写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

懐が痛まないと

2009-09-30 | ニュース 社会

今度の新政権でこの独立行政法人「日本学生支援機構」がどうなるのかは知らないが、少なくとも非常勤のお偉方にはお引取りを願い、未回収金が増えていったこの数年間の役員には退職金の返還や給与の大幅カットを行ったらどうだろうか。私は全てが民間のやり方が良いとも思わないが、「責任を取る・取らす」という事に関しては民間のやり方の方が仕事に対する真剣みが出てくるように思う。

●大学生に奨学金を貸与する独立行政法人「日本学生支援機構」(旧日本育英会)で2253億円もの未回収金が生じている問題で、このうち約130億円は、機構側による貸出先住所のずさんな管理が主な原因であることが、会計検査院の調べで分かった。奨学生の転居は卒業直後にピークを迎えるのに、卒業後半年間は接触しないシステムを続けてきたため。

毎日新聞よりその一部を引用した。支援機構が今年度、法的措置による回収時期を滞納後1年以降から同9カ月以降に前倒しし、延滞3カ月を過ぎた場合は信用情報機関に通報してブラックリストに載せることの同意書を提出させるなど、回収強化策を実施したことについては私は基本的には悪い事だとは思っていない。借りたお金は返すのが当たり前だし、返済時に優先順位を高めにしておかないと滞ってしまうものだ。サラ金でお金を借りた場合などは給与が入れば一番に返済するだろう。だが支援機構のほうも返済猶予制度(病気や失業、低所得、在学中などの場合に、最長5年間、奨学金の返還を先延ばしできる。適用期間内は、延滞金も加算されない)などの周知が不徹底だったようだ。まるで「借り手に有利な制度は機構側からは説明はしない」というお役所理論を地でいっているようだ。最近ことに言われているように、特に優れた才能には給付型の奨学金を増やして行くのもいいやり方だ。借りた人間は「その返済金が次の人の奨学金になっている」ということをもう一度よく考えてほしいものだ。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


ジュルのしっぽ

2009-09-29 | ニュース 社会

麻酔で眠るように…猫の処分に「安楽死」装置(読売新聞) - goo ニュース

私のブログの顔が我が家の猫(チャトラ・メス・19歳)なので、今日はこのニュースを取上げます。タイトルの「ジュルのしっぽ」は人気のあるブログのようで、よく出来ていました。早速、犬猫の処分方法改善を求める署名にサインをしました。ブログ発の署名は最近増えてきていますが、非常に良いやり方だと感心しました。

●秋田県動物管理センター(秋田市浜田)は、引き取った飼い猫を麻酔によって処分する「スリーピングボックス」を導入する。秋田県生活衛生課によると、ボックスは45センチ四方で、1度に数匹のネコを入れ、吸気口から麻酔を流し込む仕組みで、担当者によると「眠るように安楽死できる」という。センターには現在、犬用の炭酸ガスによる処置室があるが、ネコは犬に比べ炭酸ガスへの抵抗力が強く、長く苦しんで死ぬことになるという。そのため、クロロホルムを使用したり、注射したりして安楽死させているが、職員がひっかかれてけがをすることもあるという。

読売新聞からその一部を引用した。センターに持ち込まれた犬や猫が全て引き取られるに越した事は無いが、そうも行かない現状においてはいい方法だと思う。中国新聞のニュースでは、山口県動物愛護センター(山口市)が今春からホームページ(HP)上で始めた犬、猫の里親募集が成果を挙げているという。これも読んで見ると非常に良い方法なので、他の県も参考にして見てはどうか、誰も犬や猫を好きで殺しているわけではないと思うので。このブログを書くに当たって読んだ中では、民主党の松野頼久衆議院議員がこの問題では大変活躍しているようだ、全く知らなかったが健闘を祈りたい。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


福祉を食い物にする輩

2009-09-28 | ニュース 社会

無料低額宿泊所運営大手の「FIS」は大家から土地建物を借り18ヵ所で宿泊所を運営しているという。そもそもこの「FIS」がどういう目的で設立されたのか良く知らないが、確実に入ってくる「生活保護費」で一儲けしようという魂胆ならば、記事の内容にさほど驚く事も無い。ここが大手というからには、大小さまざまな「無料低額宿泊所」なるものが存在するのだろう。

●施設は常時ほぼ満室状態で居室スペースは3~4畳しかなく、風呂やトイレも共同だが、家賃相当額として入所者から1人当たり4万5000~4万6000円を徴収している。家賃は、生活保護費のうちアパートなどの賃料として支給される「住宅扶助」の上限額とほぼ同額だ。これに対し、FISが千葉市や千葉県船橋市で運営する3宿泊所と、別団体名義で併設する2宿泊所の06~07年度の収支計算書によると、各宿泊所が大家に払っている「施設賃貸料」は、定員1人当たり1万5000~2万5000円程度にとどまっていた。

毎日の記事からその一部を引用したが、役所も実際は「厄介なものを引き受けてくれた」というぐらいの感覚で、毎日新聞などがこの件を大きく取上げる事には苦虫を噛み潰しているのではないか。「福祉で金儲けをしよう」という企業と空き部屋を抱えた小銭稼ぎが目的の大家が手を組んだというところだろう。おそらく、大家の取り分が最初聞いていたものより低いので反旗を翻してマスコミにばらしたというのが真相ではないか。シルバーウィークに写真を撮るために東京に3日間程滞在したが、私が住む大阪と同じ様に東京でもホームレスの姿が目に付いた。皇居広場の近くにまでその気配があったのには驚いた。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


警察への通報が大事

2009-09-27 | ニュース 社会

万引現場にもモンスターペアレント 「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」(産経新聞) - goo ニュース

「なぜ捕まえた」…ドロボーを捕まえて警察に引き渡すのは、当たり前の話ですから。モンスターヘアレントへの対応としてはこれで十分だ。「たかが万引き」と甘く見ていると、他の犯罪を助長しかねないという考えがあるが、万引犯に対してそこまで深く考えてやる必要はない。野放しにしていればこちらの生活が脅かされるので犯罪者は警察に引き渡す、これで十分だ。

●「なんで捕まえたんですか。万引に気づいたなら、捕まえる前に諭すべきでしょう」 東京都内の大手書店で店長を務める男性は以前、本をかばんに詰め込んで店を出ようとした男子中学生を呼び止め、保護者に連絡したところ、逆にこう詰め寄られた。 「万引した自分の子供はしかりもせず、『商品を子供が取れるような場所に置いている店の方が悪い』と言ってきた親もいる。万引を犯罪と思っていない節がある」と男性はため息をつく。「万引をした高校生を警察に通報したら、後日、高校生の祖父から『孫が精神的にショックを受けた』と抗議された」 「トレーディングカードを万引した小学生の親に、『いくらですか? 代金を払えばいいんでしょう』と言われた」

産経新聞からその一部を引用した。いずれのケースも「あなたのような親に育てられたから、万引き犯になったんじゃないですか」と言い返したいところだ。被害を受けた店が警察ではなく、その子供の家に連絡する場合が多いようだが、警察に届けるとかえって時間を食ってしまうという現実があるのか、それだとしたら問題だ。確か「拾得物を届けた場合には処理の時間を短縮する」というような記事を読んだような気がする。この万引きの問題も、人手を取られて店の営業が妨げられることの無いようにしてほしいものだ。「捕まると、親にも学校にも知られる」という意識を持たせるのが万引きを無くす一番の解決法だ。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


馴れ合いの果て

2009-09-26 | ニュース 社会

福知山線脱線 先輩後輩のなれ合い 情報漏洩、見返りは鉄道模型やチョロQ(産経新聞) - goo ニュース

「事故の真相より自分の保身やJR西の体面が大事」。おそらくは「死んだ107人は戻らないが、自分や会社はこれからも生き続けるのだから」というのが、事故調査委員会に働きかけた理由だろう。何とも情けない人間がいたものだ。働きかけた方も、働きかけに応じた方も。

