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角田市の林野火災での消火活動の写真(東北方面航空隊提供)です。中型ヘリコプターは、大型のCH-47よりは散水能力は低いですが、細かい動きに対応しやすい利点があり、適切に運用統制をすることで、双方の利点を最大限に活用できます。林野火災での空中消火活動では、最も注意すべきは、山に張られた索道や高圧線などの障害物です。この障害物の情報は最も大切ですので、地元の消防部隊などから最新の情報を得て行動することが安全確保のために欠かせません。すなわち、日頃の情報収集努力(障害情報、給水ポイントとして適する場所、ヘリコプターなどの着陸場所等)と機関を超えた情報交換と訓練を行っておくことが安全かつ迅速・効果的に空中消火活動を行う決め手になります。