” 花冷えです ”
この言葉は、桜の季節一生忘れられなくて、こんな桜の時期の肌寒い日は必ずの言葉が頭の中で勝手に文字を描いている。
結婚をした年の３月、住み込みをしていた京都のお医者さんを退職し、半年間寝屋川の産婦人科へ頼まれて住み込みで働いた。
所帯もちの美人看護婦さん２人と、仕事はとても充実して日々を過ごしていた。 一番年上の方が、旦那さんの実家へ行くことになり惜しまれながら退職された。
間もなくお礼の便りが届いて、院長先生がそれをみんなに見せてくれた。
「花冷えです。 宮津のやさしい吉野桜も見頃を迎えておりますが、その後皆さまにはお変わりございませんでしょうか」 そんな書き出しだった。
そのとき、”花冷えです” 初めに書かれたその言葉は、肌寒さの中で咲く清楚な吉野桜を連想させ想像の中で美しく言葉と重なり感動を覚えたのだった。
なんて女性らしい・・・明るくて美しいその方の笑顔が、未だにはっきりと思いだされる。
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昨日の暴風雨が嘘のように静かな朝だった。
大阪プールの前の植え込みには、今雪柳が溢れんばかりに咲いている。 白いその小さき花の集まりは本当に雪・・
今日はかんたの３歳の誕生日である。 右端のデジブックはかんたが生まれまだ病院にいた時に撮った写真だけど、満開の桜だった。
自由登園なので今日は次女も孫たちもお休み。 長女と少しの時間USJへ行った。 みんなにおめでとうを言われ、照れているかんた。
１１日はひろとが６歳の誕生日を迎える。
土、日は帰省するので、１５日長女夫婦は香港だが、孫２人の誕生お花見会を予定している。 春、２人が年長さん、かんたも進級、ゆいちゃん入園。
ゆいちゃんは昨日今日と２時間ほどのならし保育、長女たちが１１時に迎えに行ってくれて４時まで私と我が家で過ごした。
今朝保育園へ送って行った時、少しめそめそしたようだ。 お昼寝の途中、目が覚めて泣いた、珍しく。
今までの１年間我が家での過ごし方からすれば大きな変化、幼いなりに何か感じているだろう。 孫たち４人、元気にステップアップ。
バラ科、雪柳の花言葉を調べてみた。
【愛嬌、愛らしさ、懸命、静かな思い】 微笑ましい孫たちの笑顔が、花の中に見える。
