日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 結婚式前日 田舎に帰る・・ *

2008年08月23日 | 風景・お出かけ

 

   午前8時半、日曜甥っ子の結婚式へ出席する為に大阪を出発。 私たち夫婦、長女、次女、なつめの5人。
   長女運転。 セイ君は仕事の為午後新幹線で追っかける事になっている。
   この時期道路はすいているものの、途中で前が見えにくいくらいな土砂降り運転も慎重である。

   グレーな空でも、みかんの畑、橋、海、造船所のクレーン・・この4拍子揃った景色を見ると安堵を覚える。
   無事に帰って来れたと言う安心感。


   6月の実家の長男の結婚式の時、初めて寄った因島の広島風お好み焼き”みかんの花”へ着いたのは12時。

   ブログのお友だち”原ちゃん”が、このお店をあがったところなのにって言って下さっていたので、
   因島高校跡を見がてら、原ちゃんにも会いたし、夫も快くOKしてくれていたのでそのつもりもあった。

   出発前開いたメールにご親切にも、電話番号と目印を書いて下さっていたので 紙に走り書きしていた。
   因島高校は夫の卓球の試合や、生徒会の招待で文化祭や体育祭などで何度か来てはいたが、
   新しく広い道路、高校は撤去だし、何しろ40年もの空間のわずかな記憶は何の役にもたたず、電話をかけた。
   道が完全に違っていて、暑いのに自転車で私たちの車の所まで来て下さった。

   「冷房も入れてきましたし、珈琲でも・・」 少しでもお話したいけれど、夫の実家から待っていると電話もあり、
   セイ君の到着も早くなりで申し訳なくもお断りをし、変わりに車の中にいる家族を紹介させていただいた。
   ブログで会話しているだけなのに昔からの友だちのように気さくに話せるから不思議である。
   理知的でかつてはミス因島? まるで恩師に会ったようで想像通りの方だった。
   後ろ髪ひかれる思いで・・とはこの事。

   夫の実家では弟夫婦も来てくれていて義母、兄夫婦姪っ子・・歓迎の賑やかなひと時を過ごす。
   中でもなつめが話が出来て歌って踊って・・中心になり、みんなが湧いた。
   わずか1時間半の滞在、なのにまたお土産までいただいて本当に申し訳ない。
   義父のお墓参りをし、新幹線で追ってきたセイ君を迎えに瀬戸田港へ。 
   土産売りの通りはとっくに寂れてはいるが、港も昔とそう変わらず寂れても仕方ないとも思えた。


   
   高根島にかかるオレンジ橋の見える風景が、私は大好きだ。

 

島出身の平山郁夫画伯が書いた絵の石碑と、その絵の場所

   青空、瀬戸内海の景色をカメラにと期待して高速艇で帰ったセイ君だったが、本日はあいにく、
   写真にはいただけないほどの、灰色の空。

   実家の夜はバーベキュー、因島の妹夫婦も加わり賑やかな夕げ、兄や母が花火も準備してくれていた。
   ここでも同じくなつめは中心的存在で、ちやほやされるし終始ハイテンション。
   結婚式当の二人の住まいは本土、挙式の実感が湧かないと兄嫁さんが言う。
   
   今夏の暑さに閉口している母だが、二人目の孫の挙式が終るまではと気丈にがんばっているようだ。
   実家の空気が今までと大きく変わった。 それは6月に結婚した長男のお嫁さんが同居している事。
   気さくでさすが看護師さん、義姉の動きを良くみていて気がつき動いている。
   男の子二人の実家に、花が咲いたようだ。 兄がいつもより以上に顔がほころんでいるし、
   年明けの2月初孫誕生の予定で「予行練習じゃ」と言って良くなつめの相手をしてくれている。
   二人のお嫁さん、2月の初孫を待ちながらの、いっそう明るく賑やかな実家である。