日、女性宅に朝刊を配達した同店のアルバイト男性(48)が地区担当の長崎さんに「新聞が2日分たまっている」と報告。長崎さんは同日夕刊を配達した時、「時々、新聞がたまることはあるが、いつもとは様子が違う」と感じて110番した。横須賀署員が駆け付け、玄関横の無施錠だった窓から室内に入り、風呂場で倒れている女性を発見した。衰弱して意識不明だったが、市内の病院に運ばれて入院し、現在、小康状態を保っているという。

YOMIURI ONLINE より引用した。先日のヤクルトの配達員に続いてまたもや「ナイスプレー」だ。こういった温かい救助劇を絶やさないようにするにはどうすればいいのかと考えると、その行為が「空振り」に終った時の警察や消防、お役所の対応にかかっているだろう。ただしそういう場合はマスコミに取り上げられることもないので我々にも伝わってこない。迷惑がられるのか、それとも空振りであったとしても感謝されるのか、「その人間」が問われる瞬間でもある。

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まず、議員と役人の半減だろう。

2012-03-26 | ニュース 社会

泉佐野市命名権「いったい、どういうことなの」

●財政破綻寸前の大阪府泉佐野市が打ち出した「自治体名」の命名権(ネーミングライツ)売却に波紋が広がっている。企業から広告料をもらい、新たな歳入を確保する前代未聞の試みに、住民から「愛着のある名前を変えるのはとんでもない」と反発が上がる一方、「市の財布がそんなにしんどいなんて知らなかった」との声もあり、財政難をPRできた効果も出ている。「ふるさとの名が企業に売られるのは納得できない」布田拓也市議(31)の元には支持者らから意見が相次いでいる。「面白いアイデア」と評価する声もあるが、大半は反対派。街を歩くと、「いったい、どういうことなの」と質問攻めにあうこともある。市の名称変更には、市議会の過半数の賛成が必要だ。市は27日にも議会に対し、募集方法について正式に説明する。布田市議は「名前を売却するのは、企業に魂を売るような気がしてならない。市から真意を聞いて、じっくり賛否を考えていきたい」と言う。

YOMIURI ONLINE より引用した。財政破綻を回避するために、泉佐野市が取ろうとしているやり方は「タコが自分の足を食う」ようなもの。タコの足ならまた生えてくるが、自治体名は帰ってこない、まあ「泉佐野」という名前が売れるとも思わないが。財政破綻に陥った夕張市のようにとことんまで行くしかないのではないか。回避する手立てがあるとすれば、まず役人や議員の半減というのが常套手段だろう。その次に、記事では自分の住んでいる市の財政が悪いということを知らない市民もいるらしいので、よく市民に説明をしてから「市民税」を値上げすることだろう。

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「補填」は無用。

2012-03-25 | ニュース 社会

AIJ、運用せず流用か 09年から新契約分で払い戻し

●AIJ投資顧問(東京都中央区)による年金資産消失問題で、同社は2009年春以降、新たに契約して集めた資産を実際はほとんど運用せず、そのまま解約者の払い戻しにあてていたことが、関係者の話でわかった。運用する意思がないのに顧客に偽って契約を繰り返していたとみられる。証券取引等監視委員会は、こうした「流用」の総額が約700億円にのぼり、詐欺にあたる可能性があるとみて、近く捜査機関と協議を始める方針だ。

朝日新聞DEJITAL より引用した。2009年からはまるでマルチ商法と同じことをしていたわけだ。浅川社長と高橋成子取締役がそれぞれ600万円と300万円の月給をもらっていたというから、それぞれたっぷりと溜め込んでいるのであろう。損失額に比べれば微々たるものかもしれないが、当然全財産を吐き出させるべきだ。それとこの問題で気になるのは最近言われ出した「補填」の問題だ。厚生年金は、小さな会社では年金基金に入っていない会社も多く、利益が上がれば年金は増え、損失が出れば「補填」では、基金に入っていない会社の社員からすれば、たまったものではない。補填はその会社のなかで解決すべき問題だろう。そんな負んぶに抱っこみたいな議論が出てくること自体が、日本に真の民主主義が根付かない理由なのではないだろうか。

