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「やけくそ」で言うのじゃないが。

2010-01-31 | ニュース 社会

子ども手当を未納給食費に充当、首相が検討(読売新聞) - goo ニュース

このブログでも「子ども手当て」については随分と反対してきたが、とうとう政府は29日に法案を閣議決定し、4月からの施行を目指して今の通常国会で成立させるようだ。2010年度は中学卒業までの子ども1人当たり月13,000円の支給だ。今でも単なる「ばら撒き政策」で無駄なお金だと考えるのは、私にはもうそれに該当するような年齢の子どもがいないからか。

●鳩山首相は30日、今年6月から支給を始める子ども手当について、受け取る親が給食費や保育料を支払っていない場合、未納部分と相殺して支給できる仕組みなどを検討する考えを明らかにした。ただ、政府は29日、「子ども手当の支給を受ける権利は差し押さえることができない」とする子ども手当法案を国会に提出している。厚生労働省は「法案を変更するのは難しい。対応できたとしても事務作業は相当混乱する」(幹部)としており、調整は難航が予想される。

読売新聞から記事の一部を引用した。一読した時は「それはまずいだろう」と考えたのだが、山梨県での首長らの要望の内容が「最近は給食代を払えるのにもかかわらず、払わない親が多いので子ども手当てをその滞納分に当てる事が出来ないか」というものだったようだ。いわゆる「払いたくないから払わない」というモラルハザード(倫理崩壊)に対応するためだ。そういえば給食代や保育料など、そういった事例は新聞などで時々報告されている。そう考えていくと、それは案外いい考えかもしれないなと考えるに至ったという事だ。それに税金の滞納なども含め、この際、国や市町村が子ども手当てから滞納分を回収できるようにすればいい。国会の提出済みの手当法案「子ども手当の支給を受ける権利は差し押さえることができない」と矛盾してしまうようだが、ここは野党にもよく説明をすれば解ってもらえるのではないか。頭を下げて「損して得とれ」だ。

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労働なき富

2010-01-30 | ニュース 社会

鳩山演説「労働なき富」にヤジ、「それはあんただ」(読売新聞) - goo ニュース

成功なのか、失敗なのか。もちろん鳩山首相が施政方針演説にいれたマハトマ・ガンジーの慰霊碑に記されているという「労働なき富」という言葉のことだ。普通なら、自分の政治資金に母親から貰っていた毎月1,500万円のお金が含まれていた問題が完全には解決したとはいえないこの時期には入れないはずだが。それがこの人が「宇宙人」といわれる有縁か。

●「『労働なき富』というのは、大丈夫ですか?」。閣僚の一人がおそるおそる切り出すと、首相は「自分のことを言われるのはわかっている。だからと言って(ガンジーの言葉が)間違っているんですか?」とむきになった。この場で演説を読み上げた官房副長官の松井氏は「途中で感極まって涙を流した」(閣僚)といい、手直しを求める雰囲気ではなかったという。閣僚らの不安は的中した。参院本会議場で首相が「労働なき富」と読み上げた瞬間、野党席からは「それはあんただ」と激しいヤジが飛び交った。

読売新聞から記事の一部を引用した。ちなみにガンジー師の「七つの社会的大罪」とは「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき教育」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「犠牲なき宗教」だそうです。原文はヒンズー語と英語で書かれているそうで、理解しにくい「犠牲なき宗教」の英語の原文は「Worship without Sacrifice」、直訳すると「犠牲なき崇拝」。「信じるもののためには我が身の犠牲を省みるな」ということだそうです。野党=自民党からのヤジも当然で、私も現場にいたら同じヤジを飛ばしていただろうと思う。しかし崇高な理想を持った総理大臣が政治を引っ張っていく事は悪い事ではないと思うので頑張ってほしいが、それには「小沢一派」との決別が必要だろう。

