朝台所へ降りたら、テーブルに鶴が三羽折ってあってメッセージが・・、次女夫婦。
”手術が無事成功しますように” ”じぃじがんばって” アンパンマンの絵も書いてあって・・。
千羽鶴は出来ないので、三羽鶴(しゃれ?) 愛ちゃんからもメールが入っていた。
展君も仕事の前に夫の顔を見に、私は次女となつめと長女の運転で8時病院へ。
息子からひろとの動画が送られてきた。 ”じぃじ~、がんばってね~”可愛いひろとの声。
みんなの心をもらって孫たちの笑顔に見送られ、夫は8時50分、手をあげ手術室へ入って行った。
昨日、状況説明や手術の行程をかなり大変な様子と聞かされていたので、大変さを案じた。
病院は一日何人かの手術だが、私には家族にはたった一人の夫であり父親、たとえ0.1%でも
万が一何が起こるか分からない・・そんなことも思わないでもないから。
麻酔が覚めて部屋へ帰るので1時くらいになるかもと言われていたが、11時50分、白衣に着替え
近づいてきた先生がとても爽やかな笑顔だったので、瞬間に(成功やわ!)と確信した。
「開けてみたら、いくつもの神経を骨がかなり圧迫していて、いかに痛かったが伺えました、
きれいに出来ましたよ。 もうすぐ来ますから」 (あ・・良かった)緊張が解け、涙が出た。
どんなにか辛かっただろう、仕事があるからついつい大病院を敬遠していたが。
色々な管をつけ目を閉じたままの姿を見たとき、最近で一番やさしい妻の顔になっていたかも知れない。
痛みがかなりなようで、意識は結構はっきり、夫の顔を見て安心した娘たちには帰ってもらった。
何度も執刀医、麻酔科、インターン、看護士さんたちが入れ替わり立ち代り来て下さった。
昨日の話を思い出しながら、聞いただけでもこれをするなんてすごいと思っていたが、
無事そのことがなし遂げられた、お医者さんってすごい、医学の進歩もさることながら神業、
もうただただ感謝。 先生が本当に神さまに見えた。
野球選手もここで良く治療するそうで、夫の後の同室の青年は島根からで5時間の大手術だった。
病院の医師不足、市民総合病院でさえ内科や小児科と閉鎖の話も聞く中で、医師看護士、
スタッフの揃った病院で安心の治療を受けられたことはどんなに幸運であろうか。
6人部屋であろうが、いびき云々、そんなレベルのことは問題外であって、手術を勧めてくれた姉、
知人が紹介してくれたのが、夫やなつめが以前入院したこの病院であったことも不思議と言うか。
2時には初めてお茶を口に、熱、血圧、嘔吐も無し順調。 痛みは座薬で緩慢手術の痛だるさだけ。
5時過ぎに、セイ君と長女が愛ちゃんを会社に迎えに行き、保育所のひろとを迎えに行き、
みんなで見舞ってくれてびっくりした。 いつも細かい二人の配慮には頭が下がる、心からのありがとう。
病室に響く「じぃじ~、がんばってね」ひろとの顔と声に夫は大きな笑顔をもらった。
愛ちゃんお見舞いのひまわりの明るさには、気持ちが癒され、手術成功の喜びを改めてかみ締める。
夕食は普通食、半分食べた。 滅多と(全く)ない、夫にご飯を食べさせるなんて、なんか照れるなぁ。
明日は座って食べられるかも知れないそうだ、色々な検査もあるようだがあこれからは日にち薬。
同室の方に廊下で会って話すこともあり、「悪いからみんな来ているんですから、そんなことは
どうぞ気にしないで下さい」そう言ってもらったので、気持ちもずっと楽になった。
が、夜帰る前に「どうする?」 「貼る貼る!」
面会は9時まで、長い1日だった。 大きな安堵、星は出ているから明日もお天気。
出会ったことのない、ブログのお友だちの多くの心配や祈りもいただいて・・感謝いっぱい。
最新の画像[もっと見る]
- * ブログ‥大好き・・ * 2年前
