写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

地方議会はボランティア議員で

2010-09-19 | ニュース 社会

鹿児島県議が視察に友人同行、政調費使って観光地めぐる

地方議会の県議や市議、町議の政務調査費を巡っての問題が毎日のようにマスコミを賑わしている。国会議員を含め議員という職業についている者が当然のようにそれを自分が使える第二の給与ぐらいに考えている所に問題があるのだが、人は一度良い目を見るとそれを決して手放そうとはしないものだ。

●鹿児島県の尾辻義(のり)県議(66)=自民=が昨年、政務調査費を使って視察した東京や北海道などに複数の友人を同行させていたことが朝日新聞の取材で分かった。政調費支出は自分の旅費と活動費だが、はとバスツアーや歌舞伎鑑賞、札幌ドーム見学など、観光旅行とみられかねない内容だ。このほかにも、昨年11月と12月、友人と鹿児島県内や熊本県人吉市の温泉旅館に出かけた計2回の旅費も政調費に計上している。

朝日新聞の記事より引用した。ちなみのこの尾辻義県議の兄は尾辻秀久・参議院副議長(自民)だ。政治化一家というところか。政治家を職業にしていると当選することが全てに優先してしまい、小沢前民主党幹事長のように「一年生議員は地元に張り付いて次に当選することだけを考えろ」という、国民を馬鹿にした発想が一年生議員にとっては「私のことを親身になって心配してくれる親分」という、大変な勘違いを起こす議院を生み出す結果にもなってしまっている。ヨーロッパ各国でも主流になりつつ「地方議員はボランティアで」という活動が、日本全国で広がっていくことを期待したいものである。

今日の一枚も、「夏の終わりに」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています