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児童ポルノ根絶宣言

2008-11-29 | ニュース 社会

児童ポルノや児童買春どの性的虐待から子供を守るため、国連傘下の国際機関や各国政府、民間団体などが集まってブラジルのリオデジャネイロで開かれていた「児童の性的搾取に反対する世界会議」は国外での児童買春ツアーへの参加者を帰国後に処罰するための法整備や、インターネット上の児童ポルノへのアクセス・閲覧行為そのものの取り締まりなどを提言する共同宣言を採択し、閉幕した。

産経新聞に記事から引用したこの「リオ宣言」は、各国に強制する権利は勿論ないわけで、日本は今までにもかなりの批判を浴びながら法律の強化をしてこなかった側面も否めない。まるで年配の国会議員の中に児童ポルノの愛好家がいるかのごとく。今度の提言で目に付くのは「児童買春行為を取り締まる態勢が、買春が起きている国で未整備の場合が多い現実を指摘。送り出し国側で行為者を処罰できるよう法整備を求めた」という事であろう。それと「ネット上の児童ポルノ画像などにアクセスするだけでも、取り締まりの対象とするよう各国に呼びかけた」というのが画期的だ。また児童ポルノについては「バーチャルな画像や性的搾取の描写」という表現で、過激な漫画やアニメも児童ポルノに属するとした。日本では表現の自由を逆手にとって過激な児童ポルノ雑誌が氾濫している。このリオ宣言を機会にその種の雑誌を摘発できるような法整備が行われることを期待したい。「児童ポルノの輸出国」と世界中から笑い者にされないためにも。

今日の一枚も、御堂筋とイチョウです。

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また出た、自分が大事な校長

2008-11-28 | ニュース 社会

暴力→退学→再受験、調査書改ざんし不合格…日本橋高校(読売新聞) - goo ニュース

神奈川県平塚市の県立神田高校で入試基準にない「服装や態度の問題」で合格点に達している受験者を不合格にしていた問題が発覚し校長が処分されたが、同じ様な問題が東京都立日本橋高校が2006年に2月に実施した入学試験でも行われていたらしい。

「同日発表した都教委によると、不合格とされた生徒2人は05年4月に同校に入学、12月に自主退学した後、再び同校を受験した。入学試験では、男子62人が受験し、2人は男子の合格ラインに達していた。これを知った当時の苗村深校長(現・都立福生高校長)が当時の副校長に、2人の中学卒業時の調査書や自己PR書類の評価点を減点させる不正操作を指示した。」

読売新聞から引用した上の記事によると当時の校長は2005年に同校で暴力行為などを起こして自主退学した2人の生徒がまた入学してくると「生活指導の問題が再発する」と判断し、2人が受験者総数62人の61番目と62番目の成績になるように中学卒業時の調査書や自己PR書類の評価点を減点し、60番までを合格とする小細工をしていたようだ。本来の総合成績では34位と59位で2人とも合格圏内だった。この校長は「生活指導の問題が再発する」との理由で不正な操作を行っているが、結局のところ「自分が楽な方向」、「騒ぎを起こされて管理職としての評価を落としたくない」という思いに受験制度を悪用したということだろう。教育者としては基本の部分で落第点もいいとこだ。東京都教育委員会の厳重な処分を期待したい。

今日の一枚も、御堂筋のイチョウです。

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麻生総理の発言に寄せて

2008-11-27 | ニュース 社会

首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言(読売新聞) - goo ニュース

「67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。 彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。 みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、 その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、 何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。」

19日の「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」発言を陳謝した20日の経済財政諮問会議での上の引用文の発言だから、麻生総理の本音発言と捕らえても良いのではないか。よく読むと「予防医療を取り入れよう」という趣旨である事が分かる。先の発言といい、今回の発言も言葉の使い方に問題があるとは言え、マスコミが飛びつくのは分かるが、それ程間違っている発言とはいえないのではないか。今回の発言では、いま病院で治療している人間に対して病院に行くなと言っている訳じゃないし、揚げ足を取ってばかりいると本音の部分を発言しにくい世の中になるような気がする。そんな世の中にしたいのか、マスコミも野党も。私は自民党の支持者ではありません、念のため。