●山崎前社長が修正を求めたのは、事故現場に自動列車停止装置(ATS)がない点について、「あれば事故が防げた」とする個所。今年7月に地検が山崎前社長を在宅起訴する際の争点部分だった。報告書案を見た山崎前社長は「後出しじゃんけん(でJR西が負けるか)のようだ。表現を軟らかくするか、削除してほしい」と要請。その後の事故調査委で山口氏は「後出しじゃんけんのようで、いかがなものか」と発言した。しかし、しかし、他の委員や事務局の反発で受け入れられなかったという。

産経新聞からその一部を引用した。「後出しじゃんけん…」のくだりは、最近、東京の駅で車椅子の方がホームの傾斜のために線路内に落ちて亡くなった事故で「ホームに転落防止用の柵があれば事故は防げたのに…」といった意見は間違っていると言っているようなもの。前原国交相は「今後は密接関係者を審議から外し、再発防止を図る」と言うが、小学生じゃ有るまいし自分から名乗り出て事故調から外してもらうのが大人の見識というものだろう。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


ネットも大忙し…女子高生3話

2009-09-24 | ニュース 社会

下半身画像をメール送信、女子高生3人書類送検(読売新聞) - goo ニュース

携帯電話で自分たちの下半身を撮影し、出会い系サイトで知り合った男にメール送信したとして、神奈川県警は、千葉市稲毛区に住む高校3年の女子生徒3人(17~18歳)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)容疑で横浜地検に書類送検したと24日、発表した。

社会福祉法人職員を逮捕=17歳少女を買春容疑-(時事通信) - gooニュース 

17歳の少女に金を渡し、わいせつな行為をしたとして、大阪府警茨木署は24日、児童買春・ポルノ処罰法違反容疑で、兵庫県尼崎市東園田町、社会福祉法人「宝塚市社会福祉協議会」職員前北勝啓容疑者(47)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。 逮捕容疑は8月2日ごろ、インターネットを通じて知り合った同県の高校2年の少女(17)と大阪府高槻市のホテルでわいせつな行為をし、現金5万円を渡した疑い。

教諭が女子高生を買春容疑 埼玉(朝日新聞) - goo ニュース

女子高校生に現金を払うことを約束してみだらな行為をしたとして、警視庁は、埼玉県立熊谷西高校教諭蛭川浩容疑者(51)=同県深谷市国済寺=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕した、と17日発表した。蛭川容疑者は容疑を認め、「教え子と同世代の若い女の子がほしかった」と供述しているという。蔵前署によると、蛭川容疑者は昨年10月19日ごろ、同県桶川市内のホテルで、インターネットの自己紹介サイト「プロフ」で知り合った当時16歳の高校生だった女性に現金1万5千円を払うことを約束し、みだらな行為をした疑いがある。その後、同額を手渡したという。

今日は特に取上げたいニュースが無かったので、女子高生の3連発です。一つ目の記事の女子高生は写真を送ったのにお金は売り込まれなかったとか、少し可愛そうな気も。二つ目と三つ目は男性は逮捕されて裁判となるのだろうが、女子高生の方はどんな処分になるのだろうか。学校や家庭には知られるのだろうか。悪質さという点では、どうなんだろう、私には埼玉と大阪の事件は千葉の事件より、悪質な気がするが。女性だけが被害者という時代はとっくに終わっているような気がする。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


昨年も書いたが

2009-09-23 | ニュース 社会

新司法試験の合格者が発表された。合格者数は2043人で合格率は27.64%だそうだ。昨年度の発表の際にも書いたが、私にはどうしても「合格率が低いから法科大学院の入学定員を少なくしろ」という理屈がわからない。今年度は上記の数字から7391程が受験したようだが、当初の構想の7~8割の合格率を達成しようとすれば、今年の受験者数は2500人~2900人程度となる。7000人以上が受けての2043人と2900人が受けての2043人の質の差から考えると、前者の方がいいような気がするのだが。

