日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 春 しまなみ帰省 2日目 *

2012年04月08日 | 風景・お出かけ

本当は、朝日を撮りたかった。 が、以前と違って義母の顔を見に、それとお世話してもらっている兄嫁さんを思うと気楽に写真は撮れなくなった。
社長さんご夫妻のお迎えの関係で、それまでスケジュールいっぱい。 兄夫婦と、畑へ行って安政柑や八朔、春菜をもらった。
この場所は、兄に母を頼んで、唯一お姉さんのストレス解消の場、自分が癒される場だと言われるが、分かるような気がする。



近くの同級生に会いに行った。 三脚を用意し天神さんで待っていてくれた。 お参りをして・・記念写真を。

夫と懐かしく思い出話に花が咲いて・・

昔話をしながら、カブトムシを捕りに行ったなどと、ずんずん歩いて行って姿が見えなくなった。

 あちこちで「ホーホケキョ」 鳥の声が聞こえるので木々を探すが見つからない!

4月に帰省出来て、ほんと桜を見ることが出来た幸運。

 夫たちが帰って来るまで・・

予定があるので別れ、実家に向けて走る。

瀬戸田地域は、シトラスパークで10時から”桜まつり” 事前に兄嫁さんが「午後に来られるのなら私は午前お手伝いに行きます」と電話をくれていた。
そう約束していたのに時間の都合で午後行けなくなり、実家に電話を入れ先に兄嫁さんに会いに行く。

それぞれの地域ではテントの中で食の模擬店で賑わっていた。  時間があるのなら、ゆっくり回って見たかった。
年2回のイベントだそうで。 同級生にも会った。  今年は特に大盛況だったようだ。

ここには800本の桜があるらしい。 まだこれからのもあれば、美しく満開近いのも。
瀬戸内海の穏やかな景色に、桜色は春爛漫美しく映えていた。  姉は四角屋根の”香りの館”にいた。 探すのに時間がかかった。

甥っ子次男家族が来ていた。 11月以来である。
あずきたっぷりのおぜんざいをいただいた。 桜茶と。 おぜんざいの中のお団子は、桜の型で抜いていた。 いいアイデア。 まねしようっと。
兄嫁さんは普段、ここでハーブの仲間と手作り小物を作っているそうで、色々ある中で可愛いもの入れを娘3人のと合わせてあるだけ4つ買った。 
もっと欲しかったが「また作りますよ」
夫が「1500円は高いやろ」 「いえ、このくらい頂かないと、採算が。 手間入りなんですから」と笑った。  それはそうだ。 売上に協力。
母のも沢山置いていた。 「買った方がいいかな?」 「みくさん、それは家にいっぱいあるし」 帰る度にもらっているので母のはパス。

兄嫁さんが用意してくれていたケーキと珈琲を甥っ子のお嫁さんが入れてくれた。 間もなく兄嫁さんが帰って来られた。
美味しいケーキをいただきながら、時間が気になり腰をあげた。 母も兄も元気そうなのでとりあえず顔を見て安心。
時間があればお墓参りもしたかったが出来なかった。 滞在30分くらいだったかなぁ。

元会社の先輩の家に寄り、お嫁さんが「あがってお茶を」 用意してくれたようだが、申し訳なかったが断った。
夫の実家の兄嫁さんが、大好物の海老のかき揚げをして待ってくれているので。 12時を過ぎていたので、義母はもうすませていた。
兄嫁さんのかき揚げは最高だ。  何よりも一番のご馳走、夫にも私にも。
帰る度に、お布団を干し、新しくシーツをかけ、本当にいつも心いっぱいのおもてなし。 そんなお陰で気持ち良く帰省出来る、実家も同様に。

2時に出発。 感謝この上ない。 義母をお願いしてそそくさと帰るのを、手を振って見送られる兄嫁さんに胸が詰まった。 
(お姉さんごめんなさい、お願いします)  今月結婚40周年、みんなで何しようねと話しているところだ。

2時40分、土生港で社長さんご夫妻と合流し、因島を後にした。 
しまなみ・・名残り惜しく、撮れてれいようがいまいが瀬戸の海の風景へシャッターを押す、帰る度にそれはいつも。

慌ただしい帰省ではあったが、それだけに中味の濃い時を過ごしたような気がする。 学ぶことも多かった。 
帰省のたびに母が言う。 「いい事は自分にプラスし、反省すべきは自分の中からマイナスに」 その事がらを心しようと思った。

お彼岸さんに帰省するつもりだったけど、こんな都合で4月になったが桜の季節、来て良かったなぁ。 

社長さんご夫妻と中々お会いしお話しをすることも最近は無かったので、とてもいい道中を過ごさせていただいた。
近くでありながら、初めて生名島や弓削島にも行けたし。  

帰省の途でいつも気持ち良くさせていただくのはSAの洗面所の生花。
広く掃除が行き届いていて、旅のいい気分をいっそう良くしてくれる。 誰もがそう思っているのではないかな。

工事渋滞とかあったが、神戸に着いたのが6時20分。 
神戸の夫人の家も近いので、帰りにおみやげを届けた。 夫は車で待っていたのですぐ帰りますと言ったが、色々と話を始められる。
親しい人が次々と亡くなられ気落ちしているところへ、良くお惣菜を持って来てくれる方が5月娘さんのいる東京へ行かれるとの事。
そんな寂しさを語り始めた。 自分の身体の事やら・・。 もっと聞いてあげたかったけど「土曜日に来ますから、ドライブしましょう」
後ろ髪惹かれる思いだった。 ベランダで手を振る夫人の黒いシルエットにまた胸が詰まる。

困った・・また1人夫人から去って行く。  (どないしよう・・)

家に着いたのが8時前。 気は重くなったが今回は何より、社長さんご夫妻がいいお茶会を過ごされ無事に送ってさしあげられたことが何よりで。
普段、何かとお世話になっているので(良かった・・) それに私たち夫婦はそんなにしゃべリ同士では無いので、会話の豊富なご夫妻、
楽しい道中を過ごさせて頂いた。

全てに感謝いっぱいの旅であった。 せっかく帰省しながら(電話しようかな) 友人に思いを馳せたのに、電話しなかったのが悔いだった。
長女が一緒だと殆ど運転してくれるので楽。 1人運転、往路コンビニで”メガシャキ”のお陰、今やこれは夫には手放せないドリンク。