Blue Sky Love Sky

空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

宮城県警察ヘリコプターBell412

2012-04-21 10:08:29 | 趣味・航空機
霞目飛行場で行われた自衛隊の記念行事で防災関係機関も参加した災害救助展示でホイスト救助を展示していました。このヘリコプターも東日本大震災初動において多くの人命救助に活躍しています。宮城県は自衛隊はじめ、海上保安庁や警察・消防(県防災ヘリコプター・仙台市消防局ヘリコプター)が日頃から連携訓練を重ねており、東日本大震災でも3月11日夕の荒浜地区などでも各機関が連携した救助活動を行いました。

秋田救難隊のUH-60

2012-04-20 10:12:14 | 趣味・航空機
東日本大震災の救助活動でも活躍した秋田救難隊のUH-60です。安定したホバリングで迅速に救助できます。同型の第1ヘリコプター団のUH-60も3月12日0300頃から数時間で55名のホイスト救助をしました。
例年松島基地から飛来して展示をしていましたが、東日本大震災で被災した松島基地のUH-60は参加できなかったようです。

UH-1Jによる救助活動展示

2012-04-20 09:54:59 | 趣味・航空機
東日本大震災で陸上自衛隊はじめ関係機関の活動拠点になった霞目飛行場で記念行事がお行われました。東日本大震災で活躍した防災関係機関のヘリコプターが当時実施した任務のほんの一部を展示しました。最初は陸自のUH-1ヘリコプターのホイスト救助です。この方法で3月11日の夕方から12日の朝まで連続して中学校の屋上に避難した人たちなどを、(陸自、警察、消防、海上保安庁のヘリコプターで約200名)救助しました。特に陸上自衛隊東北方面航空隊は、夜間暗視ゴーグル(NVG)を装着して真っ暗な被災地での吊り上げを実施しました。また燃料補給もエンジンをかけたまま実施するHot Refuelの手法を使って効率的に実施したと聞いています。
自衛隊は、陸海空で約20000名の人員救助をしましたが、初動の4日間で救助したのはその半数の約10000人でした。道路等が途絶した中での救助は、ヘリコプターや舟艇が重要な役割を果たしました。初動の4日間でヘリコプターが関与した救助人員は、詳細はまだ出ていませんが、直接ヘリコプターで救助した人員が3000名を超えていますから、約5000名程度ではなかったかと推測されています。消防や海保などの関係機関を入れるとさらに増えますから、未曽有の災害でヘリコプターが果たした役割の大きさを改めて痛感したところです。最近首都直下地震や東海・東南海・南海連動型の巨大地震の被害想定の見直しが行われています。従来の想定でも首都直下地震の際には、関係防災機関のヘリコプターが合計約400機程度関東に集中する(中央防災会議資料参照)といわれています。想定の見直しに伴ってさらに規模が拡大して集中することになるのかどうか・・。この1年で検討する事項は多いと思っています。

埼玉防災ヘリ AW139を導入

2012-04-09 23:23:26 | 趣味・航空機
埼玉県防災ヘリコプターとして3月に導入されたようだ。真新しい機体は赤と白で美しく見える。このヘリコプターは、アグスタ・ウエストランド製で、重量に比較してパワーがあり、高高度特性がよいのが特徴と言われている。山岳救助などを想定してAW139に更新する防災機関も増えている。埼玉防災航空隊格納庫前のエプロンで撮影したものである。