鹿児島生まれの愛ちゃん、帰省は年に2度。 1月帰省しなかったのでお父さんは久しぶりです。
私と一緒で飛行機が苦手なお父さんには、ほんと嬉しい鹿児島から新幹線での来阪です。
どんなにか孫に会いたかった事でしょう。 しかし昔と違い今はブログを見ておられるので
ひろとやゆいちゃんの成長、日頃の様子が見えるので寂しさは少しはましかなと思います。
ブログでいつも会っているような錯覚でしょうが、やっぱり生ゆいちゃんを抱っこ出来るのは格別でしょう。
大好きなお酒をひろとについでもらって嬉しそう。 お父さんが釣った魚をおろして冷凍にし持参、愛ちゃんが料理。
長女と愛ちゃんで新大阪へ迎えに行った時、大きなお父さんの旅行鞄がすごく重かったそうです。
中身は、丹精のお野菜や海苔や・・重いほどにぎっしりと詰められたそれら・・親ならばこそです。
詰められたのはお母さんでしょうか、どこでもそうでしょうが娘を思う気持ちに胸がいっぱいになりました。
お父さんが来られると聞いた時、すぐさま「よっしゃ、行ってお父さんと飲もう!」喜び勇んでいた夫。
「せっかく久しぶりに娘や孫に会うんだし、翌日は東京へ向かうんだし正直お邪魔よ」私と次女はそう言いました。
それでも「自分は行くんだ」と持参の焼酎を決めていました。 電話だけでやめといた方がと少々もめました。
愛ちゃんがお父さんに電話をしてくれたんです。 お父さんは快く「久しぶりだし会いたい」と言ってくれました。
焼酎と料理を少し持参し、せいぜい8時までよと念を押しタクシーでマンションへ。
色々と趣味多彩なお父さん、先達ては船のオーナーさんになられたそうで名前は「ゆい丸」だそうです、微笑ましい。
せっかくの来阪ですが雨、出向く訳にも行かず温泉は・・と時間をもてあましておられたそうです。
夫と船の話を始めたらもう止まりません。 夫も趣味の多い人ですがお父さんは「趣味が多くて時間が足りない」
好奇心旺盛なお父さん、いい人生いい時間を過ごしておられます。 こんなんって最高ですよね。
先日も「主人がTVしか見ない人でずっと家にいる」と、ぼやいていた知人、それも人生ですがそれに比べて
お父さんの日々、365日はどんなに楽しいでしょうか。 定年まで一生懸命に働いて来られたのですから。
人生を楽しむその意気にすっかり感化されました。 いえ、夫だって結構楽しんでいますけれど。
次女夫婦が迎えに来てくれたので8時過ぎお開きにしましたが、2人とも黙っていたらきっと話はつきない。
夫は「お父さんだって話もお酒ももっといけたはずやで」ちょっと不足そうでした。
いい夜でした。 結婚式でなかったらいつまでも話させてあげたかったんですけれど。
息子のお嫁さんのお父さんとお酒を酌み交わす、挙式がハワイで互いの家族と一緒に過ごした4日間、
そんな親しさでスタートした息子たちの結婚生活、その後も親しくおつきあいできて本当に最高の事がらです。
お父さんが会話の中で「愛はほんとにいいいよね、みんながそばにいてくれて幸せよね」何度も言われたんです。
それは親として一番安心・・そんな言葉に聞こえました。
楽しい楽しい夜でした。 鹿児島からの途中下車大歓待です。