角田市での消火活動の一場面です。火勢が弱くなり、煙も少なくなった状態では、火点の直上からの消火を試みます。火勢が強い場合は、通常風上を火点に対して直交するか、斜交するようなルートを選択しないとヘリコプター自体が煙にまかれる恐れが大きいので、十分慎重にルート選定を行います。写真のようにまだ延焼する火炎が見えている状態で熱(上空の気温)も相当高いですから、ヘリコプターの性能が低下しないことを確認しながらの必死の消火活動です。東北方面航空隊の隊員が地上の状況を見ながら航空機を誘導をしつつ撮影したとても貴重な映像(東北方面航空隊提供)です。林野火災や市街地火災での空中消火活動は、いかにも簡単そうに映像で紹介されますが、現実には、高温・高高度での重荷重操作ですから、目標に向かって飛行するルートを急激にに変更することもできない難作業です。厳しい訓練を積み重ねている部隊だからこそできるオペレーションの一つだと思います。写真はそのようなことをよく表現していると思います。
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