michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

そのまんま受けとめたいよね    〔短歌〕

2011-01-12 08:17:46 | Weblog

きのうの朝はマイナス3.2度だったそうな。

(これ、町の方の最低気温。ここは、もう少し低いかも。)

お昼過ぎは、グングン気温上がって、道路からは水蒸気。

道の雪はほとんど溶けました。

でも、こんなところは残ってるのよね。

この雪の下側は凍ってました。

 

 

 

ゆうべ、『介護短歌』の番組が。

介護する人、してもらう人、それぞれが、その暮らしの中で詠んだ歌です。

(時々、去年だったら3/14~16のブログにも書いたと思います。)

 

ゆうべ紹介された歌の中の一首です。

 

   母の体ふき終えて飲む水一杯ゆつくり身内(みうち)をうるほしてゆく

 

タレントの人がコメント。

「(この作者、)ホントはお風呂の方が良いんだけど、、、身体ふいてあげたんだよね。」

「そして、拭き終えて、酒をグッと一杯」

(進行役のアナウンサーがあわてて)「お水ですよね」

「ウン、まぁ、水を…」

 

こういうようなやりとりだったと思います。

私は、「はぁ?」って感じになりましたね。

 

「お風呂の方が良いんだけど」――そんなこと言ってないでしょ。

「お酒」――ハッキリ「お水」って言ってるじゃない。

どうして、そのまんま受け取らないの?

 

以前送ってもらった小冊子『介護百人一首』を改めて読み返してみました。すると、

作者の添え書きには、こうありました。

「一週間のうち、訪問入浴に来ていただいている2日間を除いた5日間、毎夜母の身体を拭き、薬を塗っています。ゆっくりした夜の時間がなくなることが苦痛に思うこともあります。一杯の水は、いらだつ心に潤いを与えてくれているようです。」

……タイヘンだけれど、やっぱり身体拭いて、お薬塗ってあげたい気持ちもある、

こういう微妙な心理なんですね。

 

 

あのタレントさんは、どうしてそのまんま受け取らないのかしら?

百首を選ぶ選者の一人で、作者の添え書きも読んでいるはず。

忘れているとしても、なんだか・・・。 作者に失礼では?

 

  またNHKさんに投書してみようかしらん。

  私って、頭堅いかしら。。

 

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