日雇いの街

あいりん地区がある大阪市西成区で高齢者の変死(亡くなった時点で死因が不明なもの)が急増しているという。長期間家族や故郷とは離れているだろうし身よりも判らない人が多いのだろう。私個人としては本人の判断でその地に暮らし、そしてその地で死んでいくのであるからあえて警察等が身寄りを探すことも無いような気がするが。本人が生前にどのような言動をしていたかで対応を決めればいいし、ひっそりと死んでいくのも一つの人生だと思う。貧富の差が酷くなってきて生活が厳しくなる人も増えるであろうから、死んでからより生きている今こそ手を差し伸べてほしい。

今日の一枚も異人館の展示品です。

　

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国のあり方と税

道路特定財源は暫定税率を少し低くして一般財源化されそうな雰囲気だが、地方の道路財源のうち道路維持費や北国の道路除雪費というのは当然のことだが必要なお金である。それではその地方がいわゆる限界集落で人口も数十人の町でお年寄りが「ここで死ぬまで暮らしたい」と言い張ったならばどうするか。私は高速道路はもう要らないと思うが一般道や橋の維持管理、除雪費には一般財源から地方自治体がお金を出すべきで国がその配分をする際には道路が未整備な地方に重点的に配慮すべきであると思う。国としては人口の少ない限界集落であっても人間が暮らしている限りは道路は維持すべきである。都会人だけで国が成り立っているのではないのだから。道路も鉄道もバスも田舎だからといって切り捨てていては何のための国か。そしてその費用の負担は国民全員が負えばいい。

今日の一枚は異人館の展示品です。

　

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子ども家庭センターの殺人

大阪府の児童相談所がまたもや子どもを見殺しにした。今度の岸和田子ども家庭センターでは骨折を診察した医師がセンター職員に「絶対に保護すべきだ」と訴えたというではないか。センター職員は「保護するかはこちらで決めること」と回答したという。自分たちの職分を荒らされるとでも思ったのか、それとも帰る時間が迫っていたのか、お決まり文句なのか所長が「両親は愛情を持って子どもに接しているように見えた」と述べているが、ここ2～3年で何人の子どもが相談所の職員の不手際によって亡くなっているか。名前と写真を公開し当然のことながら懲戒解雇にするべきである。

今日の一枚は、異人館の展示品です。

　

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プチ生活保護

埼玉県の公務員の大山典宏氏の「ワーキングプア vs 生活保護」が話題になっているという。ネットカフェ難民の若者に生活保護も視野に入れてみてはと語りかける内容のようだが、生活保護というもののイメージの悪さが彼らに二の足を踏ませているのではなく、テレビなどで見る役所の担当者の態度の横暴さや冷ややかさに自分を晒すのが出来ないのだろう。少ない予算で運用する役人の苦労もわかるが、議会に働きかけて不正受給している人間をあぶり出し刑罰に処すなどの改革をするのが先だろう。生活保護の不正受給、払おうと思えば払える人の給食費や社会保険料の未納問題、脱税、こんな人間に対するお灸は地域社会にその氏名を公表するのが一番だと思うが如何なものか。

今日の一枚も、雪。

　

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年金制度

基礎年金の財源は社会保険方式が良いのか税方式にするのが良いのかおそらく次の総選挙の最大の焦点となるだろうが、そのことより先に基礎年金というからには最低限の生活が保障される金額でなければならない。今の制度の40年間毎月払って1 人66,000円では最低限の生活も出来ないだろう。せめてその倍の1人者130,000円、夫婦者200,000円位は必要である。それをまず決めてから、ではそれにはどのくらいのお金を集めればよいかと考えていくほうが国民の納得を得やすいのではないか。それと払わない人への罰則、全国民の所得の把握、最低限の食料への消費税の非課税、今まで真面目に払ってきた人が馬鹿を見ないような方法、考えることは山のようにある、役人は、頑張れ。

今日の一枚も大阪の雪。

　

