きのうの続きです。
デンマークの話題で、このことに強く共感しています。
『家は賃貸ではなく売買されますが、皆さんの意識は「所有」ではなく「借りている」というもの。子どもの幼少期、子どもの成長期、夫婦二人の時期と、人生のライフステージによって住む場所も家も変えていくのがロラン島の人たちの生き方です。
番組の中でも「地球をいっとき借りているの」というおばあちゃんの言葉が出てきますが、その対象はすべてのものです。自然も家も「いっとき使わせてもらうもの」で、きれいに使ってそのまま次に引き継いでいくものだといいます。』(番組「イチバン」のHPより)
地球の一隅に住まわせてもらい、
必要なものを要るだけ使わせてもらう。
そんな姿勢でいきたいです。
教育文化研究所・長阿彌(ちょうあみ)さんのメルマガ 『なかよし情報』では
こんなメッセージが。(デンマーク講演に参加して)
『今回はこの言葉の中身の「共生」「連帯」について考えさせられました。
それは宗教や宗派を超えた、人類全体の、そして更には人類を超えて、自然をも含んだ意味、全てのものとの共生・連帯として、この「博愛」という言葉が私に迫ってきました。
そのような普遍的な考えが、「民主主義」という哲学であることを再認識することが出来ました。』
また、きのうの朝日新聞「天声人語」では蝶の話題の最後に、こう書かれていました。
『人口70万の山国(ブータン)は、国民総生産ならぬ「総幸福」を追う国づくりで知られる。スローライフの思想だろう。少し前の調査では実に97%の国民が「幸せ」と答えたそうだ。霧の谷で命をつなぐ蝶にも似て、そっと見守りたい国である。』
――本当の幸せって、なんでしょうね。
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