増える鉄道自殺 運休・遅れ原因の45%に(朝日新聞) - goo ニュース
●年の瀬、毎日のようにどこかで電車が止まる。理由の多くが自殺だ。たった2時間余りで4件が相次いだ日もあった。国土交通省によると、首都圏1都3県で昨年度に起きた「輸送障害」679件のうち、自殺は307件で45%を占めた。その割合は、年々増えている。
<自殺者>12年連続3万人 長引く不況、前年上回る恐れも(毎日新聞)
●警察庁は25日、11月の自殺者数が2494人だったと公表し、1~11月の累計は3万181人(昨年同期比445人増)となり12年連続で3万人を超えた。12月もこのペースで推移すれば、統計の残る78年以降で最多だった03年の3万4427人よりは少ないものの、08年の3万2249人を上回る見通し。金融危機が深刻化した昨年10月以降長引く不況で、経済的要因による自殺が増えているとみられる。
朝日新聞と毎日新聞から記事を引用した。今年も最後の1日となってしまった。今年の締めの記事としてはあまりふさわしくも無いが、自殺者が12年連続30,000人を超えたというニュースと首都圏の鉄道での自殺が2004年以降増え続けているというニュース。鉄道での自殺については遺族等に弁償金が発生するとかしないとか、よく解らない部分があるが、もし本当に発生しているのならそのことを公にすれば多少は減るのではないか。私は自分の命の最後を自分が決めるということについては、特段反対はしないという考えだが、出来れば他人に迷惑をかける度合いが一番少ない方法で実行してほしいものだ。それにしても自殺者が12年連続で30,000人を超えるという国はやはりどこかがおかしい。立場が弱い者や貧しい者、病気がちの者にとっては非常に住みにくい国になってきているという事だろう。せっかく政権も変わったことだし、2010年は少しは改善するようになってほしいものだ。
今日の一枚も、おのぼりさんの東京日記2です。