これ、自分に子供が居て身につまされない人なんているんだろうか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
私はまだ顔も見ていないのにお腹に居るだけで、
いやむしろお腹に居て
一緒にこの時間を共有したからこそなのか
視界がにじんで仕方ありませんでした。
ご覧になっていなくても
今年のカンヌ国際映画祭を賑わせたので
何となくだけは知っている方も多いのではないでしょうか、
"子供の取り違え"の話。
そして父になる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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世界に通用するイケメン
福山 雅治さんが主演である事も話題ですが、
子供を取り違えられた主人公だけになかり抑えた演技で、
バラエティ等で見るお茶目な笑顔はなし。
むしろ笑顔なら、私はリリーさんにやられましたよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
監督は誰も知らない(04)や歩いても 歩いても(08)の
是枝 裕和さんで、見事審査員賞を受賞しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
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大手建設会社に勤める野々宮 良多(福山 雅治)は
妻みどり(尾野 真千子)と息子慶多(二宮 慶多)と
都心の高級マンションに3人暮らし。
仕事が忙しくあまり息子に構ってやれないものの、
躾は厳しくし、私立のお受験に合格した年。
みどりが里帰り出産した群馬県の病院から1本の電話が掛かってきて、
改めて話を訊きに行くと、
何と6歳になる慶多が取り違えられていたと言うのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
動揺を隠せない中、それでもこのままにしている訳にはいかず、
相手の家族、
つまり本当の血のつながった息子と会う事に…
本当の息子は斎木 琉晴(黄升)と言い、
群馬県で町の電気屋さんを営む
雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木 よう子)に
長男として育てられていました。
3人兄妹というのもあってか、家族は賑やかで
琉晴は行儀が良いというよりも元気一杯で
ストローは噛む、箸は持てないと
躾も良多が考えるのとは程遠いものでした。
それでも血がつながっているのは琉晴。
徐々に会う機会を増やし、
最終的にはどちらの子を育てるかを選ばなければならず…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
果たして最終的に選択するのは
共に過ごした時間か、それとも血か![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
究極の選択を迫られる
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した家族の物語です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
この映画が"取り違え"の話だと知って
ずっと気になっていたのは「何故、起きたのか
」
ベビーブーム期ならまだしも、
現在の様な少子化状態で起きるものなのか引っ掛かっていました。
けれど観て納得。
ミスではなくわざとやったのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
ひょえ~~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
それで振り回される家族はたまったものじゃないけど
何故やったのかは各々にご覧になってもうらうとして
これですんなりと大きな問題提起に参加する事ができました。
その問題とは
"6年間育てた子供と実の子供のどちらを取るのか
"
私はね~、きっと育てた子供を選ぶんじゃないかと思います。
まあ、もちろん想像上の話で
本当にこんな事が起きたらきっと耐えられないでしょうが
ゆかりの言葉がすごく印象的だったんです。
これからますます自分に似なくなる、
よその子に愛情を持って育てられるのかと良多に尋ねられ、
「当たり前じゃない。
"血"だなんだって騒ぐのは子供と繋がっている実感がない
父親の話だけよ。」と。
なるほどね~、そうなのかもしれない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_eye.gif)
私はまだ顔も見ていない、話もできない
この世に生も受けていないたった数ヶ月お腹の中にいるだけのこの子でも
繋がっている気がするんです。
だから産んだのなら尚更。
世話をした時間、過ごした時間が多ければ多いだけ絆が生まれて
その子を手放すなんてできないんじゃないでしょうか。
もちろん母親だからとか父親だからとかじゃなくて
一緒に過ごしたら過ごした分思うのかもしれない。
そういう意味では良多がほとんど息子と一緒に居なくて
あまり優秀でなく自分に似ていないと感じた我が子より
実の息子を選ぼうとした理由が妙に納得できる気がします。
それに対し、雄大はいいお父さんだったな~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
と言うのかリリー・フランキーさんが素晴らしい人間力を持っているんでしょうね。
ショッピングセンターの遊技場で
子供と一緒に転がっている姿や
お風呂で「ここ押してみな」って胸を押させ、
ぴゅーって口から水を出して顔にかけるシーンなんて抜群にイイ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
大の大人なのに声を上げて笑っちゃったもん。
これは演技でできるもんじゃないね、
「父親かて代えのきかない仕事だ。」と本当に思っている人の行動でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0150.gif)
そんな訳で個人的には納得のいくラストになりましたが
あなたはどんな風にご覧になったのでしょうか。
是非子供のいらっしゃる先輩お父さん、お母さんのご意見もお聞かせくださいねっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
