昭和57年4月に発生した福島県での山林火災の空中消火活動の一場面です。当時は金属製の水タンクをUH-1Hに懸吊して消火剤をまいていました。学校のグラウンド等を活用して、数か所同時に吊下げ、卸下できる給水ポイントを運営し、自衛隊員と地元の消防隊員が協力しながら手際よく消火剤を準備していました。写真は、まさに消火剤を入れた水タンクをUH-1Hに吊下げようとしている瞬間です。こうした懸命の活動があって多くの人命財産が守られてきました。
近年の消防防災ヘリコプターは、胴体の下部にベリータンクを装備してダムなどから自動給水して迅速に散水地点へ飛行できるように改善されています。写真は、当時消火活動をしていた方(高橋氏)から提供いただきました。
近年の消防防災ヘリコプターは、胴体の下部にベリータンクを装備してダムなどから自動給水して迅速に散水地点へ飛行できるように改善されています。写真は、当時消火活動をしていた方(高橋氏)から提供いただきました。