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空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

豪雨災害への対応

2013-07-30 19:36:20 | 趣味・航空機
消防防災ヘリコプターや自衛隊が救助活動を実施している映像を報道で見るたびに悪天候を克服して任務を遂行する関係者に感謝しています。山口・島根の災害では、孤立した地域の救助活動も困難を極めたと思いますが、日頃の皆さんの厳しい訓練が実って悪天候を克服できたと思います。雨の中での情報収集には限界がありますが、将来は合成開口レーダなどを装備するLRや全天候型のヘリコプターから情報を獲得することも考慮した方が良いと思います。十分に雲から離れて飛行しながら山崩れなどの情報を得ることが可能です。写真は昭和42年8月の「羽越水害」災害で活動した当時の陸上自衛隊のヘリコプターからの被災地の状況です。新潟県各地で河川の決壊氾濫・土石流などが発生大きな被害が出ました。陸上自衛隊は、第6・第12師団及び第一ヘリコプター団の61000名を出動させています。その際導入されたばかりのV-107が出動しています。災害の規模が大きくなり、広範囲になった場合の関係機関の連携と陸上自衛隊など多数期を保有する部隊の適切な統制が悪天候下の安全確保にとって重要だと思います。