日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 中秋の名月・・ *

2008年09月14日 | 雑感

    『 月月に  月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月 』

    小学校の時、先生が得意げにこんな語呂合わせのような句を読んでくれたのをこの時期必ず思い出す。
    『中秋の名月』 旧暦の8月15日、お団子などを飾って月を観賞する。 

    娘がお団子作ろうと言うから今年は。 なつめと作りたいねんと言う。
    母がと言うより昔の親は皆そうだったと思うけれど、季節の行事に関ることや
    食に関しても
    必ずこなしていたし、作ってくれていた。
    昔は、服や着物や編み物、おやつまで母は手づくりで作ってくれた。 子供心に自慢だった。
    結婚して私も母のようには行かないまでも、見よう見真似で行事事をずっとやってきた。  
    子供たちと一緒になって、楽しんでやっていたように思う。
    娘が二人いるので、よけいに見せておかなければと言う思いもあったから。
    
    今もみんなで色々な行事事楽しみながら、その度にそれぞれの家庭でまたみんなが揃って、
    顔を合わせる、心を通わせてそんな事を大切に感じながらやっている。

    今敢えて、何々の日と設けて祝ったり楽しんだりしているが、それも大切なことだと思う。
    集まる、和する・・そんなところには必ず笑顔があるはず。 笑顔は家庭の繁栄。

    娘はなつめと夫の卓球を見ての帰り、お団子の粉を買って来た。
    お団子も買ってよし、作ってよし・・行事を楽しむことは家族の心の潤滑油。
    もどかしいけれど、なつめにも参加させて作るお団子、その様子を見ながら 
    親から子へ、子から孫へ・・そしてそのまた子供へ、行事は心の継承でもあるなあと思った。
    でたでたちゅきが~ まありいまありい まんまりい ぼんのようなちゅきが、歌いながら練る。

 
    せっかくだから、餡をのせたり、みたらし団子にも。
    野球の練習帰りの展君、みたらし団子大好物で早速つまんで 「うまい! 俺の好きなたれの味や!」
    嬉しそうな娘の顔、ちらり。

    区民センターでの”コミニュティ卓球大会”港区内の11地域、娘は久しぶりでなつめと観戦に。
    手術後初めての大会参加。 団体戦だが夫は準決勝で負けて4回やって3勝1敗、第3位。 
    復活、いつもながら目指す夫には感服、お疲れ~。 写真手前はがんばる夫。
    昔、港区民大会で連覇優勝の頃は子供も小さく良く見に行っていた。 はらはらするがまた見て見たい。
    その夫がみんなで一杯やって帰宅、みたらし団子にくいつき 「こんなもんやで」

    部屋の窓から満月が見える。 11時も過ぎて三脚を立てて・・
    展君が突然起きてきて 「母さん、チエが窓に怪しい光が!って。  月・・ですよね・・」
    明日は展君、社運のかかった野球大会、2日目・・社員家族総出で応援だそうだ。
    夕方に輪をかいていたお月さまも、くっきりすっきり・・明日お天気でありますように・・
    銘々で眺めた月、それぞれの思いや祈りをこめながら・・きっと。


    先日奈良へ行ったときとってきたら良かった・・すすき、買うこともないか・・一昨年書いた色紙で代用。