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空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

陸・海・空UH-60シリーズ

2007-10-16 10:29:51 | Weblog
10月14日に陸上自衛隊北部方面航空隊が管理運営する札幌飛行場(丘珠空港)において展示されていました。写真手前から、航空自衛隊の救難ヘリコプター、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター、陸上自衛隊の多用途ヘリコプターです。それぞれ用途別に搭載任務器材や運用上の要求によって装備が異なりますが、原型機は同じであり、多くの共通性を持っています。防衛省自衛隊の中でも共通化がされている機種の一つです。3自衛隊のUH-60型機が勢ぞろいするのも珍しいですから撮影しました。
航空自衛隊の救難ヘリコプターはUH-60Jで、機体の両側に機外増加タンクを装備して長距離の捜索救難活動に対応できるようにされています。巡航速度127kt、航続距離1295km(航空自衛隊HP資料)で、乗員5名で運航されています。海上自衛隊は洋上において各種哨戒活動を行うためにSH-60Jとそれを改造してやや大きくしたSH-60Kを装備しています。写真はSH-60Jです。SH-60Jは艦艇からの行動を容易にすらため、尾部テールブームの一部を折りたたむことが出来、尾輪の位置が胴体の前のほうに配置され、主回転翼(メインローター)は自動で折りたたみ、艦上の狭い格納庫でも格納可能なようになっています。また、胴体の下に多きなレドームがあり、捜索哨戒業務を可能にしています。陸上自衛隊が保有するものは、UH-60JAで、主に空中機動により人員(操縦士2名の他最大15名搭乗可能)装備を緊急展開するための機体とし、装備機材を変更することなどでその他の各種任務にも対応できるようになっています。機体の先端についている尖ったものは気象レーダーで、機種の下部にある丸い筒のようなものは、各種能力を持つカメラだと思われます。機体の両側にある増加燃料タンクを装備して長距離機動を可能にしています。またUH-60JAは、機体のコクピットが改善されており、多目的表示器で各種表示が統合されており、デジタル化への対応が容易になっています。迅速かつ長距離機動が可能になり、天候克服性、防護性、生存性に優れている多用機です。細部は防衛省のHPに記載されていますので、ご覧下さい。

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