老人ホームで孤独死…87歳女性、1週間後発見
●茨城県つくば市の有料老人ホーム「サンシャイン・ヴィラつくば倶楽夢(くらぶ)」で、入居者の女性(87)が、死後約1週間たってから発見されたことがわかった。女性は要介護者ではなく、専用居室で一人暮らしをしており、職員らも気付かなかった。運営する医療法人社団「みなみつくば会」(今川民子理事長)によると、24日午後7時頃、女性の親類から「電話に出ない」と連絡があり、職員が合鍵で入室、浴室に裸で倒れている女性を見つけた。つくば中央署は、急性心不全による病死とみている。室内には新聞が17日朝刊からたまっていたが、外からは見えない構造になっていた。女性は15日に胸の痛みを訴え、職員に送迎されて市内の総合病院を受診している。16日頃、入浴しようとして容体が急変したとみられる。居室や浴室にナースコールのボタンがあったが、呼び出しはなかった。
YOMIURI ONLINE より引用した。素人考えかもしれないが急性心不全では浴室のナースコールボタンは押す暇はないだろうな、と思う。おそらくこの有料老人ホームの規定では要介護者ではないこの女性が亡くなったことに対しての責任は無いのだろうが、割り切れない気持ちになるのはご家族だけだろうか。家で同居するよりも有料老人ホームの生活の「安心」を買って入居したのではあるまいか。記事によると新聞がたまっていてもわからない構造になっているということだが、それは老人ホームとしては設計ミスになるのではないか、おそらくこの事件を境に改善されることになるのだろうが。
今日の一枚も、「琵琶湖バス旅行より」です。