- * ブログ‥大好き・・ * 2年前
- * ブログ‥大好き・・ * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
- * 長居植物園 (その3)16日 * 2年前
それ以上に愛いっぱいの三羽鶴、読ませて頂いてる方までホンワカ気分になってきます。
「何はともあれ、ご主人様大仕事
”お疲れ様でした”
これを機会にゆっくりゆっくりご静養し&奥様にたっぷり甘えられますように!!」
無事終りました、きれいに出来たようです。
すごいですね、医学の力、お医者さんの腕・・。
術後ずっと上向きなので腰が痛だるく、眠れないようです。
ご心配頂きありがとうございます。
普段スポーツで筋力鍛えられていて、回復はいいかもしれません。
はい、一緒にウォーキング楽しみにしています。
私が寝た間にこんなことね・・気持ちがとっても嬉しかったです。
三羽鶴・・次女夫婦と孫、三人の思いを詰めて折ってくれたのでしょう。
大変な手術が・・本当に無事に・・万々歳です。
有難いですね、手術って。
ご心配いだきありがとうございます。
先生がいかに痛かったかが状態を見て分かったと言われましたが、
夫がその辛さを辛抱していたかと思うと、可愛そうになりました。
良く決心し、がんばってくれたと思います。
退院後どんな状態になるのか分かりませんが、ゆっくりとしっかりリハビリもし、
歩行が楽に出来ますようにと祈るばかりです。
そばについてあげられることを有難く思っています。
こんなときです、今までの悪妻、罪滅ぼしが出来るのは。
うちの父も昨年首のヘルニアで手術したのを思い出しました。手術する何日も前から、心配で眠れない様子の父に手術前兄が「全身麻酔やから、寝てたら終わってるよ。手術終わってもなかなか起きない人もおるらしいで」(笑) なんて励ますように冗談を言ったりしていたのですが、手術室から出てきてグッタリしている父を見たら「あんな冗談言ったらあかんかったな」とみんなで反省しました。それぐらい父が弱々しくて見てるのがつらいくらいで。一生懸命話そうとするも、首の手術だから声も近づかないと聞こえないほど。そんな事が頭にあるので、今回の事も本人のつらさとか周りの大変さが重なってしまいます。
これでまた家族の結束が強まった、そんな感じですかね?退院後も大変かも知れないですが、みんなで助け合って早くお元気になられますように。
本当にひと安心です、ご心配ありがとう。
>常に腰に爆弾抱えて生活していたようなものじゃないですか
写真を見たら・・怖いくらい、無理が蓄積されていたんですね、ひどかったです。
ゴルフや卓球は出来ると言うのがね、理解できなくて惑わされました。
大きな病院へと勧めていたのに、何処へ行っても一緒やなんて自暴自棄に、
無理やり連れて行けば良かったと反省しています。
ritsuちゃんのお父さんは、首のヘルニア!わ・・痛そう・心配だったでしょう、大変でしたね。
もうすっかり良いのですか、腰以上に辛い場所ですね、回復まで大変だったでしょう。
前回の手術もそうですが、本当に手術が終って帰ってきた時のあの顔
今まで見たことのない弱々しくて辛そうな表情の夫、ショックでした。
足のしびれから解放されたそうで、それさえ大きな喜び最初の手術の成果です。
家族、有難いですね。 こんなときは何処でも誰でもそうでしょうね、結束、
犠牲にしてはあまりに大きすぎますが、そんな為に痛みや苦痛が天から与えられるのでしょうか。
そんな積み重ねでいい家族になって、いい家の流れが受け継がれるように出来ているのでしょうか。
子育て忙しいのにありがとう、今度は無理じゃなく子供さん抱っこ出来ると思います。