『自分よりの観方』の話の、続きです。
用紙の記入で、
数字の上に訂正を重ねて書いたものが時々ある。
例えば「1」と「2」が重ねて書いてあるとか。
分かることもあるけれど、じっくり眺めても判読出来ないことも。
仕方なく耳の聴こえる人に頼んで、電話をかけて問い合わせてもらう。
それで はっきりすると、ホッとするんです。
そんな風に重ねて書いた人は、きっと、
「2、2、…2に見えるように――」って
自分の頭の中では「2」という数字しか無いから、
「これなら2に見える 」と思ってしまうんでしょうね。
ところが、こちらには分からない。どうしても読めない。
方法はいくらでもありますよね、修正液とか、テープとか。
無ければ、字を重ねるんじゃなくって、
場所が離れても良いから、余白に、一読して読めるように書いて、
矢印などで繋げてもらったら良い。
それだけのことなんですよ。
自分よりの観方。
心したいものです。