michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

提案してみたら、筆談してくださった☆   〔聴こえ〕

2009-08-27 08:51:56 | Weblog
今朝も、空は澄みきって――。




きのうは、歯科行きでした。

先回から、歯の根の治療が始まったんです。
「3~4回かかります」と言われて、
正直うんざりしてしまったんです。

  なぜかと言うと、
  先生の説明や指示「口を開けて」「閉じて」「カチカチ噛んで」
  などが、よく聴き取れず、
  ほとんど勘でやるしかない、という状況。

  これは、とても疲れる。。

  もちろん、難聴であることは最初に伝えてあって、
  多少の配慮はしてくださっているけれど。



それで考えてみたんです。

  ちゃんと分かった(聴き取れた)方が、
  治療がスムーズに進み、
  お互いに良いんじゃないかしら。

  看護士さんは、
  先生が今何をしようとしているか、
  患者には、どうしてほしいのか、
  大体分かるんじゃないかしら?

それで先週、FAXを送ってみたんです。
おだやかな手紙の雰囲気を心がけ、

「女性の高い声は、比較的聴き取りやすいので、
 例えば、看護士の方に、マスクを取って言ってもらう、とか――。」
「次の予約を決めるときなど、書いて戴けないでしょうか?」

と提案してみた。




お返事は無かった。

  やっぱり無理なのかなぁ。。
  忙しくて、治療に専念してやってくださっているんだものねぇ。。





ところが、
きのう行ってみたら、

なんとなんと、

全部筆談して下さった

何度も、
大きなメモに書いて、
マスクを取った看護士さんが、ゆっくり読んでくださった


たぶん、
先生が治療しながら、
「こう書いて伝えて」と看護士さんに伝え、
すぐそれを書いて・・・、
という具合にやってくださったんだと思う。

(先生がなにか「コソ…」と言うと、メモが現れたから。
 それにしても、あれで聴き取れるなんて、
 すごいっ


お陰で、
いま、自分の口の中で、何が始まったのか、
逐一知ることが出来て、
とても安心していられました。

 (これまでは、大まかなことだけ、
  治療の最初に、先生がマスクを取って伝えてくださった。)



帰りがけ、
「お世話様でした。
 今日は、とても良く分かりました
と、感謝の気持ちを伝えると、
看護士さんは、
「アッ、いいえ~」という感じで、
にっこり微笑んで下さったのが、
とても嬉しく、心に残りました。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いそじ)
2009-08-27 23:11:30
素晴らしい歯医者さんですね。

こんな方たちばかりだと
いい世の中になるんでしょうね。
返信する
Unknown (michi)
2009-08-28 06:57:11
ほんとうに――

こういう病院は大事にしていきたい。
近所の友人などにも、このこと
伝えていこうかと思っているところです。
返信する

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