Blue Sky Love Sky

空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

モーターグライダー

2007-01-20 10:22:23 | 趣味・航空機
大利根飛行場で撮影しました。大利根飛行場は、600m×20mのアスファルト舗装滑走路と950m×50mの芝地ストリップがある場外着陸場です。(社)日本飛行連盟が管理しています。ここには、日本モーターグライダークラブ(JMGC)があり、多くのモーターグライダーや軽飛行機が並んでいます。好天の土日などは、相当多くのグライダーなどが飛んでいますので、見学者も結構多いです。教官に試乗させて頂きました。かつて尾輪式の軽飛行機を操縦していた頃を思い出して乗せていただくだけでわくわくでした。機内は意外と広く、軽飛行機より優れた航法計器なども搭載されていました。滑走をはじめたかと思うとあっという間に離陸しました。東向きに離陸すると、成田空港に着陸する大型機が目に入ります。かなり距離は離れているのですが、大型機の機体が大きいので直ぐそこに見える感じです。特別管制区に入らないように旋回して徐々に上昇を続け、取手方向へ。十分な高度をとったところで、エンジンをカットして、滑空状態へ。風を切る音が心地よくて最高です。気流の状況も良くてしばらく滑空していました。教官の各種旋回飛行などのデモフライトを横で見ていましたが、楽しいものです。(教官の腕が良かったからかな?有り難うございました!)
日頃はスカイスポーツとして楽しんでいる軽飛行機やモーターグライダーは、比較的長時間飛べますので、大規模災害などでも情報収集・監視、無線中継などに活用できます。自治体などと災害時の支援協定を結んでいるところもあります。「ヘリコプター災害救助活動」(内外出版)に災害時の用法などが記述されています。

C-1空挺降下(続き)

2007-01-18 08:27:31 | 趣味・航空機
前回の続きです。空挺隊員が連続して降下している様子がよくわかりますね。
かつてヘリコプターからの隊員の降下を援助したことがあります。ヘリコプターを操縦していると、機体から飛び出す時に落下傘を機体と繋いでいる「牽引索」の落下傘側が「プツ」と切れる音がします。それを聞いて間もなく、地上の統制員から「全傘開傘!」と無線が入ります。それを聞くまでのほんの少しの時間が待ちきれないほどに長いと感じたものでした。当時はまだ開傘しないでそのまま地面に激突して事故になるケースもありましたから、心配したものです。C-1から降下する場合は、赤ランプから青のランプに変わると同時に隊員は連続して飛び出していきます。かつて木更津にいた頃、CH-47からの同時48名の降下を行ったことがあります。CH-47を編隊で6機使い、同時に6名づつが連続して降下しました。風の無い夕日の中での降下でしたが、遠くに夕日に浮かぶ富士を背景に、白く見えた落下傘が真に幻想的でしたね。

C-1 空挺降下

2007-01-15 19:34:16 | 趣味・航空機
今年の陸上自衛隊空挺団の「降下はじめ」での画像です。知人から頂いた画像です。紺碧の空に力強いC-1が飛行し、空挺隊員が降下を始めたシーンを見事に捉えていますね。綺麗な画像と厳しい訓練の模様を見ていただきたくて掲載しました。
C-1輸送機は、1970年(昭和45年)8月にロールアウトし、同年11月12日に初飛行した国産開発の輸送機です。後部のカーゴドアが開き、榴弾砲や、ジープクラスの車両も搭載でき、大型のパラシュートを使用して重量物の空中投下も可能です。通常の人員であれば同時に60名まで、完全武装の空挺隊員の場合は、45名程度を一度に搭載できるとともに、患者の場合同時に最大36人までを輸送できます。このクラスのジェット機としては比較的短距離で離発着ができるSTOL性能を持っています。現在この後継機C-Xが開発中ですから、この写真のような映像を見られるのももう少しかもしれません。習志野の上空で降下する場合、降下地域が狭いですから、同時に降下するのは人員に制限を設けて行われます。(C-1の速度が速いため直ぐに降下地域の上空を通過してしまうため)

愛知県防災ヘリコプター Bell412

2007-01-11 22:49:07 | 趣味・航空機
愛知県防災ヘリコプター「わかしゃち」です。2006年11月17日に伊勢湾へリポートで行われた防災訓練展示訓練で準備中の「わかしゃち」と救助チームです。当日はホイストによる「けが人救助活動」、「空中消火」などの模様が展示されました。隊員は、リーダーの指示に従って機敏に行動しており見事なパフォーマンスを披露してくれました。この日は、Heli Japan 2006の国際会議に集まった外国のメンバーも見ていましたが、その真剣で機敏な救助活動に外国からの参加者も拍手を送ってくれていました。中部地域の要の防災機関として今後も活躍してくれるものと期待しています。
愛知県防災ヘリコプターの日頃の活動などは、防災航空隊のHP(http://www.pref.aichi.jp/bousai/heri.html)に出ていますので訪問してみてください。