さて、おとといからの続き、『介護百人一首』です。
まず「やさしさ編」から。
(↑こういう分類は、michiが勝手にやっているものです。)
「なんでもなゆっくりゆっくりやんなさい」心にそよ風あなたの言葉
実習でディサービスを訪れた際、利用者のおばあさんがこう声かけてくださったそうです。
「心にそよ風」が良いですねぇ~。
もの言えぬ夫(つま)と暮らして「ああ」と「うん」短き言葉も介護の励み
半身不随と出語障害とか。
たったのひと言でも、通じ合えればそれで充分。
この優しさ。
きっとお孫さんも、奥様も、愛しておられるんですね。
「置かれた場所で咲いていく」編
広告のおすしをつまむ夫(つま)を見て今夜は決めたおすしに決めた
紙いじりが大好きで、いつもテーブルにきれいな色の広告紙を置いておくとか。
その中にお寿司があった☆ 「決めた」「決めた」と繰返し。
ご主人が食べたいものを食べて欲しいって、
同んなじ気持ちになっちゃうんですね。
ベッドから「一番星を見つけたよ」教える姑(はは)の声弾みたり
その、ご自分の置かれた状況・場所で咲いていく。
暮らしをそれなりに充実させておられたのですね。
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