日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 62歳、2日目・・ *

2011年12月07日 | 雑感

故里の親しい同級生、T美から朝電話が入った。
「おめでとうさん、今日やね」 「何言ってんのよ、昨日やわ、忘れたん?!」 「悪い悪い、6か7かどっちじゃったかなって」
「あほかい、6日じゃ」 「そうじゃったん、ごめん!」 「ええよ、別に忘れとっても」 2人で大笑い。
「誰よりもあんたからは一番に電話があると思うとったのに~」 「ごめんごめん」 またまた大笑い。
「みかん、まだ集まって無いんよ」 「ええよ別に、誕生日じゃ言うて実家から兄貴が送ってくれたし」
「そりゃぁええことじゃ」 「そう言えば誕生日に送るわって言ってたよね」 勤労感謝の彼女の誕生日、バースデーカードの
お礼の電話で。 「いらんよ、ようけあるしええよ」 憎まれ口言っても笑いあえる私たちじゃけん。

栄養士をリタイヤ後、早朝からご主人と新聞配達してるし、高齢のお母さんの介護しているんだもの。 
この辺だったと思い出してくれるだけで充分。 それより、早朝暗闇の中、美しい降るような星座に感激と言うあなたが嬉しいよ。

彼女がいつもそばにいるので、そそうなどするお母さん(実の)では無かったと言う。 
もう1人の友と3人で旅行をと言っていたが、その彼女も両親や義母さんの介護の日々、新聞さえ読む間が無いらしい。 
一度有馬、京都へ行ったっきり、T美ももう当分旅行は無理やねと言った。 一度の旅、夜通し語り明かし泣いたり笑ったり。
思えばあの時良く行ったものだ。 いい思い出になったし、またいつか3人で行ける時が来るのを祈りとしよう。

先達てT美は「行ってもいいよ」とお母さんが言ってくれたので、友達と京都へ行ったそうだ。 
夕方急いで帰ったけどお母さんが着替えてあった。 そそうしたので旦那さん(ひとつ下の)が義母さんをお風呂場で洗い、
着替えさせてくれて、洗濯までしてくれていたそうだ。  普段はそんな母では無かったのにと、少しショックを受けたようだった。
(もう何処へも出かけられない、行かないでおこう)そう思ったそうだ。 

今はこのような話は多い。 人ごとではない。 いつ何時どちらかが・・と言う事もあるし、近所にもお年寄りの方はいる。
神戸の夫人の事だって私はきっと足を運ぶようになるであろう。
来春ゆいちゃんが園に入れたら、介護の勉強をしようかと最近思うようになった私である。