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空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

羽田空港への渋谷ルートは、都心でのヘリコプター救助活動に支障はないか?

2020-01-19 22:45:01 | 趣味・航空機
羽田空港の機能強化の為に、羽田空港への北西からの進入ルート(ここでは渋谷ルートと言う)の飛行試験が行われている。飛行ルートは既に決定し他の過は承知していないが、飛行ルート案は渋谷区のHPを見るとわかる。 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kankyo_keikaku/eco/haneda_airport.html
高層ビル群は、約1000Ft は有るので、屋上から見ると1500Ftほどの高さを進入していることになる。逐次高度を下げているので、羽田空港近くでは更に空間は狭くなるはず。特別管制区についての内容は理解していないが、進入ルートに沿うように一定幅で設置された場合、救急救助などの為あるいは、報道など情報収集の為のヘリコプター運航には支障がないだろうか?と懸念している。多くのヘリ運航者から意見を聴取していると思われるが、支障がある・・と言う記事は観たことがない。本当に支障はないだろうか?現在東京湾に面する特別管制区の下方を飛ぶヘリコプターは確か700Ft 程度まで下がっていると思うのだが・・。都心部の高層ビル上空ではその余裕は取れないのではないかと懸念している。更に調査をして調べてみたい。

阪神淡路大震災当時の八尾空港

2020-01-16 22:09:27 | 趣味・航空機
明日で地震発生から25年を迎える。当時道路鉄道やガス水道などのインフラが停止した神戸周辺の都市地域を直ちに救助するためには、空中から接近できるヘリコプターの救助活動は大変重要な手段であった。写真でお分かりだと思うが、八尾空港は救助のための官民のヘリコプターが百機以上終結したため、二本ある滑走路の一本は、駐機場になり、ほぼ24時間連続で運用された。周辺の住民の皆さんは、騒音で眠れなかったと思うが、何とか神戸や淡路の市民を助けてほしい!との声が大きく上がり、救助活動をしていた自衛隊員は勇気づけられたものです。神戸などへ運搬する医薬品や水・食料は、八尾駐屯地へどんどん集められてそれを県側の要請に基づいて各避難所などへ空輸していたのでした。もちろん、初動の救助活動は重要でしたが、通信ラインも寸断されており、タイムりーな情報が入りだしたのは、2日目以降だったと記憶します。その教訓が後に是正され、逐次改善されたため、後に生起した地震災害などでの迅速な対応が可能になりました。明日は追悼の日としたいと思っています。

OH-6D,UH-60JA,EC225,CH-47JA編隊離陸

2020-01-05 13:56:01 | 趣味・航空機
木更津航空祭で撮影した異機種編隊による同時離陸です。令和二年三月末でOH-6Dがすべて退役すると聞き、誠にさみしい限りです。霞ヶ浦飛行場での最終フライトが計画されると思いますが、長年の感謝を込めて、拍手を送りたいと思っています。OH-6Jは、初めてタービンエンジンの小型ヘリとして導入され、軽飛行機に代わる陸上自衛隊の偵察連絡任務などに活躍しました。川崎重工の駐在官事務所に勤務されて、初号機の導入に当たられた奈良崎様の当時のお話などが聞ければ・・と期待しています。昭和49年秋から50年の夏にかけて、明野で初度の回転欲の教育を受け、宇都宮でOH-6Jの機種転換教育を受けました。海軍の水上機を操縦されていた湯沢教官の素晴らしい教育を受けました。「風の力をパワーに」、「余分な動きをなくして、滑らかな操縦こそ目指すべき目標」・・・いろいろと当時教わったことが懐かしく思い起こされます。霞ヶ浦でファイナルフライトをする日が決まったら、できるだけ多くの人に集まってもらい、感謝の気持ちを伝えましょう!