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「今」を象徴する…

2012-08-27 | ニュース 社会

59歳男性孤立死か 札幌のアパート、餓死の可能性

●札幌市西区のアパートで7月、一人暮らしの男性(59)のミイラ化した遺体が見つかっていたことが27日、わかった。死後3~4カ月とみられ、餓死の可能性があるという。所持金はわずかで、生活保護は受けていなかったという。同市では今年1月、知的障害のある妹とその姉がアパートで病死や凍死しているのが見つかったのを受け、電気やガスなどの事業者と滞納者などに関する情報共有について協議しているが、男性に関する情報は無かったという。

マンション保証人もおらず…75歳夫、妻を絞殺

●警視庁立川署は27日、東京都国立市矢川、アルバイト沢井正毅容疑者(75)を、殺人容疑で逮捕した。発表によると、沢井容疑者は26日午後10時頃、自宅マンションで、妻の和代さん(65)の首をネクタイで絞めて殺害した疑い。沢井容疑者は「病気の妻を抱え、お金もなかった。マンションの契約更新日が過ぎていたが保証人になってくれる人もおらず、先行きが不安で殺害した」と話しているという。

一つ目は 朝日新聞デジタルより、二つ目はYOMIURI ONLINE より引用した。孤立死と殺人、事件の内容は全く異なるのだが、我が国の「今」を象徴する事件として取り上げた。札幌の59歳の男性は80歳代の母からの仕送りで生活をしていたらしい。その母親が認知症になり仕送りが止まってしまい餓死に到ったらしいのだが、そのニートな生活は私には理解不可能だ。二つ目の容疑者は「生活保護」という道は考えなかったのだろうか、その制度はこのような人のためのものと思うのだが。

今日の一枚も、「花火」です。

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1 コメント

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日本の今、日本の闇 (KANA)
2012-08-29 00:27:30
一件目の事件ですが、59歳の男性が、
80歳代の母親の仕送りで生活していた、
とありますが、男性が、健康であるなら、かなり異常ですね。

昔の事件ですが、新潟幼女誘拐監禁事件の
佐藤容疑者と、その母と重なりました。
佐藤容疑者は、70歳代の母親に働かせ、
自分は、引きこもり、母親に
スタンガンで電流を日常的に、流して
いたので、それよりは、絶対にマシ
でしょうが、親子関係が歪んでいますね。

私も子育て中の身なので、本当に考えさせ
られます。安月給でもよいから、
朝が来たら、仕事場に向かう、普通の
社会人になる事を目標に子育てしています。
高学歴になる事や、良い会社に就職する事では無く、「社会人」になる事を目標に
するなんて、本当に今の日本が抱える闇を
象徴していますね。

二件目の事件は、本当に何故、生活保護の
相談に行かなかったんでしょうか?
生活保護の事や、妻の命を奪う事の罪の
重さ、その後、自分が殺人犯として生きる
事、全てを考えられなくなる程、
精神が病んで、鬱状態だったんでしょうか?

どちらも、悲惨な事件です。
二件の悲惨な事件を救えるのは、
生活保護ですね。









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