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2月23日に学んだこと

自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロ延縄漁船の衝突事故が騒がれているが、毎日の発信箱欄に私の知らなかった興味深い記事が載っていた。64年前の第二次大戦末期の陸軍の横暴な言動に関するものだが、武器を背景にした巨大な組織の馬鹿さ加減がよく現れていて参考になった。官庁のご都合主義や無責任体質はよく言われる所であるが、防衛省というのはそれにプラス武器を持っているので始末に悪い。今度も海上保安庁がどこまで突っ込んだ捜査が出来るかだ。その昔、軍が政治の表舞台に出てきた時の経緯を、私は不勉強でよく知らないがマスコミはもっと頻繁にそのことについて言及したほうが良いのではないか。文民統制などは一瞬にして吹き飛んでしまう気がする。

今日の一枚は、またまた積もった大阪の雪です。

　

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知事のメール

大阪府知事が１万人の職員に送った電子メールの要旨を読んだがなかなか良かった。特にメールの取り扱いに対する配慮は立派なものだ。ある職員の「情報は年長の経験者の目をいくつか通って純度を上げてからトップに伝えるもの」という発言に責任を取りたがらない役人の本性を見た気がする。08年度暫定予算に計上しなかった事業を見ても一つとして急いでしなければいけないような物は無い。そもそも支出は入ってくるお金の範囲内で使うのが当たり前の話で足らなければ事業をカットしそれでも足りなければ職員の給与を減らすかその数を減らせば良いだけのことだ。府の他の市町村も新事業への補助金を当てにせず財政を黒字化する努力を一度ぐらいはして見てはどうだ。

今日の一枚も異人館の展示品です。

　

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タスポ

タバコのタスポカードの申し込みが始まったようだが、このカードの最大の欠点は指紋や静脈など生体認証システムを導入していないことだ。そもそもWHOの国際条約であるタバコ規制枠組条約に日本は署名したのであるから中途半端なものにするより世界の手本となるようなものを創るべきだ。コンビニやスーパーなど対面販売ではカードがいらないなどタバコ産業にも配慮したものになってしまった。個人情報をカードに入れることに反対する人もいるようだから、なおさら生体認証システムだけで良いのではないか。なおこの条約にはアメリカや中国が署名していない。今日、日本はアメリカが反対しているクラスター爆弾禁止条約に賛同した。タバコと爆弾を同列に扱うつもりは無いが、アメリカ離れはいいことだ。

今日の一枚も異人館の展示品です。

　

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二人の大臣

国土交通省の冬柴鉄三氏と法務省の鳩山邦夫氏、この二人の大臣の省庁の意を汲んだ答弁が目立っている。そもそも総理から大臣に任命されるに際してある程度は自分の意見もあるだろうが、まずは大臣になることが一番の目的であってその省庁の事を十分に解っていて就任する訳ではない。これでは官僚が大臣を操るのはわけの無いことである。上記の二人は滑稽なほどそれが目立つ典型例であるが、おそらく自分の考えと言うものを前から持ち合わせていない三流政治屋であろう。官僚の壁を打ち破るには、大臣に官僚の罷免など人事権を与えるか各省庁間で官僚を定期的に移動させるかである。本当に優秀な政治家が育つならば官僚は事務屋に徹すればいいことである。

今日の一枚も異人館の展示品です。

　

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ナイスなニュース

今日は「良いな」と思った記事をランダムに。ロンドンのケン・リビングストン市長がボトル入り飲料水を買わないで水道水を飲むようにと市民に。もちろん環境を考えてのこと。関西テレビの民放連加盟を民放18社が見送ることに。北京オリンピック後で良いし、無くなってもいい。橋下大阪府知事が私学への補助金600億円の削減を匂わせた事。米国で移民労働者向け送金会社MFICを創業したという17日の「ひと」欄のお肉の話。立派な人だ。

今日の一枚も異人館の展示品。

　

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