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海渡君のこと…昨日の続き

2010-01-28 | ニュース 社会

「パパはいじめない」虐待死の海渡君、親かばう(読売新聞) - goo ニュース

昨日のブログで書いた継父と実母によって殺された小学1年生の岡本海渡君のことを取上げます。昨日母親を中心に取上げ、学校や役所の対応を「こんなもんだろう」で済ませたが、それでは死んだ海渡君も浮かばれないような気がして。

●区の「子ども家庭支援センター」も昨年9月、海渡君の胸や腹にアザがいくつもあるのを、診察中に見つけた歯科医から通報を受けていた。海渡君は医師に「パパはいつもぶつんだよ」と話したという。この事実は学校にも伝えられ、校長、副校長、担任の3人がアパートを訪ね、健二容疑者が「二度と殴らない」と話したため、報告を受けた同センターも都墨田児童相談所も「対応は不要」と判断していた。しかし翌10月、海渡君は11日間、12月も6日間欠席した。同じ頃、近所の路地裏に100点満点ばかりの海渡君のテストの束が捨てられているのを住民が見つけていた。1月に入っても始業式から20日まで登校していなかった。それでも学校側は「虐待がある」とは受け止めていなかった。

読売新聞の記事からその一部を引用した。校長、副校長、担任の3人は健二容疑者から「二度と殴らない」との話を聞いた時、そしてそれを「子ども家庭支援センター」の報告した時、正直どう思ったのだろうか。そして、10月に11日間、12月に6日間も学校を休み、殺された1月は20日まで学校に来ていなかったことを。「二度と殴らないといっていたのに、なぜ海渡君は学校に来ないのだろう」というようなことは、考えもしないのだろうか、先生という人種は。

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無くならない、悲劇

2010-01-27 | ニュース 社会

江戸川区と学校 暴行把握 7歳虐待死 警察に通報せず (産経新聞) - goo ニュース

継父による殺人はいつまで経っても無くならない。母親は子どもを生んだ限りは、その子どもを育てる事に専念してほしい。頼るなら自分の両親、その子の父親やその両親、役所などにしてほしい。自分の女性としての部分は、封印してほしい。でないといつまで経ってもこの種の事件がおきる。子どもを生むということは、結婚をするということはそれ程重い責任が発生する事だ。

●東京都江戸川区で両親から暴行された区立松本小学校1年、岡本海渡君(7)が死亡した事件で、区や同校が昨年9月、近所の歯科医の通報で、父親の健二容疑者(31)=傷害容疑で逮捕=の暴行を把握していたことが25日、江戸川区などへの取材で分かった。一方、警視庁は26日、傷害致死容疑で、健二容疑者と妻の千草容疑者(22)=同=を送検する。海渡君は歯科医に対し、「パパにぶたれたが、ママは何も言わなかった」と説明していた。

産経新聞よりその記事の一部を引用した。この母親の年齢からすると海渡君を15歳で生んだ事になるが、昨年の4月までは彼女の実家で育てていたという。とすれば継父のストレス解消のはけ口として呼び寄せたのか。彼女や継父やその弁護士はおそらく裁判所で泣きながら反省の言葉を「演技」するだろうが、それにはだまされずに最高刑が求刑される事を望みたい。「パパにぶたれたが、ママは何も言わなかった」と言ったという海渡君の「無念」に応えるためにも。お役所や学校の対応は、腹が立つけれどこんなものだろう。「海渡君が死のうが生きようが」彼らは仕事の上で罰せられる事は無いのだから。

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いい話だ

2010-01-26 | ニュース 社会

生活保護世帯に教育クーポン 反響 西宮のNPO法人 募金で達成(産経新聞) - goo ニュース

毎日ブログを書いていると、ついつい政治や社会の「悪い面」ばかりに目が行ってしまうが、たまには今日の様な記事も取上げます。

●経済的理由による「教育格差」解消のため、兵庫県西宮市のNPO法人「ブレーンヒューマニティー」が、日本初の学習支援活動に乗り出した。生活保護世帯の子供を対象に、塾や予備校などの教育機関で利用できる25万~50万円のクーポンを提供する。募金活動を行ったところ目標金額に達し、不況に苦しむ家庭が直面する問題を解消する新たな手法として注目されそうだ。 この取り組みは「子どもの貧困撲滅プロジェクト Chance for Children」。

