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今年の締めは、自殺者の話

2009-12-31 | ニュース 社会

増える鉄道自殺 運休・遅れ原因の45%に(朝日新聞) - goo ニュース

●年の瀬、毎日のようにどこかで電車が止まる。理由の多くが自殺だ。たった2時間余りで4件が相次いだ日もあった。国土交通省によると、首都圏1都3県で昨年度に起きた「輸送障害」679件のうち、自殺は307件で45%を占めた。その割合は、年々増えている。

<自殺者>12年連続3万人 長引く不況、前年上回る恐れも(毎日新聞)

●警察庁は25日、11月の自殺者数が2494人だったと公表し、1~11月の累計は3万181人(昨年同期比445人増)となり12年連続で3万人を超えた。12月もこのペースで推移すれば、統計の残る78年以降で最多だった03年の3万4427人よりは少ないものの、08年の3万2249人を上回る見通し。金融危機が深刻化した昨年10月以降長引く不況で、経済的要因による自殺が増えているとみられる。

朝日新聞と毎日新聞から記事を引用した。今年も最後の1日となってしまった。今年の締めの記事としてはあまりふさわしくも無いが、自殺者が12年連続30,000人を超えたというニュースと首都圏の鉄道での自殺が2004年以降増え続けているというニュース。鉄道での自殺については遺族等に弁償金が発生するとかしないとか、よく解らない部分があるが、もし本当に発生しているのならそのことを公にすれば多少は減るのではないか。私は自分の命の最後を自分が決めるということについては、特段反対はしないという考えだが、出来れば他人に迷惑をかける度合いが一番少ない方法で実行してほしいものだ。それにしても自殺者が12年連続で30,000人を超えるという国はやはりどこかがおかしい。立場が弱い者や貧しい者、病気がちの者にとっては非常に住みにくい国になってきているという事だろう。せっかく政権も変わったことだし、2010年は少しは改善するようになってほしいものだ。

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がんばれ、七奉行

2009-12-30 | ニュース 社会

民主党七奉行、「非小沢」へ動く 「一辺倒はよくない」(朝日新聞) - goo ニュース

岡田克也、前原誠司、仙谷由人、野田佳彦、枝野幸男、玄葉光一郎、樽床伸二の七人がいよいよ動き出したか。今の民主党の状態は、誰が見たっておかしい。党幹事長の小沢一郎氏が完全に政府を取り仕切っているように見える。七人を中心に若手も立ち上がることを期待するが、こないだの衆議院選挙で当選してきたいわゆる「小沢チルドレン」はどう動くのだろうか。

●民主党の小沢一郎幹事長が党運営だけでなく鳩山内閣の政策決定にも影響力を及ぼすなか、小沢氏と確執を生じてきた次世代リーダー格の「七奉行」が動き出した。政権交代後、初めてとなる会合を今月に開催し、「非小沢」の立場から発信を強めている。 七奉行の一人は新人を集めて党運営への不満を聴き、議員立法や国会質問を制限する執行部に改善を求めている。「小沢さん一辺倒はよくない。みんな相当ストレスがたまっている。幹事長に意見を言う場を党内につくるべきだ」と話す。

朝日新聞から記事の一部を引用した。小沢チルドレンは「議員は次の選挙が一番大事」というふざけた小沢幹事長の言葉に洗脳されてしまっているのか、それとも本当に選挙が怖いのか、年間に税金から約1億円も支給されているというのに、何をやっているのか全くその動静が伝わってこない。先の一部発表された次の参議院選挙の候補者を見ても、プロレスラーや女優で得票数を稼ごうという、「国民の民意なんてこの程度だろう」位にしか考えていない党の体質が見えてくる。これでは、自民党と似たり寄ったりもいいとこである。若い議員の中から七人の後にどれくらいの人数が続くかが、見所である。

今日の一枚も、おのぼりさんの東京日記2です。仲見世

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同じ家賃なら。

2009-12-29 | ニュース 社会

ワッハ上方は現地で存続 橋下知事、通天閣への移転断念(朝日新聞) - goo ニュース

ワッハ上方の問題は以前にもこのブログで書いたことがある。大阪には確かに日常的に「笑い」が存在しているとは思うが、それが府民のお金をかけてまで保存するべきものだとは考えた事もない。残したいものがあるとしたら、それで商売をしている吉本や松竹が負担すればいい話である。と考えていたのだが。

