日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

*‘雨のち曇りのち雨のち晴れのち雨のち晴れとか・・*

2022年10月25日 | 風景・お出かけ


丹波市のウェザーニュース、朝は雨のち曇り、そして晴れだった。
午後晴れるのならと、清住コスモス園に寄ることにした。 コロナ後久しぶりの開園かな。
大阪は一日中晴れマーク。 兵庫に入ると、ぱらぱら降ったり止んだり・・(え~!)

西脇市の”日本一たい焼き”店。 丹波へ行く時いつも気になっていて、前回初めて買った。 
日本一美味しいですよと言う意味? 福岡本店の社長さんが「日本一美味しいたい」博多弁の・・たい、をもじったのだと
お兄ちゃんが教えてくれた。 そう言う事か、やっと納得。 
なんと会社の名前が”株式会社日本一たい焼き” なのだ。  程よい甘さ、餡がしっかり入っている。 5匹1100円。 
加工屋さんへお土産に、そしてわが家用買う。 なんと雨風強く目の前なのに~私カメラ向けたりぃ。

 

目的の山南町の加工屋さんに行った。 一旦止んでいた雨がまた、風混じりそれも強い降りだした。 山の天気? 

のどかな山あいでご夫婦が何人かの方と商品を作って下さっている。 80を超えたご主人は裁断、すごい。
作業所には石油ストーブがあかあかとついていた。(もうそうなんだ、いつも有難うございます)今朝は特に寒い。 
夫がご主人と仕事の話をしている間、奥さまと料理の話とか孫の話しやらに花が咲く。 
2ヶ月に一度くらい来るが、来た時には*かぼちゃ・玉ねぎ・じゃがいも・ピーマンやらなんらかのご自宅で作った
お野菜を頂く。 80近い奥さまとはその野菜を使った料理の話、前回のピーマンと竹輪の簡単レシピ「作りましたよ」と、
嬉しそうに言われた。 今日はピーマンのお味噌、卵を使った夫の好きなレシピ、伝授。
夫が会社に勤めていた時からのお得意様。 長年、先様を大切にされてきたかを、来るたびに感じている。

来るたびに、話すたびに身を乗り出して聞いて下さる奥様との会話が、とても新鮮でほのぼので楽しみなのだ。
田舎の変化のない日常、仕事をして下さる中で、都会からの訪問者、色んな話にとても興味を持って下さる。
来た時はいつも夫の身体の事私の腰や膝のこと、一番に聞いて下さって、心配して下さっている心を感じて嬉しい。
お庭の花やお二人を撮ったりして、写真に一句を添えてお礼状を書くのが常になっている。

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丹波に来るなら折角ならと、何度か行った清住のコスモス園に寄ろう、達身寺さんは目の前だしと予定していた。
ブロ友のkazuさんが、昨日「午後毎日放送で、丹波のコスモス園達身寺さんやりますよ」と教えてくれた。
コスモス園と達身寺さんが放映、達身寺さん何回も来ているので今回はスルー。
加工屋さんからは、氷上町の”たまごかけごはんやさんでお昼にしようの予定、”かどのの郷

走り出すとまた雨が降りはじめた。 
お店に着くなり土砂降り、すぐに車から出られない! 先客、高齢者ご夫婦、一組だけだった。

二度目である。 450円でご飯2杯まで、赤だしとお漬物がつき、お惣菜はチョイスする。 
夫はおかわりして、卵3個。 私は1杯で卵2個。 卵は何個でも好きなだけ使っていいのだ。 
お土産に卵やそれ用のお醤油、花やお漬物やら買った。   なんで二宮金次郎?


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達身寺さん、私の全画像を使い夫は先にブログをアップ、8回は来ていると書いていていた。 
茅葺のお寺、石段の上に横たわる松、この風景が私は好き。  


曇っているが傘がないだけましか・・とカシャカシャ。
コスモスにはやはり晴れがいいのよね、夫と終わりかけのコスモス園、写真を撮り始めた。
コスモス祭りは29日までなんだもの、昨日か今日からか入園料は無料になったはず。

あ・・もうね、終わりだね・・お天気もね・・ まいっか。


夫・・チラ。   カップルはいいね、楽し気。 

 

Oh, May Gad”  急に降って来た!   ( なんでなんで!)

「車に傘あるから持ってきて~」 夫は走って(いや走れない)取りに行ってくれた。 
「車に乗っとくで」「私は撮るわ、せっかく来たんやし」 痛い左手で傘、右手でシャッター押すだけ。
園に行っていた人たちが濡れながら急いで引き返している。
最悪。 


30分のコスモス畑、傘さしたりたたんだり、何度したことだろう。

アングル考えるも、足元はゆるんでいるし、中道の土手上がるとき、ドテって転びそうになった! 



とりあえず撮っとけば・・ミラーレス一眼のコンデジ、全てオートである。  写真がすべて暗い、CRY !