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もう少し、頑張らな。

2012-03-24 | ニュース 社会

都営アパートに男性遺体と白骨遺体 息子と父か

●東京都世田谷区粕谷2丁目にある都営アパートの管理事務所の職員から23日午後5時半ごろ、「住人と連絡が取れない」と110番通報があった。成城署員が部屋に入ったところ、60代ぐらいの男性が洋間で首をつって死亡しており、和室の布団の中からは白骨化した遺体が見つかった。署によると、男性は死後数日で、白骨遺体は1年以上たっているとみられる。この部屋には62歳の男性と93歳の父親が住んでいたといい、署はこの親子とみて身元の確認を進めている。アパートは近く取り壊される予定で、管理事務所は今月に入って住人と連絡を取ろうとしていたという。玄関が施錠されており、室内に荒らされた形跡もないことから、署は、何らかの理由で父親の遺体を放置していた男性が自殺したとみて調べている。

朝日新聞DIGITAL より引用した。「昨日は1人が助かってよかった」という記事を引用したのに、また2人とも死亡という記事だ。記事は何らかの理由で死んだ父親の遺体を1年以上放置したのちに息子が自殺をしたという内容だ。短い記事だけではなぜ息子が自ら死を選んだのかがはっきりしない。一時話題になった親の死を隠してその年金を受け取っていたのか、それとも葬式を出すお金にも困っていたのか。ひとつ言えることは今さかんに言われている「孤立死」であることには変わりがない、やはりご近所やお役所、電気やガス会社等の見回り・気配りが必要だということか。それにしても私と年齢もあまり変わらない人の自殺というのは気になる、もう少し頑張れなかったのだろうか。

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素早い行動の狭山署に拍手を。

2012-03-23 | ニュース 社会

ヤクルトさんが孤立死防ぐ…母死亡の障害者救助

●埼玉県入間市の民家で新聞が山積みになっているのを不審に思った「ヤクルト」の女性配達員が同県警狭山署に通報し、孤立死となる可能性があった重度障害のある男性(45)が救助されていたことが分かった。世話をしていた同居の母親(75)は遺体で見つかった。病死で死後10日ほどたっていたとみられる。介助する親族が死亡して障害者らがその後に餓死する事例が相次ぐ中、通報により家族全員が犠牲になる最悪の事態を防いだ。捜査関係者や消防によると、配達員は22日昼頃に通報し、駆けつけた狭山署員が1階で死亡している母親を見つけた。2階の部屋も調べると、布団の中で息子が倒れていた。意識がもうろうとした状態で、病院に運ばれ入院した。母親が死亡した後、十分な食事をとっていなかったとみられ、栄養失調状態だった。親子は2人暮らしで、母親が息子を介助し、近所づきあいもほとんどなかった。

YOMIURI ONLINE より引用した。二人家族の片方がなくなり、残された障害のある人間も亡くなってしまうという事件が相次いでいただけに、明るい兆しが見える記事だ。電気やガス、水道の使用料に注意して業者が役所に届けるのがベストだとは思うが、家庭に直接品物を配達するヤクルトさんや新聞配達の人たちが注意して見守るというのもいいアイデアだ。勿論、警察や役所がすぐに行動を起こすことが一番大事ではあるのだが。記事の狭山署の素早い対応を全国の警察やお役所は見習って欲しいものだ。

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「そういうことか、やはり」。

2012-03-22 | ニュース 社会

「必死の訴え」放置し署員旅行、検証では伏せる

●「ほかに頼るところがなく、必死に訴えていたのに」――。長崎ストーカー殺人事件で、傷害事件の被害届の受理を約1週間先延ばしにしていた千葉県警習志野署で、担当課を含む署員が職場旅行で北海道に出かけていたことが、22日明らかになった。遺族は強く憤り、警察庁からは再調査の必要性を指摘する声も上がった。千葉県警は2月1日と3月4、5日の3日間にわたり、幹部が遺族と面会し、事件の検証結果などを説明していたが、旅行については伏せていた。殺害された山下久江さん(77)の妹(73)は「悔しくて、(千葉県警の捜査員に)つかみかかりたいような思いだ。説明の時に、なぜ本当のことを言ってくれなかったのか。今回の事件が再発防止につながらなければ意味がないと思ってきたが、裏切られた気分だ」と訴えた。

YOMIURI ONLINE より引用した。今更ながらの感があるが、「そういうことだったのか、やっぱりなと思ってしまう」。検証結果をまとめるときには、勿論そんなことは言い出せないだろうし、合同で検証会を開いた他県の警察にしても迷惑な話だ。でもどうしてその事実が表に出てきたのだろうか、正義感の強い人間の内部告発でもあったのだろうか。そしてこれから、その犯人探しが始まるのだろうか。おそらくは日本全国の県警にも同じような親睦旅行があるのだろうし、消防などもそうだろう。親睦旅行が全て悪いとは思わないが、警察や消防などはそのあり方をもう一度検証してみる必要があるだろう。

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