●大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方、大阪市中央区)の移転問題で、橋下徹知事は、今夏に発表した通天閣への移転を断念し、現在のビルで存続させることを決めた。府の支出を通天閣への移転案に近い年1億円に削減する、とした家主の吉本興業の提案を評価した。一方で、入館者年40万人の目標を2011年度で達成できなければ閉館する、とも明言した。

朝日新聞から記事の一部を引用した。「上方演芸を紹介する資料」のみを通天閣に移し展示するという移転案には、家賃が大幅に安くなる事だし、「まあ、いいか」と思っていたのだが、ここに来て記事にあるように「まさか」の展開になった。吉本側が難波の地から若手の練習場を無くしたくなかったのか、客が新世界に流れるのを嫌ったのか、大幅な譲歩をしてきた。家賃が通天閣と変わりが無いのなら今の場所でいいわけで、橋下知事の大勝利というわけだ。入館者40万人の約束を達成できずに閉館に追い込まれそうになれば、何人もいる億単位の年収を得ている芸人の給与をカットすればいいだけの話だ。そしてそのお金で吉本が自前で運営すればいい。「笑い」が本当に保存する価値があると考えているのならば。

今日の一枚は、おのぼりさんの東京日記2戻ります。浅草

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忘れられてる

2009-12-28 | ニュース 社会

「国の政策で人生狂った」 明石淡路フェリー15人退社(神戸新聞) - goo ニュース

新しい事件や出来事が起こるたびに、かつての出来事は忘れられていく。私もフェリーのニュースはこの記事を見るまで忘れていた。当事者にとってはどれほど残酷な事でもその出来事に無関係の者にとっては、単に新聞の記事の一つに過ぎないということだろうか。

●高速道路の休日上限1000円の料金割引を引き金に、兵庫県内の明石-淡路市を結ぶ「明石淡路フェリー」(明石市、愛称たこフェリー)では今夏、3分の1の船員が退職した。15人の離職者のうち、再就職先が決まったのはわずか5人。大半が年の瀬の今も求職活動を続ける。国の政策に翻弄(ほんろう)された元社員らは「目先の票しか考えない政治に人生を狂わされた」と憤る。

休日1000円という高速道路の料金に変化がありそうだが、この人達が元の職場に戻る事は出来るのだろか。記事にあるように国の政策に翻弄される人間というのは、いつの時代にもいるのだろうが、国からの優先的な職場の斡旋が無いのであれば、政治とは何のために、誰のためにあるものだろうか。国会議員という人種には「ローンが払えないとか食費を切り詰める」ということ自体が、どういう事なのか解らないのだろう。

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お終い…メッセンジャー・黒田

2009-12-27 | ニュース 社会

メッセンジャー黒田容疑者送検 「手出してない」と否認

このニュースに最初に接した時は、4人で25万円は高すぎるやろ。この最、こんなぼったくりバーは徹底的に追求した方が大阪のために成るんじゃないかと思ったのだが。メッセンジャー・黒田もそれ程嫌いな漫才師ではないし。しかしどうやら真相は違ったようだ。

●黒田容疑者は午前8時20分すぎ、府警の捜査車両で大阪市中央区の府警本部を出た。南署によると、2人は25日深夜、大阪市中央区宗右衛門町のガールズバーで、男性店長(23)に暴行し、目の下の骨を折るなど約2カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。黒田容疑者は「店と料金のトラブルになったが、私は全く手を出していない」と容疑を否認している。一方、店側の関係者は「黒田容疑者が店長の髪の毛をつかんだり、殴ったりけったりしていた」と話しているという。