産経新聞の記事からその一部を引用した。私はブログで生活保護を受けている人のことを「ごまかしている人も多いのでは?」と懐疑的に書く事もあるが、そのことと生活保護家庭の子どもには何の関係もない。当たり前の話だ。生活保護を受けている親に育てられても、いやそれだからこそ人と同じスタートラインに立つためには「教育」が必要だ。貧困から抜け出すためにこの「クーポン」を有効に使ってほしい。それと同時にこの様な取組みが日本各地で始まる事を期待したい。出来ればネット上で寄付が出来るようになれば、もっと多くのお金集まるのではないだろうか。ただネット上には「偽の寄付金集め」もあると聞く、嫌な世の中だが。コンピューターに熟知している頭のいい人は、いい方法を考えてほしい。

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誰も書かないから書くが。

2010-01-25 | ニュース 社会

石川容疑者「本当のこと言う」、逮捕直前父に(読売新聞) - goo ニュース

石川容疑者のお父さん・勲氏の「事実が明らかになり、職務に復帰できることを願っている」との言葉は重い。私もそう願っているが、小沢幹事長が全ての法的責任を秘書に押し付けた今となっては、保釈などで早く出てこないほうがいいのではないか。

●逮捕前日の今月14日午後10時過ぎ、石川容疑者から電話があり、「虚偽記載で2004年にまずいことをした」と打ち明けられた。この時は、「(検察に)本当のことを言うしかない」と話していたという。一方、勲さんは今月2日、帰省中の石川容疑者に、水谷建設から金を受け取ったのかと尋ねたところ、石川容疑者は「もらってない」と血相を変えて否定したという。

読売新聞の記事からその一部を引用した。今となっては石川容疑者と同期の当選2回目の衆院議員13人が「石川知裕代議士の逮捕を考える会」を結成し「国会法に基づき、石川議員の釈放要求を発議することも検討する」としていたのがマスコミ報道で批判されるところとなり、動きを封じ込められたのが幸いしている。彼が出てくると、「有象無象の圧力」が彼にのしかかってくるだろう。曰く「恩のある小沢幹事長を逮捕させるのか」「誰に国会議員にしてもらったと思ってるんだ」…。そして留めは「まだ生きているのか、小沢先生に恩返しをする最後のチャンスじゃないか」と。もう一度書くが、石川容疑者は保釈したり釈放すべきではない。全ては小沢幹事長が検察に逮捕されてからだ。何度も何度も、くだらない芝居の繰り返しは「もう沢山だ」。

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秋田・穂積志市長の対応に拍手を

2010-01-24 | ニュース 社会

成人式妨害した18人、秋田市長に謝罪(読売新聞) - goo ニュース

成人式でステージに乱入し、式を妨害した新成人18人が市教育委員会を訪れて秋田・穂積志市長らに謝罪したらしい。

●この日は全員がスーツ姿で、代表者の男性2人が「大変ご迷惑をかけ、申し訳ありませんでした。これからは成人として責任ある行動を取ります」などと震える声で謝罪。式で合唱を披露した小学生へのおわびの手紙も市長に手渡した。穂積市長は取材に対し、「同じ成人の仲間が企画した式を踏みにじった」と非難する一方で、秋田中央署には「前途ある人生に汚点が残らぬよう寛大な措置をお願いする」と述べた。