15日に行かれたkazuさんの、清住コスモス園晴れだとこんなに違う! もちろん腕も天と地の差、
いつも絵葉書のようだと
夫は言って居る。 行動力のすごいこと、趣味も広いkazuさん。


まいっか・・。 日頃の行いが悪いんやね。

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丹波の帰りは、必ず”シャトレーゼ” に寄る。 いつも車はひっきりなしに出たり入ったり。 アイス、特に夏大人気。
夫はゴルフや釣り仲間のお土産にいつも買う。 夫の口ぐせ、喜ぶ顔が見たいんや。
授業中?まさか、高1の孫娘が「忘れてた!リクエスト!」と画像をいくつも送って来た。

なんだこりゃ、帰りは・・


苦笑いしながら晴天の帰り道、CDの続きを聴きながらのドライブ。

今日は、生地の買い付けが無いので、長女の車を借りた。 新しいし乗り心地がいい、CDが聞ける。
長女の嫁ぎ先のお父さんが昨年亡くなられた。 お母さんと遺品を整理する中に、天童よしみさんのCD特集が
立派な箱入りであって出来れば聴いてと持ち帰っていた。 9枚封を切って無い。 

中々聞く機会が無かったので、この時とばかりと持って来た。
1枚だけ入れたのは20年のお付き合い、ブルーグラス&カントリーシンガーの稲葉和裕さん。 
カントリーロードを聴きながら・・。 
夫がいるのに、歌と人柄に魅せられて追っかけをしていた。 ぞっこん参っていた、恥ずかしい。

稲葉和裕 Take Me Home, Country Roads 



夫は2人暮らしの頃数少ない音楽番組を見ている時、私が歌い始めると必ずチャンネルを変えた。
気分よく歌っているのにちょっと気が悪い。 私が用事していているとき、自分は口ずさむくせに。 
私は決して歌は上手くはないが、音痴ではない(と思っている) 逆らって歌うと「静かにせい」と言う。 

帰り道、「晴れていたら良かったのにね~コスモス」 何度言ったことか。
出発から「せっかくやからCD,帰るまでに全部聴こうよ」と言った。 段々それが叶いそうにないと感じたので
「1番だけにしよ」 ハンドルにのマークがついていて、運転しながら、曲を切り替えられる。

”天童よしみの世界”のCDは10枚あって、そのNO,9 だけがなかった。 
「その1枚でお父さんはカラオケでも覚えてたんやろうなぁ」しみじみと夫が言った。 なんだか・・。
長女夫婦の顔合わせで和歌山へ行った時、娘さんご夫婦の居酒屋さんで、互いの家族が顔合わせ。
我が家と同じご両親は同級生夫婦、そして子供さん3人ご夫婦のご家族、とても仲の良い和やかなファミリー^だった。 
お父さんは解禁になったら有田川で毎日鮎釣りをされていて、釣果が詳しく書いてあるノートを見せてくれた。

式の前に今度は有田川へ皆でお弁当持参で、鮎釣りやら・・、孫達も連れて。 それは楽しい交流だった。
そんな思い出、何度も鮎を頂いて塩焼きや飴炊きをした。 腰まで水につかり釣りをしていたお父さんのお陰、みんな。
グアムの挙式はお互いの家族全員で、アロハの挙式。 思い出の箱から次々と話題が出てきた。 良かった。
足りない1枚のCDが、お父さんの存在・・いなくなったことを偲ぶ。

NO,1は天童よしみの曲、2枚目は美空ひばり、後の7枚は他の演歌歌手の歌を歌っていた。 140曲くらい。
懐かしい曲ばかり、別れの一本杉、リンゴ村から、古城、北帰行・・まぁ一気に過去に舞い戻った。
そのうち、イントロが流れると「イントロドン!」と、曲の当てっこ。 静かに盛り上がる高齢者夫婦。
曲がかかっている時、私は歌を口ずさむ、昔の歌曲がかかれば歌う、良く覚えているものだ。
(あれ?)夫は曲を変えない! ずっと私に歌わせてくれている、そのうち夫も歌いだしていつの間にかハモっている
なんか私嬉しくて嬉しくて、ハモるなんて、私はなんだかご機嫌? だって初めて歌わせてくれているんだもの。
それは老いなのか、あきらめなのか、今更なのか。 優しさなのか弱くなったのか・。

山は所々色が変わりつつある。 「この辺は紅葉するで・・」前方を見ながら夫は言う。
年内にもう一度、来なければいけないと言う。 紅葉・・楽しみにしときや、そう言ってくれているのかなぁ。
晴れた空、素晴らしい歌唱力の天童さんの古き懐かしき歌で、亡き人を偲びながらの帰路は心地よかった。
大阪に入ると陽が沈みかけている。 さぁ、娘より帰るの早いかな、洗濯物早くとりこまなきゃ! 

一日は思わぬ事象で、色々と展開する事がら。 最後はいい一日やったね、そんな終わりになる気がする。
小さな幸せ・・それが集まって大きな幸せに。 
あいだみつをさんが「幸せは自分の心が決める」そう言っていた。 そう・・。 

「晴れていたらね・・」 苦笑いしながらの帰り道、これが今日の佳き佳き・・ではない?