今日の一枚も、御堂筋です。

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毎日・発信箱より

2008-11-26 | ニュース 社会

隅田川の流れを眺めハトに餌をやると、白髪の女はビルの屋上に上った。今年7月。知る人のない土地で死のうと奈良から東京に来たが、79年生きても自ら命を絶つのは難しかった。弁護士によれば、女は小さいころ両親が離婚して身寄りがない。戦後の混乱期は米兵に体を売って生き抜き、家政婦として働きながら一人つましく暮らした。だが年とともに仕事はなくなり、年金は月3万円余り。家賃も公共料金も滞納した。上京したものの死にきれず、所持金も底をつき、留置場に泊めてもらおうと思いつく。万引きして自首すると、警官は親身にしてくれた。施設に入ったが、他の入居者と物音で言い争いになった。民家の車庫で野宿し、住民に追い払われた。その夜、女は果物ナイフを買い渋谷へ向かう。「屋根の下で寝たい。警察に泊めてもらうには、もっと大きなことをせなあかん」。若者でにぎわう繁華街。自分は女子挺身(ていしん)隊に召集されていた年ごろだ。友達を待つ若い女性が楽しそうに見え、切りつけた。悲鳴が響いた後も、刃物を手に街をさまよった。今月19日、東京地裁。傷害罪などに問われた女は曲がった腰をかばうようにすり足で法廷に現れ、独りごとのように言った。「自分が恐ろしうて。早く死んでおれば皆さんにご迷惑もかけなかった」。接見で弁護士は「命あって出所したら、どこに行けばいいのでしょう」と聞かれ、返事に窮したという。高齢化率を上回る勢いで増える高齢者犯罪。豊かさを追い求め手にした長寿の時代を、素直に喜べなくなってしまった。女が傘寿を迎える12月、判決が言い渡される。

上の文章は全て毎日新聞11月26日朝刊のコラム「発信箱」のコピーです。記者は磯崎由実氏でタイトルは「老いて負う罪」。非常に読ませるコラムであるが、一つ解らなかったのは、この79歳の老婦人と日本の国のセーフティーネットの一つである「生活保護制度」との関わりだ。利用した経緯があるのか、無いのか。なぜ生活費が月に3万円の年金しかない時に生活保護費を受給していなったのかが解らないため、読後のすっきりしないものになっている。文字数の関係か、それとも記者の取材不足か。

今日の一枚は、御堂筋その2です。

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国家賠償法?

2008-11-25 | ニュース 社会

教諭への請求は1審判決で、「国家賠償法により、公務員が職務で行った行為について個人は責任を負わない」として退けられたため、原告側は控訴審で教諭への訴えを取り下げた。

上の読売新聞からの引用文は、2003年に当時4年生の男児(現在14歳)とその両親が福岡市立小学校の50歳代の男性教師からいじめを受けたとして福岡市と教諭を相手取って5400万円の損害賠償を求めた訴訟の一審判決の一部だ。これによるといじめ=職務と成ってしまうが、可笑しくはないか。私はかねがね損害賠償を求める裁判では取り易い国や自治体を訴えるのが通例と成っているのを批判してきたが、この裁判でも福岡市には確かに使用者責任があるが、訴える主目的はこの教諭であろう。一審で個人の責任は問わないとの判決が出たものだから、控訴審では福岡市だけを提訴したようだ。25日にあった福岡高裁の判決では一審の220万円の支払いに、110万円加えて330万円の支払いを命じる判決となったようだ。国家賠償法を少し調べて見たが、戦前の大日本帝国憲法(官吏は天皇にのみ責任を負う)の反省を踏まえて誕生した経緯があるようだ。福岡地裁の一審判決は拡大解釈をしすぎではないのか、政治家の出番のような気がする。いじめが職務とは笑い話にもならない。

今日の一枚は、御堂筋です。

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小泉容疑者に思うこと

2008-11-24 | ニュース 社会

小泉容疑者、読売新聞にメール…「今から自首する」(読売新聞) - goo ニュース

「父親によると、小泉容疑者が小学生の時に、家に来る茶色い野良犬を飼うようになったが、自宅で営んでいた駄菓子屋の客や周囲の人によくほえるため、保健所に処分してもらった。父親は「息子は『いやだ』と言っていた気がする。根に持っていたかもしれない」と話した。」

