michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

食べてもらいたくて、あの手この手

2022-12-09 21:52:22 | 介護

三重県に居た頃は、寒かったな…。

連日 氷点下で、霜柱とか よく見ました。

何度か試みたけど、うまく撮れなかったんですが。

 

 霜をまとった葉っぱたち。 ↓

 

腰を打ってからの数日は食欲ゼロだった母。(3kgも痩せてしまった)

痛みが軽減してくるにつれて、食欲も少しずつ戻ってきた。

それでも寝ている母に、食事に誘っても「食べたくない。寝てる方がいい」と、

全くその気になってくれないことが多い。

「食べないから体力・気力が涌いてこないのよー。」

そんなこと分かりやすく説いても、なかなか・・・。

 

それでも粘って「食べれるだけ、一口でもいいから」「あったかいおうどん、美味しいうちに~」などなど、あの手この手で誘惑する。

 

なんとか食卓につくと、案外食べ始めることが多いんです。

なんでしょう、やっぱり寝ている体勢よりも、イスに座って体を起こしていると、食べる気が出てきやすいんでしょうね。

 

もう 柔らかい介護食 <舌でくずせる> というレベルのでも、口から出してくることが多いので、メニューの半分くらいは ミキサー食のようなものに どうしても なってくるんです。

そうすると、それが何かわからず、手をつけなかったり。

そういう時、私のと同じものだったら、見せて「これ、おんなじよ~。食べやすいように細かく(電動チョッパーで)こまかくしたのよ。同じもの☆」とか

「すり鉢で擦ったの。食べれると思うよ」など伝えると、「あ、そう」と食べてくれることが多い。

 

または、市販のものなら、パッケージの写真を見てもらう。どれも上手に美味しそうに撮ってある。商品名も大きく書いてあるので、それが何かすぐ分かる。

本人なりに納得すると、食べる気になるみたいです。

 

高栄養 飲料(母の好きなストロベリー味)を箱でまとめ買いしたのに、1パックたった100mlを飲み切るのに 3~4回かかる(つまり、朝昼晩に分けてもまだ残ったり)。

冷たいのは嫌がるので、常温にしてますが。

それで、すこし温めてみました。ほんのり温ったかいくらいに。

そしたら、飲んでくれました。半分ちょっと。

  ほっ。。

 

野菜&果物のジュースは、とろみをつけてみたら(常温でも使えるとろみ剤)

いつもよりも飲んでくれました。

 

  これは 取り組み甲斐がありますねぇ~。

 

と、ここまで書いて 下書きに残し、次の食事の時間になった。

気を入れて準備したものすら ほとんど食べず、ガッカリ。

こちらの腰がくだけてしまうのは、案外早く来るのかしら…。

  もう、なるようになれ。 

   それでいい にしたら良いのかな――。

 

 


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