朝日新聞より記事を引用した。いろんな記事を読んでみると、どうやら暴れていたのは黒田本人のようだ。ガールズバーと同じビルの飲食店の女性店員(19)は「暴れる黒田さんを別の男性が止めていた。酔っぱらってフラフラしながら周囲に『何やコラ』などと怒鳴っていた」と話した。とあるように、事件を起こした後で樋口容疑者と警察での供述の打ち合わせをしたというのが真相ではないか。売れ出して金回りも良くなり、態度まで大きくなってしまったか。大阪に住んでいるとテレビ局への吉本興業の影響力の強さを感じる事が多々有り、吉本の芸人が出ていない番組を探すののに苦労するぐらいだ。私はもともと芸人がその芸以外でマスコミに出てくるのは嫌いで、(もちろんスポーツ選手にも同じことが言えるが)トーク番組などで専門以外の分野を得々としゃべられると興ざめしてしまう。もちろん、中にはどんな番組にも通用するような立派な芸人もいるにはいるが。兎にも角にも、メッセンジャー・黒田はこれで終わりではないか。吉本興行が「儲かれば何でもいい」とテレビ局に圧力をかけなければ。

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「自己責任」と言えば怒られるのか?

2009-12-26 | ニュース 社会

受給資格に気づかず無年金、3.5万人 厚労省推計(朝日新聞) - goo ニュース

長妻昭厚生労働相は25日、年金の受給資格を満たしているにもかかわらず、そのことを知らずに受給していない無年金者が、推計で3.5万人いると発表した。年金の請求手続きをすれば受給できるため、社会保険庁は今後、これらの人に請求を促す通知を送るという。

地デジ:チューナー配布、申し込み目標の7割 期限を延長

11年7月に完全移行予定の地上デジタル放送に対応した簡易チューナーを生活保護世帯などに無償配布する総務省の支援事業が難航している。事業初年度の09年度は60万世帯への配布が目標だが、今月28日の申込期限が迫っても、21日時点の申し込みは約46万世帯と7割台にとどまった。地デジへの関心の低さが要因とみられ、同省は急きょ期限を来年2月26日まで延期することを決めた。

一つ目の記事は朝日新聞から、二つ目は毎日新聞から引用した。こういう言い方をすれば必ず反対する人が出てくるが、私にはこの二つの記事は「同根」だと考える。年金の需給に関しては、確かに「自分で申請をしなければ給付されないのはおかしい」という考え方もあるが、私もその意見には賛成だが、今のところは申請主義を採っている。この二つの問題で、これ以後に発生する経費もみんなの税金から出るわけで、いわば無駄金だ。そろそろ日本人も「自己責任」という事を真剣に論じてみてもいいのではないか。

今日の一枚は、御堂筋のライトアップを。

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愚の骨頂…そうだよね。

2009-12-24 | ニュース 社会

「子ども手当て“所得制限なし”は愚の骨頂。日本の借金は1000兆円を超える!」~予算編成の迷走を井堀利宏・東大教授に聞く(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

無駄の削減で財源をひねり出す事が出来なかった。打ち出の小槌のように10兆円は出てくるはずだったのだが。「マニフェストを完全に守らなくても、国民は納得するだろう」と言われていたのに、一番お金の出て行く「子ども手当て」を実施するとは。この政権は何を考えているのか。小沢幹事長の言いなりにはなりたくはなかったという気持ちは解るが。一度始めると毎年5兆円というお金が出て行くことになるというのに。

●「社会が子どもを育てる」ことが意味するのは、少子化対策だろう。それであれば、2人目以降に支給するとか、3人目からは支給額を増やすという工夫が必要だ。子どもを一人生んだだけでは、人口減少に歯止めはかからない。2人以上で人口増加に転じる。所得制限も時限も設けず恒常的支出項目にするなら、そうしたインセンテイブが働き、社会貢献に転じる仕組みがいる。いずれにしても政策目的を明確化すれば、一定の財政負担範囲で効果を上げることができる。子供手当ての場合は、私が述べたどちらかを取るべきだ。財政危機の今、両方を一緒にできるはずがない。

ダイアモンドオンラインからその一部を引用した。民主党は今からでも遅くは無い。「子ども手当て」を実施するなら、所得制限をつけるべきだ。それも500万円がいい線だろう。所得の把握が難しいのなら、まず「総背番号制」を実施し一人一人の所得を掴むべきだ。外国では実施されているのに我国で出来ない事は無い。その法案が通ってから子ども手当てを支給すればいい。そして500万円から600万円位の所得の人に対しては段階的に減額した子ども手当てを支給するようにすればいい。小沢幹事長との確執で将来大変な負担となる政策を簡単に決められては、国民はいい迷惑だ。