引用文を読んでいると34年も前の自分が可愛がって飼っていた犬を父親が保健所に処分してもらった事が今度の事件の引き金となった原因の一つである事はどうやら間違いなさそうだ。勿論、報道されているように犬を処分するのは市町村の保健所の仕事で殺された元厚生事務次官夫妻や重傷を負った婦人の夫には全くといっていいほど関係のない話だ。とんだとばっちりである。その件に関しては34年前のことを言っても仕方がないが、「駄菓子屋のお客さんは子供であるので危険が及ばないように犬は保健所で処分をしてもらう」事に対する子供への説得が足らなかったのであろう。勿論、そんな事実は親もとっくに忘れていて、おそらく容疑者もこの事件を起こす決断をするまでは思い出しもしなかったのではないのか。だから引き金の一つではあるが、あくまでも口実であろう。察するに、あまりうまく行かなかった自分の人生にこの辺で区切りをつけたかっただけではないか。そこで最近騒がれている社会保険庁の役人が原因で発生している年金問題の元トップの住所等を何らかの方法で調べたのであろう。リストアップされた事務次官経験者には迷惑な話であるが。容疑者の親も犬の件は、気にしなくてもいいような気がする。自分の人生に区切りをつけるための単なる口実なのだから。最近は時折、「人生に区切りをつけたかったんじゃないかな」と思われる事件が紙面を賑わすが、他人を巻き込まないで一人で区切りをつけてくれる事を願わずにはいられない。

今日の一枚は、御堂筋のイチョウです。

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斎藤 環氏の時代の風を読んで

2008-11-23 | ニュース 社会

麻生総理の「医師には社会的常識がかなり欠落している人が多い」という発言に対する日本医師会の会長の抗議、二階堂経済産業相の「何よりも医者のモラルの問題」という発言に対する日本医師会や医師団体からの批判。二人とも直ぐに発言の撤回、謝罪をしている。私はこの二人が心底悪かったと思っての謝罪ではないと思う。政治家の発言は医師会との関係があるので良く分からない。斎藤氏は医療にまつわる「失言」が続くのはマスコミの偏向報道が最大の要因だと指摘しているが、マスコミは医療に関してそんなの偏向報道ばかりしてきているのだろうか。私は日本のマスコミが、特に新聞が偏向報道をしてまで国民の医療に対する認識をミスリードしているとは考えない。何のためにそんな事をするのか、どういう意味を持っているのか。考えすぎではないのか。産科や救急などの困難な現場で働く医師たちを尊敬こそすれ、悪く思っているものなど一人もいないだろう。殆どの国民は医療現場が一日も早く斎藤氏の言うように「人生を楽しむ」ぐらいの勤務体制になるように願っているはずだ。

「日本では有名な人は大したことがない。無名の人が偉いのだ。めだたないところで、勤勉と工夫で日本を支えている無名の人が偉いのだ。この人たちが心理的に征服された時、太平洋戦争が始まった」

引用文は、斎藤氏が挙げている精神科医の中井久夫の言葉だそうだが、医療に携わる人に考えてほしいのは、上の言葉は全ての人間に当てはまるということだ、皆がそれぞれの分野で一生懸命がんばっているということ、弁護士も教師も工場の労働者も。生死を扱う仕事に携わる医師は時として理不尽と思われる患者の家族からの訴えに出会う事もあろうかと思うが、一つ一つの事に医師として、組織として対応をしていかないと仕方がないだろう。それが民主主義というものだ。

今日の一枚は、いろんな紅葉です。

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道路族とは何者だ?

2008-11-22 | ニュース 社会

道路特定財源の一般財源化をめぐり、麻生太郎首相が1兆円の「交付税」化を明言した事を受けて自民党の道路族が猛反撃を始めた。まるで自分のお金が盗み取られるような感覚の発言だ。道路族の「牙城」である道路調査会(山本有二会長)での山本氏の発言は

 「首相はしばしば言葉を間違える。『地方に対する交付金』と読めば全部つじつまが合うので、われわれはそういう議論を進めていく」とあいさつ。「地方交付税にすれば(地方の)借金返済に充てられ道路行政に支障が生じてしまう」

