夕べの『ためしてガッテン ~本当に血管が若返る!コレステロール調節術 』、
とても興味深かったです。
内容の事柄はもちろん、それ以上に、ものの観方、ということ。
「男女で違う!」 っていうんですねぇ、危険度(基準値)が、かなり。
そして、その時の値を見るだけじゃダメ。
「血管の若さの貯金」があるという
こんなことがあるなんて・・・。
以前から、いろいろな話題で、
「科学的に事実を観ているつもりでも、そこに落とし穴が 」
という話は時々聞いていました。
現代の科学や最新医学というもの、その情報を、
うわっつらだけ見て信じてしまっていないか、心したいです。
目に見えない、表にあらわれない部分の方が、
重要なこともあるんですね。
阪神淡路大震災で、障害が残っても、
検査結果に表れないと認可されず保障をもらえないケースが
結構ある、ということです。
そんな馬鹿な。。。
現実の、その人自身を見てほしいと思いますね。
話は少々とびますが、建築の話で。
大地震があって、専門家がよく調べてみると、
新しい民家は全壊になった地域でも、
築60年を越えるような、伝統建築の建物は、倒壊をまぬがれているというのです。
それは、
柱や梁をつなぐのに釘や金具で固定していないので、揺れを吸収している。
土台に柱が乗っかっているだけなので、柱が横に滑るだけ。
土壁が揺れで少しずつ崩れ、揺れを吸収している。
昔の人の智恵というのは、素晴らしい
それなのに、そういった伝統建築をしようとすると、
建築認可を得るためには、膨大な資料が必要になってしまうとのこと。
これも、ただ呆れてしまいました。
現代建築では「堅さ、強度」が重要とされるような固定観念があるようです。
『固定観念』、 『一面からだけの観方』 など、
―― 自分の周りの身近なところにも、たくさんありそうな。
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