男子水泳100m平泳ぎで、北島康介選手が金メダルをとった、それも世界新記録で。
その直後のインタビューで、バスタオルに顔を埋めて泣いていた。 もらい泣きした。
いつもはっきり話す彼だけに、その姿はより人々に感動を与えた。
何も言葉がでないと言った彼の姿涙に、測り知れない4年間の苦労や努力をいっそう感じさせた。
答えるまでの男泣きしていたその間(ま)が、彼の好感度をよけいにアップさせたと思う。
間・・ブログを書く上でも間と言うのは大事で、行間あけることも大切な味だと思っている。
間・・普段の生活の中でも往々にして、間の大事を痛感する。
私は一番身近で親しい夫や子供たちと話していて意見が異なるとき、間をおいて考えて見るより、
感情が先走って、ものを言う時がある。 言っては(あ~失敗!)なんて、反省しているのだけれど。
年を重ねるとともにやさしくなった夫に対し、私は反比例怒りっぽくなっているのではなかろうか。
母に言われそうだ、「あんたはいつまでたっても成長がないね」と。
今日は実家の父の祥月命日、還暦も待たず逝った。 私は幸せにも来年迎えることになる。
私、まだまだこれから人生楽しもうと思っているのに、父はそんな大切な味・・間(ま)を持たなかった。