にほんブログ村 リリーさん、最高だったというあなたはクリック![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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私はまだ顔も見ていないのにお腹に居るだけで、
いやむしろお腹に居て
一緒にこの時間を共有したからこそなのか
視界がにじんで仕方ありませんでした。
ご覧になっていなくても
今年のカンヌ国際映画祭を賑わせたので
何となくだけは知っている方も多いのではないでしょうか、
"子供の取り違え"の話。
そして父になる
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世界に通用するイケメン
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子供を取り違えられた主人公だけになかり抑えた演技で、
バラエティ等で見るお茶目な笑顔はなし。
むしろ笑顔なら、私はリリーさんにやられましたよ
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監督は誰も知らない(04)や歩いても 歩いても(08)の
是枝 裕和さんで、見事審査員賞を受賞しました
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妻みどり(尾野 真千子)と息子慶多(二宮 慶多)と
都心の高級マンションに3人暮らし。
仕事が忙しくあまり息子に構ってやれないものの、
躾は厳しくし、私立のお受験に合格した年。
みどりが里帰り出産した群馬県の病院から1本の電話が掛かってきて、
改めて話を訊きに行くと、
何と6歳になる慶多が取り違えられていたと言うのです
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動揺を隠せない中、それでもこのままにしている訳にはいかず、
相手の家族、
つまり本当の血のつながった息子と会う事に…
本当の息子は斎木 琉晴(黄升)と言い、
群馬県で町の電気屋さんを営む
雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木 よう子)に
長男として育てられていました。
3人兄妹というのもあってか、家族は賑やかで
琉晴は行儀が良いというよりも元気一杯で
ストローは噛む、箸は持てないと
躾も良多が考えるのとは程遠いものでした。
それでも血がつながっているのは琉晴。
徐々に会う機会を増やし、
最終的にはどちらの子を育てるかを選ばなければならず…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
果たして最終的に選択するのは
共に過ごした時間か、それとも血か
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究極の選択を迫られる
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した家族の物語です
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この映画が"取り違え"の話だと知って
ずっと気になっていたのは「何故、起きたのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
ベビーブーム期ならまだしも、
現在の様な少子化状態で起きるものなのか引っ掛かっていました。
けれど観て納得。
ミスではなくわざとやったのです
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ひょえ~~
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それで振り回される家族はたまったものじゃないけど
何故やったのかは各々にご覧になってもうらうとして
これですんなりと大きな問題提起に参加する事ができました。
その問題とは
"6年間育てた子供と実の子供のどちらを取るのか
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私はね~、きっと育てた子供を選ぶんじゃないかと思います。
まあ、もちろん想像上の話で
本当にこんな事が起きたらきっと耐えられないでしょうが
ゆかりの言葉がすごく印象的だったんです。
これからますます自分に似なくなる、
よその子に愛情を持って育てられるのかと良多に尋ねられ、
「当たり前じゃない。
"血"だなんだって騒ぐのは子供と繋がっている実感がない
父親の話だけよ。」と。
なるほどね~、そうなのかもしれない
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私はまだ顔も見ていない、話もできない
この世に生も受けていないたった数ヶ月お腹の中にいるだけのこの子でも
繋がっている気がするんです。
だから産んだのなら尚更。
世話をした時間、過ごした時間が多ければ多いだけ絆が生まれて
その子を手放すなんてできないんじゃないでしょうか。
もちろん母親だからとか父親だからとかじゃなくて
一緒に過ごしたら過ごした分思うのかもしれない。
そういう意味では良多がほとんど息子と一緒に居なくて
あまり優秀でなく自分に似ていないと感じた我が子より
実の息子を選ぼうとした理由が妙に納得できる気がします。
それに対し、雄大はいいお父さんだったな~
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と言うのかリリー・フランキーさんが素晴らしい人間力を持っているんでしょうね。
ショッピングセンターの遊技場で
子供と一緒に転がっている姿や
お風呂で「ここ押してみな」って胸を押させ、
ぴゅーって口から水を出して顔にかけるシーンなんて抜群にイイ
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大の大人なのに声を上げて笑っちゃったもん。
これは演技でできるもんじゃないね、
「父親かて代えのきかない仕事だ。」と本当に思っている人の行動でした
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そんな訳で個人的には納得のいくラストになりましたが
あなたはどんな風にご覧になったのでしょうか。
是非子供のいらっしゃる先輩お父さん、お母さんのご意見もお聞かせくださいねっ
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