Blue Sky Love Sky

空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

実験用OH-1

2014-10-31 14:58:54 | 趣味・航空機
OH-1は、わが国の総力を挙げて国産された回転翼機です。国産機は、実際に部隊で運用する航空機の安全を保障するために、先行して飛行時間を重ねます。あらゆるデータを取りながら必要に応じて改修なども行いつつ部隊配備用の同型機の安全を保障する重要な任務を行っています。

AH-1S,OH-1,UH-60JA,AH64D異機種編隊

2014-10-31 14:51:33 | 趣味・航空機
明野航空学校の航空祭での編隊飛行で撮影した異機種編隊飛行です。明野では陸上自衛隊の主要なヘリコプターの全機種を保有して教育に当たっています。陸上自衛隊航空学校は、明野に本部を置き、霞ヶ浦と宇都宮にそれぞれ分校を持地ますが、明野では回転翼の教育をほとんど全機種実施しています。宇都宮は、回転翼と固定翼の教育を、霞ヶ浦では、主として全機種の整備員養成の為の教育を実施しています。従って明野では、固定翼以外の回転翼をほぼ全期見ることができるので、毎年航空ファンが集まります。今年は、数年ぶりに快晴の下での航空祭であり、多くの観客が拍手を送っていました。写真は10月19日に撮影しました。

サイクリングしまなみでの事故に関して

2014-10-28 09:19:26 | 趣味・航空機
10月26日に行われた「サイクリングしまなみ」で、珍しい事故があったと言うニュースがありました。『サイクリング大会転倒事故 毎日新聞ヘリが原因か』(東スポWeb 10月27日(月)10時21分配信)の記事です。全文を紹介すると、『毎日新聞社は27日の朝刊記事で、広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ瀬戸内しまなみ海道の一部を通行止めにして26日に開かれた「サイクリングしまなみ」で起こった転倒事故について、同社の取材用ヘリコプターが原因を招いた可能性があると説明した。記事によると、男女2人の参加者が来島海峡大橋を走行中、めくれ上がったマットに当たって転倒し、ともに負傷した。毎日は「本社ヘリからの気流で事故を招いた可能性がある」として謝罪する社長室広報担当の話を掲載。原因調査や捜査に全面協力する。ヘリは近くの軽飛行機を避けるため、約120メートルに高度を下げていたという。「サイクリングしまなみ」は日本最大規模の自転車大会で、26日は約7000人が参加した。』と言う東スポの記事でした。ヘリコプターの風圧が原因のような記事で興味を持ちました。嘗て長年ヘリコプターを運航してきましたが、約120メートルも離れているところで影響があるのか?と気になりました。少なくとも上空120mの場合は大型ヘリコプターでもほとんど影響はない。ほぼ同高度で、水平方向風上側に120m離れている場合は、風の影響はありうることかもしれません。
どのような状況かはこの記事では十分わかりませんが、少なくとも操縦していたパイロットはその影響が地上を走る自転車競技者へ及ぶかどうかを考慮して運航する必要がありますね。新聞社の調査結果が興味あります。それにしても・・最低安全高度以下の飛行を申請していたのでしょうね。

明野レインボー初のデモを終了したT480編隊

2014-10-23 21:37:17 | 趣味・航空機
10月29日は、明野航空学校の航空祭でした。好天に恵まれて多くの市民や航空ファンが訪れ、思い思いに楽しんでいました。明野の地は、帝国陸軍飛行学校明野分校が始まりで、多くの戦闘機操縦士を育ててきました。戦後一時期荒れ野になっていましたが、昭和27年に警察予備隊航空学校が誕生、その後保安隊航空学校、陸上自衛隊航空学校に名称変更されます。昭和29年自衛隊の創設に伴って、保安隊飛行学校(浜松)は、ほぼ勢力を二分されて、一つのGpをもって新たな航空自衛隊を創設します。残った半分は、昭和30年8月に伝統ある明野飛行学校跡に移駐することになりました。その間一時期久居でも飛行訓練が行われていました。その移駐から来年が60周年目を迎えます。陸上自衛隊航空学校になってから、初期は軽飛行機の操縦士や運用教育を、その後逐次、霞ヶ浦と(岩沼)宇都宮に分校を設置して陸上自衛隊の中でも異色の分校を二か所に抱える大所帯になっています。最近は、ヘリコプターの操縦や、航空整備・通信(アビオニクス)、航空管制・気象などに関する技術を教育するとともに、陸海空の運用を含めた運用教育が行われており、多くの卒業生が世界各地で活躍しています。国内では、領土領海の防衛警備行動は勿論、東日本大震災や福島原発事故、最近では広島の豪雨災害、御嶽山火山噴火などでも卒業生が懸命の救助活動を行いました。外国ではインドネシアの巨大地震津波災害や、パキスタン北部地震や水害災害でも国際緊急援助隊として活躍しました。航空祭では、その訓練の一場面などがテンポよく展示され好評でした。その際の写真を一部紹介します。各機種の特性を発揮して日頃訓練している一部を紹介する教官のチーム『明野レインボー』がありますが、今年は初度教育を行うT480が初めて参加しました。先頭機がチームリーダー機で、リーダーの指揮で各種機動要領を機種ごとに展示しました。

最近気になること

2014-10-01 11:09:59 | 趣味・航空機
御嶽山のヘリコプター救助活動の報道映像を見ていて、極めて違和感を覚えることがあります。
陸上自衛隊のUH-60JAで山頂から救急車が待機しているグラウンドに着陸して、ヘリコプターから降ろす際、警察のチームが、ビニールシートや毛布を持って、報道のカメラから要救助者の姿を隠す動作が時間をかけて行われますね。少しでも早く要救助者を運搬したいはずですから、あの時間は極めてもったいない。また、ローターが回転しているために、巻き上げがあった場合は、大惨事になる可能性があります。警察のあの行動は、報道機関の位置を統制するとか映像を放送することを控えてもらう処置を採ればよい事。要救助者をできるだ早く山頂から降ろしたいと言うことを無視した大変違和感のある風景だと思います。今回の御嶽山救助活動の一つの教訓として改善していただきたいと願っていることです。