michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

古楽器、その心やすらぐ演奏    〔音楽〕

2010-05-26 07:23:15 | Weblog
小さな花だけれど、
今年も、
いつもの場所で、
いつものように
咲いてくれた。

それだけで
なにかホッと
心が和らぎます。


   




きのう、BS2で、古楽器演奏

ベルリン古楽アカデミー
バッハのブランブルグ協奏曲です。

  聴こえる人と同じに聴こえてはいないかもしれませんが、
  良いんですよ。

バッハは、
こういう風に作って、

当時は、みんな
こういう感じのを聴いていたんでしょうねぇ、
って思いました。


今のものとゼンゼン違う。

古楽器ですから全体にしっくりと落ち着いた感じで
ハデじゃなく、おだやか。
なんとも、心やすらぎます。

  例えば、フルートなども
  木製なんですよね。
  音色がとても優しい。


        


十数年前に行った、
チェンバロの演奏会を
また想い出しました。
(まだ、軽度難聴でした。)

そこは、四日市の近く。
田んぼの中にある古民家です。
まるで昭和初期~中期の頃に
タイムスリップしたかのような世界でした。

  ふだんは、骨董品などを展示販売しておられるようです。
  とても古い建物だけれど、よくよく手入れされ、
  縁側なども木目が美しくくっきり。

  お手洗いも、
  何から何まで全て木でできていて、
  懐かしくて感激してしまいました。


そんなお家を開放して、
50人くらいでしょうか集まって、
本物のチェンバロを
間近で(手を伸ばせば届くくらいです)
心ゆくまで楽しませてもらったことでした――。


  そんな幸せなひとときって、
  いつまでも心の中に
  蝋燭の灯のように点っているんですねぇ。




コメント
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