読売新聞より記事を引用した。市長は警察に提出した被害届けは取り下げない考えだという。その代わりに上の記事のように「寛大な処置をお願いする」という言葉になったのだろう。これはこの件に関しての最もベストな対応策ではないだろうか。おそらくは、新成人たちは親か誰かに説得されたうえでの行動だとは思うが、これで警察への届けも引っ込めれば市や教育委員会が彼らに「舌を出して笑いものにされる」のがおちだろうから。毎年毎年、日本のどこかで同じ様なことが起きる。おそらく来年の成人式にも、てぐすねを引いて待ち構えている連中がいるのだろう。

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勘弁してよ

2010-01-23 | ニュース 社会

アルコール規制強化、各国に要求 WHOが指針案採択(朝日新聞) - goo ニュース

世界保健機関(WHO)がアルコールにも手を広げてきた。5月のWHO総会で合意されるその指針は「アルコールの有害な使用を減らす世界戦略」。タバコは貴方の説得に応じてもう6年ほど前に止めた。一番の決め手は「受動喫煙」だったように思う。だが私が生きている間にアルコールまでに手を伸ばしてくるとは。そこで今日のタイトルは「勘弁してよ」です。

●「アルコール世界戦略」の対策例 ・小売りする日や時間の規制 ・イベントなどでの販売規制 ・10代の若者の飲酒を防ぐ「障壁」の確立 ・酒の広告内容や広告量、メディアの規制 ・スポーツ・文化イベントのスポンサー規制 ・公共の場での飲酒をめぐる施策 ・若者を対象にした販売促進の禁止や制限 ・飲み放題、値引き販売の禁止や制限 ・アルコール課税、最低価格の導入

朝日新聞の記事からその一部を引用した。記事によると政府は昨年の税制調査会でタバコ税と同時に酒税も検討したようだ。「健康に対する負荷を踏まえた課税」という理由で。私としてはタバコの値上げだけで助かったが、WHOの指針が決まれば「健康という御旗」を掲げて増税を迫る声が高まってくるのだろうか。「自分の健康は自分に任せてよ」と言いたいところだが、街には迷惑な酔っ払いがいるのも事実だし、飲酒を減らす事で医療費の増加を抑える事ができるといわれると辛いところだ。何か良い手立てはないものか。

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菅家さん、そして取調べの可視化。

2010-01-22 | ニュース 社会

DNA追及され涙ながら否認撤回 菅家さんテープ再生(朝日新聞) - goo ニュース

小沢民主党幹事長問題で、党の方が「取調べの可視化」を必要に叫ぶのは検察に対する圧力ではないのか、といった問題が持ち上がっている。元々民主党は「可視化」を訴えていたはずだし、圧力だという議論はためにするものだろう。それにしても検察はそれほど「可視化」が嫌なものか。足利事件の再審第5回公判で当時の取調べの録音テープが公開されているので紙面で4つのテープを読んでみた。

●冒頭、菅家さんが「森川さん、私は17年半の間、無実の罪で捕まっていました。そのことをどう思いますか」と直接質問。 森川元検事は「当時、主任検事として、全証拠を検討し、菅家氏が犯人と判断した。新たなDNA型鑑定で犯人でないと分かり、非常に深刻に思っている」と答えた。

上に産経新聞からの記事を引用した。世間やマスコミは森川元検事に土下座して「すいませんでした」とでも言ってもらいたいのだろうか。私には上の記事の森川元検事の言葉で十分だと思うのだが。勿論、無実で17年も服役した菅家氏には同情するが。警察の取調べのテープは論外だが検察のは節度のあるもののように思う。テープを読んで気になったのは、「取調べが夜遅くなりまして、これ以上10日も20日もやっていないと言うと、殴られたり蹴られたりするんじゃないかと思い、それで自分がやりましたと話した」というくだり。同じ日のテープに2度も出てくる。取調べが10日や20日に及んだのなら分かるが、まだ取調べの初日での発言としてはちょっと異様だ。それと裁判の最中に一転、自白に及んだのも「後ろの傍聴人の中に自分を取り調べた警察官がいると思って」という供述を新聞で読んだような気がする。されてもいない暴力行為に異様に敏感な人だ。トラウマでもあるのだろうか。

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