今日の一枚は、クリスマスイブにちなんで。

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独裁的リーダーは要らない。

2009-12-23 | ニュース 社会

舛添氏ほえる「私が先頭に立ち衆参同日選へ」「自民は独裁的リーダー必要」(産経新聞) - goo ニュース

自民党の舛添前厚生労働相が自民党再生に向けて活動を開始しそうだ。民主党のマニフェスト違反の追求の先頭に立つとの事だが、これはいかがなものか。新聞報道でも国民はマニフェストが完全に履行されない事は税収の大幅の落ち込みもあり、うすうす納得している。追求するのなら、鳩山首相と小沢幹事長の選挙資金の問題だろう。首相の親子共々の脱税は、日本の代表としては失格だろう。小沢幹事長にはお金の問題の他にも、天皇に関する発言の中で「私がお願いすれば、陛下もきっとご理解くださる」とした発言が問題だ。これは「天皇の政治利用」などという次元を超えて独裁者の発想だ。この考え方が先の戦争に突入していった元凶だ。舛添氏は小沢氏のような強力なトップが自民党にも必要だといっているようだが、それは間違いだ。

●「鳩山由紀夫内閣は、(通常国会で)予算を衆院で通過させるのと引き換えに首を投げ出さざるを得ないのではないか」とも予測。「来夏の参院選を待たないで大きな動きが起こる可能性はある。そして、やるべきことは自民党の再生ではなく新生だ」と述べ、党名変更にとどまらず、新党結成の必要性もにじませた。中長期的課題の政界再編では「今、仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ」と述べた。

産経新聞から記事の一部を引用した。上に引用した記事の後半部分は大賛成だ。以前も書いたように民主党は小沢幹事長のグループを党から追放し、舛添氏は自民党の若手を引き連れて、合体するのがいい。衆・参とも過半数には達しないかもしれないが、小沢氏にびくびくしている国会議員などとは袂を分かつ事が国民にも支持されることは確実だろう。

今日の一枚も、おのぼりさんの東京日記2です。仲見世より。明日からは東京日記を少しお休みして、クリスマスを。

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また登場だ、この市長。

2009-12-22 | ニュース 社会

阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り(朝日新聞) - goo ニュース

マスコミはいつも話題を提供してくれるので、この市長を追いかけるのが好きなようだ。九州の小さな市の市長の言論など、特段に取上げる必要も無いと思うのだが。それともこの市長自身がマスコミに登場するのが好きで、わざと話題になるように振舞っているのだろうか。

●日テレで『アラームにかこまれた命』というのをやっていた。NICUで未熟児で障害児が生まれてしまった。それをどんなことしても生かす医療システムがある。のどにも胃にも穴をあけて、24時間見張る。栄養はチューブで入れる。そこで2年間。病院の扱いがひどくて、お母さんが家につれて帰る。お母さんは眠れない。2年半も。そういうことやっていいのか。それを止めるのは殺人となる。

朝日新聞から記事の一部を引用した。この市長は「例え話」が下手だ。それとも本当に、「腐った部分(障害者や社会に負担となる人間)は切り取っていき、正常な部分(税金をきちんと負担できる人間)だけで生き残ろう」と考えているのだろうか。もしそうなら、これ以上ブログで取上げる価値も無いが。上の記事から引用した部分をマスコミ人一人一人に問いかければいい、「あなたがその立場にたった場合は如何するか?」と。下手なたとえ話を入れるからマスコミの格好に餌食となるのだ。私が上の問いかけをされたなら、医師や看護士に刑事罰が及ばない社会なら、「残念ですが、死産でした」と妻や私に言ってほしい。そして後で私にだけ、死産と報告した訳を説明してほしい。ただし、私の知り合いの人間が同じ立場に立ち、私が相談をされたとしたら私は一言も答えないだろう、重たすぎる問題だから。もしこの私の考えが「障害者を差別している」というのなら、甘んじて受けなければならないだろう。

今日の一枚も、おのぼりさんの東京日記2です。仲見世。

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