●法科大学院と新司法試験は、幅広い見識を持つ法曹を数多く養成するという司法制度改革の一環で生まれた。国が掲げた目標は、2010年頃までに司法試験の年間合格者数を3000人へ引き上げるというもの。法科大学院と新司法試験は、幅広い見識を持つ法曹を数多く養成するという司法制度改革の一環で生まれた。国が掲げた目標は、2010年頃までに司法試験の年間合格者数を3000人へ引き上げるというもの。法科大学院は修了者の7~8割が新試験に合格できるような教育を行うこととされた。●青山学院大法科大学院の宮沢節生教授は「定員削減はまだ不十分。現状を放置すれば法曹志望者は今後も減り、特に未修者が遠ざかって、多様な法曹を養成できなくなってしまう」と指摘している。

記事からその一部を引用したが、青学の教授のような意見が大勢のようだが、法曹界に進みたいのに7~8割の合格率が保障されていないので学生が志願しなくなるのを嘆いているのか。それとも記事にある事例のように3度の受験しか認められていないため、受験資格を失った受験者の就職先を確保するのが法科大学院としては心配なのか、もう一つ解らない。合格者の質という点では受験者は多い方がいいし、当初の計画どうり毎年3000人程度の合格者がほしいのなら、合格基準を調整すれば済む話だ。3回の受験に失敗した人間の就職先などは、本人の問題だろう。

今日の一枚も、国立民族博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


法相は三権分立の意味を…

2009-09-22 | ニュース 社会

「死刑」どうなる、廃止論者・千葉法相就任で(読売新聞) - goo ニュース

また困った人物が法務大臣になった、死刑廃止論者の千葉景子法相だ。弁護士の出身らしいが日本が三権分立の国家であるということを理解していないのではないか。個人の心情として「死刑制度」に反対であるという事と刑事訴訟法475条にある「死刑の執行は、法務大臣の命令による」という事を一緒くたにして個人として処理をしてしまうと、司法の判断は「何だったんだ」という事になってしまう。

●千葉法相は16日に就任した直後の記者会見で、「死刑の問題は人の命ということになるので、法相という職責をふまえながら、慎重に考えていきたい」と述べた。18日の記者会見でも、「(執行が)制度的には義務づけられていると承知はしている」と語ったが、執行命令書にサインするかどうかについては明言を避け、「執行停止も含めて考えるのか」との質問にも、「そういう考え方もあるだろうと思う」という言い方をしている。● 死刑判決という司法判断を行政が無視するというのは、極めていびつな姿だ。しかも、今年から裁判員制度が始まり、いずれ裁判員裁判で死刑判決が言い渡される日が来るだろう。裁判員となる国民に精神的重圧のかかる重い判断を課しておきながら、法相が「死刑制度そのものに反対する」という理由で、執行から目を背けるとすれば、無責任であり、許されることではない。

読売新聞からその一部を引用した。国連の委員会が日本に死刑の廃止勧告をしている事は承知しているし、心情的に「死刑廃止」を訴える方が良い人と思われ「人権派」と考えられているような側面があるが、そういう行動は「法改正」という手段で行うべきである。この大臣はそういうことを提案できる国会議員の一員であるのだから。任命権者の総理大臣にも問題があるが、上に立つ者が自分の考えだけで、国の法律を守らないようになればどういう事になるのか、「戦争」などという全く逆の事態に至った時にどうなるのかという事を、この大臣には考えてもらいたい。

今日の一枚も、国立民族学博物館です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています


東京2日目

2009-09-20 | ニュース 社会
昨日は皇居・靖国神社・湯島聖堂・東大・亀有の両さん・柴又・浅草・アメ横と回り、2日目の今日は秋葉原・国技館・築地市場・東京タワー・六本木ヒルズ・泉岳寺・渋谷・新宿・巣鴨・池袋と回りました。今日は池袋で泊ります。昨日はホテルでインターネットですが、今日のこれはネットカフェを初体験しています。

今日の1枚も、国立民族博物館です。