引用文の通り、最近の麻生首相の漢字の読みを間違った問題に引っ掛けて首相をこき下ろしている。道路族としては今7000億円の地方道路整備臨時交付金に道路特定財源から3000億円をプラスしてトータルで1兆円にしたい考えのようだ。前総理の福田氏の道路特定財源の一般財源化を受け継いだ麻生総理は1兆円を使用目的を限定しない交付税として地方に配分するのが本音だろうし、国民の支持もその方が多いのではないか。地方に交付税として渡して道路を造るかどうかは地方の判断に任せればよい事だ。また「交付税にすれば総務省を焼け太りさせるだけだ」という発言からも、税金を省庁間で取り合っているのに疑問を挟むどころか、その手助けをしている道路族という人種は何処を見て政治をしているのかと考えざるを得ない。土木や建設業界が未だに大票田である事は分かるが、もう少し国全体を考えて発言をするような夢を持った政治家は出てこないものか。

今日の一枚は、燃える3です。

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52000件の暴力

2008-11-21 | ニュース 社会

「生徒の親は、非行の戦後第3のピークといわれた80年代に育った。善悪の区別や規範意識が十分しつけられていない」

「問題を起こす子は『困った子』ではなく『困っている子』だという認識を全教職員が持てるようになった」

上に引用した二つの言葉はそれぞれ福岡県田川郡の中学校の教諭と大阪府寝屋川市和光小の校長先生の言葉だ。どちらが子供の事を考えている教育をしているかは一目瞭然だ。どんな子がキレるのか。子育てに熱心でなかったり、経済的に余裕のない親のもと、愛情を注がれていない子が暴発しやすいという見方が一般的のようだが、先生に評論家になってもらっても仕方が無いので、「暴発しやすい子には、高校に行くまでにはその性格を少しでも改善してあげよう」ぐらいの愛情を持って教育に携わってほしい。記事の中で、あまり賛成できない取組みは40都道府県の教育委員会が導入しているという警察官OBが学校を見回る「スクールサポーター」。これは明らかに逆効果だろう、校内での暴力が増えてきた一因ではないか。荒れるタイプの生徒は押さえつける目を持った人間を嗅ぎ分ける事がうまく、逆効果だ。しかしだからといって何が何でも警察はだめというのではなく、明らかに犯罪だと思うような事柄には、警察を校内に呼んで毅然とした態度を見せ付けることが大事だ。良い取組みだと思うのは、指導力のある教員による「児童指導コーディネーター」や大学生による「生活指導支援員」、「スクールソーシャルワーカー」など。担任の先生一人では負担が大きいので地域や家庭へも働きかけて、何とか彼等を見捨てないでやってほしい。「経済的に余裕が無く、愛情が注がれていない子」って彼等の責任ではないのだから。

今日の一枚は、燃える2です。

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夫婦二題

2008-11-20 | ニュース 社会

高齢夫婦が孤独死 夫死亡後、認知症の妻も

批判を承知で書くと、この夫婦の生前の生活や夫婦仲についての情報が全く無いので想像の域を出ないが、それ程寂しい「死」でも無かったのではないか。タイトルでは高齢夫婦が孤独死となっているが、夫が10月上旬に寝室の布団に寝た状態で死亡して、認知症の症状があったとしても妻が「夫の死という事実」を理解できいていたとしたら、また10月下旬とそれ程日を置かずになくなった妻も、廊下で倒れていたのはちょっと可哀想だが、それ程寂しい死ではない様な気がする。

もう一つは「夫は人というより物」

65歳の寝たきりの夫に十分な食事を与えず床ずれの傷口から感染した細菌で死なせたとして、保護責任者遺棄致死罪で起訴された妻(55)の、弁護士の被告人質問に答えた言葉「夫は人というより物」。このすし職人だった夫は2003年にリストラされて以来、自室にこもって酒びたりで胃がんの手術後は自立歩行が困難だったようだ。妻は夫の介護には全く関わらずに様態が悪くなっても、「世話していない事がばれるから」と救急車も呼ばなかったらしい。27年も連れ添った夫婦の哀れな末路だ。何が原因かと想像するに、この夫婦はずっと金銭的に苦しかったんじゃないのか、そしてそれが原因で夫婦愛が徐々にさめていったような気がする。

今日の一枚は、燃えるです。

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