陸自ヘリコプターへのレーザー照射事案

本日の産経新聞を見て愕然としました。（http://www.sankei.com/affairs/news/151203/afr1512030010-n1.html）
『陸上自衛隊丘珠駐屯地（札幌市）の近くで昨年１０月以降、計３回にわたって陸自のヘリコプター（ＵＨ－１Ｊ）に対し、地上からレーザーポインターとみられる緑色の強い光が照射されていたことが３日、分かった。　操縦に支障はなく、事故やけが人はなかった。陸自は「事故に直結しかねない。・・・』
夜間の飛行訓練は、一年を通じて定期的に行わなければ、夜間に災害が発生した場合などに直ちに対応することは困難になります。夜間運行への適応性の訓練は厳しいものであり、瞬間の判断を間違えば事故にもつながる危険が迫ります。特に離着陸の際などは相当緊張して操縦しています。そのような状況を承知してへレーザーを当てて運行を妨害するのは、善良な日本人は決して行わないはずです。特に長年北海道内での離島の救急患者空輸などを幾度となく実施してきた事実を知る道民は、決してこのような妨害は行いません。一部の反自衛隊行動の一環として悪事を狙って行う輩の仕業であるような気がしますが、許せませんね。防災や危機管理を担う各機関のヘリコプターや航空機を狙うには、それなりの狙いがあっての事と認識して、厳しく犯人を捜査し法に基づき厳罰を処すのが善良な市民への生命財産を保護するために欠かせないことだと考えます。