michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

入力が好きになったのは、難聴のおかげ?  〔お仕事〕

2011-08-15 07:11:53 | Weblog

その、前にいた職場では、

内々の機関誌のワープロ入力など、手分けしてっていうか、

やれる人が自主的に進めていたんです。

入力メンバーそれぞれに、お知らせが届いた時点で、

「私、今だったら、少しやれるわ」となったら、

指定の引き出しに取りに行き、

自分がやれるだけの原稿をもらってくる。

そして、入力終えたら、

フロッピー(その頃は、そんな時代)と共に編集者に渡し、

もっとやれそうだったら、さらに原稿をもらってくる。

 

そんな形だったので、自分のその時の仕事量や体調・やりたい気持ちなど

「どうかな?」と、自分で見るわけ。

そんなことで、純粋に、

「私って、こういうワープロやりたいんだねぇ、ほんっと、好きなんだね~

っていう自分がハッキリ見えてきたんです。

 

おもしろいものですねぇ、

割り振られて、いわゆる<仕事>としてだったら、

こんなに好きには ならなかったかも。

 

 

それは、難聴とも関係がありそうです。

当時は、軽度~中度だったと思うんですが、

数十人の話合いでも、対面しての話でも、

聴き取るのが困難になってきてました。

それが、原稿だったら、ひと言ひと言、全部聴ける(読める)んですよね。

「わぁ~あの人って、こんなことに取り組んでる最中なんだ」

「こういうこと思いながら いつもやってくれてたの~?

入力しながら、共感したり、共に考えたり――。

 

一人ひとりの話を聴かせてほしい。もっと近くなりたい。

そんな願いを、入力作業は、かなり充たしてくれたんです。

 

そして、書いた人の伝えたいことや、想いなど、

読む人に、そのまん-ま伝わるようにするのが、

入力者としての自分の役割(編集者と共にね)。

そこに徹していると、さらに究めていきたくなるんですよね。

 

ワープロっていっても、ほんっと色んなものがありましたけど、

どれも、気を入れて入力すれば、それが結構伝わるようで喜んでもらえた。

何日も夜なべになっても、苦にならないんですよね。

電話番も出来ないし、あれもムズカシイ、これもタイヘンという自分でも、

これだったら、一応お役に立てる、自分を活かしてもらえる。

 そんなのが、今に至るまで、ずうっと続いているのを感じるんです。

 

  なのに、現実には、未だに入力ミスがあったり。

  チャンと2回・3回と確認してても…。

  まだまだですねぇ~。

 

 

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