ソマリア派遣 海自に準備指示 新法整わぬまま不安の船出(産経新聞) - goo ニュース
何故いつも、日本の対応は中途半端なのか。新法を制定しないまま海上自衛隊を派遣するくらいなら、他の国の迷惑になるから中止した方が懸命ではないか。
「浜田氏は現行法の派遣では部隊の活動に制約が多すぎると判断。準備指示を遅らせても、新法で海賊対処に十分な武器使用を担保させようとした」「護衛艦派遣の検討は、4月下旬から5月上旬にかけ、2隻の日本の豪華客船がソマリア沖を通過するのが発端。両船には約1600人の日本人乗客が乗船する」「本格派遣となったことで保護対象は日本籍船(年間92隻)に加え、日本関係船舶(同約2200隻)などにも拡大した」「海賊はロケット砲などで重武装しており、最初の一撃で海自側に甚大な被害が出ることも予想される。逆に海賊が発砲しなければ、民間船舶に海賊が乗り移るのを待つという事態にもなりかねない。このため、新法では海賊が民間船に近づいてきた段階や、船体に手を掛けるなどして乗り込もうとした段階で危害射撃を認めるかが焦点」「新法は日本と無関係の外国船舶にも保護対象を拡大することが決まっており、不十分な武器使用基準のまま任務だけが拡大する」
このニュースで重大と思われる部分を抜粋したが、どの様に対応すれば我国の国益になり、世界(必ずしも同盟国だけではなく)にも顔向けができるかは、誰の目にも明らかであろう。何故いつも他の国ができることが我国ではできないのか、太平の眠りからはとうの昔に覚めているはずである。自衛隊員も中途半端ではかわいそうだろうし、こんな状態で派遣するから「現地で自分達の判断で行動する」と公言するような隊員が出てくるのである。
今日の一枚は、難波・天王寺界隈です。
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